子供の治療と副作用
何度か質問させていただいております。本当にありがとうございます。
現在、2歳の子供がガンで闘病中です。付き添いをしております、母です。
先日、現在の治療では子供の病気が治せない(寧ろ進行している)ことが分かり、近々転院をして移植などの治療することになっています。
昨年4月より抗がん剤で治療しており、子供にこれ以上負担をかけるのは可哀想ですが、まだ諦められません。
一方、移植に当たって、
①移植そのもので1割強の割合で命を落とす可能性があること。
②移植の前の処置の1つに放射線治療があり、私の子供の年齢では放射線治療にて知的レベルを落とすことがほぼ確実なこと。子供の病状を考えるとこれが必要なこと。
について、本当に悩んでいます。
①については、結果は神様なり仏様なり運命のみの知るところであり、未治療であれば恐らく厳しい予後ですので、移植する覚悟が決まってきました。
②についてが中々受け入れが出来ず、悩んでいます。
本当に、私達の手で、治療を選択して良いのか。子供にハンディキャップを負わせるだけではないか。しかし、治療しなければ恐らく再発確実だろう。助けてやりたい。でも、現在言葉を覚え、感情を覚え、どんどん賢くなっている子供を今後見られなくなるかも知れないのだ。
(※知的レベルの落ち方には個人差があるので、どの程度かは解りません。日常生活は出来る場合が多いとのことです。ただ、私が悲観してしまいます)
2つとも、家族と何度も話をして、決めたことです。でも、家族も皆心が揺れていて、時々折れそうです。
子供のために何が出来るでしょうか。
どうしたら自分達の方針に納得できるでしょうか。
油断すると涙がこぼれます。
何か、考え方を教えていただけると助かります。
息子が大好きです。まだ諦められません。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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知的レベルに影響が出ることを、決して絶望視しないで。
そうね。難しい選択よね。
親だもの、子どもの将来を願わない人なんていないものね。治療だとはいえ、子どもの可能性を奪うのではないかと、不安で堪らないわよね。
歳を重ねることが出来るのなら、
私たちは、人生の中で、いろんなことを知り得ていくことが出来るわ。環境や人の出会いから、学ぶことも多い。その人をサポートする制度や団体もある。人は、いろんなものの助けの中で生きていますよ。
知的レベルに影響が出ることを、決して絶望視しないで。
命を繋げることが出来れば。
これからも、あの子の笑顔に。
会いたいものね。
日々お子さんも頑張ってますよ。
以前にもお話をさせて頂いた者です。
お子さんの看病看護お疲れ様です。24時間休む間もなく付き添われてのこと、我が子ながら当然のこととしても大変なことだとお察し申し上げます。
治療の方法には、いつくもの選択肢や課題があります。すべては回復を願うためのことでありますから、医師も努力をしていると思います。
さて、お悩みの②の件ですが、私も放射線治療を受けていましたが、痛みはありません。ただ軽い日焼けの状態にはなりました。今回は、そのことで知的レベルが下がるとのことで、どのような状況なのか理解していないので分かりませんが、医師は最低、最悪の状況結果を説明します。それは中途半端な事や、後に問われた時困るからで、そのような説明かと思います。私も家族もそのことで随分、心配と不安がありましたが、それは仕方ないことです。
今回、お子さんとの尊きご縁を持って親子となりました。その中で、数々の試練をお互いに経験しています。多くの人は変わってあげたいと思う人もいるかもしれませんが、でも、ワタシ2さん以外にはできないこともあるのです。少々、冷たく厳しい言い方かもしれませんが、その経験を通じて何かを知る必要があるのかもしれません。
いつでも私たちは応援していますので、苦しい時、悲しい時はコメントしてください。
質問者からのお礼
毎回、丁寧なお話、ありがとうございます。
決して絶望だけではないのだと思いますが、本当にこれで良いのか不安だらけで、誰かに話さずにはいられない時があります。
そして、確かに、息子の母は私しかいません。私が頑張らねば、とは思うのですが‥中々苦しい日があります。
息子の生命力を信じて、1日いちにち過ごしていきたいです。