母の自死との向き合い方
昨年末、母が自死しました。
それ以来、何度も般若心経を読み、母の死を受け入れ納得し、苦しみから少し楽になり始めました。
でも、母の自死を予期もせず防止も出来なかった自分を許すことができません。もっと苦しまなければならないと思い、母と最後に会った日に喧嘩してしまった悔しい思い出を思い出し、悔やんでいます。
苦しみから逃れたい自分と苦しまなければならない自分が同居していて、どうして良いか分かりません。
私は自分を許しても良いのでしょうか?
私は何をすれば、許されるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
霊魂はあなたの心の中にあるとおもいます
初めまして、お早う御座います。
生きとしいきるもの全ては、死んだら終わりではないと思います。生前愛したものや人の心の中に入って共に歩んで行くのではないでしょうか?それは、お四国のお遍路さまのように、弘法大師さまと同行二人(どうぎょうににん)と一緒です。人生と言う冒険旅行を共に歩んでくれます。
様々な命と私たちの身体は繋がっています。友人、何代も繋がるご先祖さま、父母の思いや願いが込められています。
私たちは、過去でもなく、明日でもない、この瞬間の今を生きているのです。必ず生きる全てが通る道、死・・それを頭では理解していても、何か解せない事もあると思います。すぐに受け入れられる事でなく、悲しみから抜け出せなくって当然です。
悲しい時には愛する人を思い切り泣いて、命の時間を過ごしてください。
思い切り泣いて愛する人を思い過ごしたら、笑顔になってください。この世とは此岸(しがん)と言います。あの世は彼岸(ひがん)と言って、彼岸にいる方々は此岸に残る家族や友人、愛する人の悲しむ姿を望んではいないのです。笑顔で過ごす事を望んでいます。お母さまは純粋な祈りであなたに何も悪いと思っていないよ!仕合せになって!と見守ってくれています。
それが何よりの供養です。いつか、苦しみが想い出に変わっても心のアルバムに刻んである出来事をたまに開いて思い出したり、ふと・・想い手を合わせれば、彼岸に居るご先祖さまも友人もスッと側に来て、その祈る姿に微笑んでくれます。
残された私たちの出来るご供養は、純粋な祈りと笑顔です。
出来なかったこと・・孫の成長や愛する人と過ごすこと、おいしい食べ物を食べたり、旅行をすることなど・・・あなたらしく今を過ごして、心のアルバムに沢山、想い出を刻みいつか、彼岸に行った時に愛する人や家族に・・こんなに孫は大きくなったよ!あのお店の料理は変わらず美味しいいよ!行きたいって言っていた場所に旅行行って素晴らしかったよ!と想い出のアルバムを開いて伝えてください。
心からお母さまのために・・・
南無大師遍照金剛
合掌。
あなたらしく希望ある冒険旅行と言う人生を仕合せに歩めますように。
お母様はあなたを許して下さるでしょう
拝読させて頂きました。
お母さまがお亡くなりになりあなたは深く後悔なさっていらっしゃるのでしょう、そして深い喪失感や悲しみに包まれているのでしょう。あなたのその思いを全てはわかりませんけれどもあなたのそのお気持ちをこころよりお察しします。
お母様が何ゆえに自らの命を絶ってしまったのかはわかりませんけれども、お母さまにとっては本当に耐えがたい思いをなさっておられたのでしょう、生きることさえ辛く苦しい思いをなさっていらしたのでしょう。
お母様が仏様のお導きを受けて仏様のもとにて一切の苦しみや不安から救われて心穏やかになります様に切に仏様にお願いさせて頂きこころよりご供養申し上げます。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お母様は必ず仏様のもとに導かれ一切の迷い悩み苦しみから救われてこころから安心なさって下さいます。親しい方々やご先祖様方に優しく迎えて頂いてこころから安らかになりご成仏なさるでしょう。そしてこれからもあなたをいつもいつも見守っていて下さいます。
あなたのその後悔や悲しみ苦しみはなかなか消えないかもしれません。どうかこれからもお母様にお向き合いなさり真心こめてご供養なさって下さいね。仏様へお母様を不安や苦しみからお救い頂いてこころから安らかにお導き下さいとお願いなさって下さい。あなたの思いは必ず仏様やお母様に届くでしょう、そしてあなたの思いを優しく受け止めて下さるでしょう。
きっとお母様はあなたを許して下さるでしょうし、あなたを優しく労わって下さいます。
あなたとお母様とのご縁はこれからもずっと続いて参ります。いついかなる時でもあなたはお母様に守られているのです。ふとした瞬間にお母様の様々な思い出や面影が浮かんでくるでしょう、また夢の中でもお母様にお会いすることもあるでしょう、そんな時にはあなたの素直なお気持ちをお母様にありのままお伝えなさって下さいね。
お母様はあなたをこれからもずっと愛してくださいます、そしてあなたを優しく、見守っていますからね。
宜しければあなたのお気持ちをこの場所でもお話しなさって下さいね。あなたをお待ちしてますね。
本当にお辛いことと思います。
質問者からのお礼
お礼が遅くなりました。ありがとうございます。母について考えることが増えました。母の優しさ、愛してくれたこと、怒られたことなど、思い出がたくさんあります。母も幸せを願ってくれていると思います。母の自死を受け入れて、苦しみから解放されました。重ねてになりますが、ありがとうございます。