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どうしたら受け入れられるでしょうか?

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有り難し有り難し 10

最愛の妻を亡くして3ヶ月になろうとしています。
毎日、妻を想い、後悔し、苦しいです。
どうしたら、死を受け入れられ、前に進めるでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

香華灯燭茶菓飲食(こうげとうしょくさかおんじき)

 亡き人のために何が出来るか? まずそのことを考えて、一つ一つ心を込めて実践していくことです。その実践していく過程で、亡き奥様との思い出を振り返り、思い出をかみしめていきましょう。

 香華灯燭茶菓飲食とは供養の法要をする時に準備し、お供えするものです。
香 - お線香を供えたり、抹香を焚いたりすることです。
華 - お花を供えることです。
灯燭ー 御燈明。ローソクの灯をともすことです。
茶 ー お茶
菓 - お菓子
飲食ー ご飯、味噌汁、おかず

こういうお供えに関しては、どの宗派も共通しております。(細かい作法で、宗派によってことなる部分はあります。)既に奥様のために線香や花を手向けておられるとは思います。従来に増して、日々香華灯燭茶菓飲食を心を込めてお供えしてあげて下さい。このように形を整えることを通して、清心宗和さまの真心は亡き奥様に届けられると思います。日々霊前に供物をささげ続けることも、立派な修行です。尊い修行です。可能な範囲でお供えに努めて下さい。

 大切な方を亡くされた時、よく「時が解決してくれる」と言われる方が居られます。この言葉は決して間違いでは有りません。しかし、何もしないままに時が経過しても、悲嘆も喪失感も乗り越えることは難しいことです。亡き奥様のために、心込めて香華灯燭茶菓飲食を供えてあげて下さい。
 また、短いお経でいいですから、奥様のために唱えてあげて下さい。今までお経をよんだことが無ければ、この機会に菩提寺様に「亡き妻のためにお経を唱えたいと思います。どのお経をどういうふうにお唱えすれば宜しいか教えて下さい。」とお願いすれば、教えて下さいますよ。
 今までも奥様のためにお線香を手向けて来られたと思いますが、更にお供えの行、読経という行を勤めてみて下さい。

 これらの行を勤めても、納得出来ない時は再度ご質問ください。

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 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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質問者からのお礼

ありがとうございました。実践してみます。

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