指輪と夫
私は既婚で子供もおります。
夫が浮気した訳ではないのですが夫婦の信頼にヒビが入り、ずっと悩み許せない事が有りまして助言して頂けたら嬉しいです。
発端は去年春先、夫の携帯の機種変更からスマホに変えまして初LINEが出来るようになりました。そうしましたら以前友達以上に好意のあった女性と久しぶりにLINEをする様になり、私に隠れて会おうとしていました。 何故それが分かったかと申しますと、たまたま机上に無造作に置いてあった夫の携帯が私の手に当たり落下して、その女性とのLINEやり取りしていた?開きっぱなしであった為発覚致しました。
綴ってあった二人の会話にショックを受け、相手は「指輪が欲しい」「会いたい会いたい」の連呼、夫は「指輪いいよ」「一生ものになるかも」等、綴られて有り...しかも仕事時間に朝から晩までぎっしり恋人の様なLINEでした。
私の性質から、普段から気にするタイプなので優しい温厚な夫は、声に出して会って良いか?
って言えなかったのでしょう。
でも、懐かしく久しぶりに会うのは納得出来るのですが、会うだけなのに何故そこに指輪が必要なのか、何故その女性の誕生日に合わせて会おうとするのか?...ショックで悲しくて傷付きました。 なので妻の権利として訊きました、「好きになりそう、指輪が欲しい」という綴りを相手女性に問い、相手女性は冗談よ...と言って来ました。
夫は、始終黙り焦っておりました。結局のところ、私にバレたので二ヶ月のやり取りで終わり実際に会うことも無かったのですが、夫婦関係良好だった私達の信頼が崩れ、一年経った今でも涙が時々出て苦しいです。
心が痛いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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大切な気づきを与えられたのです。
初めまして、お早う御座います。
心を尖らせず、しかめっ面をしないで・・立ち止まって、人生のもう一人である自分と向き合って問いかけて見てくだい。
私にはとても重い十字架を2つ背負っております。愛しく愛した妻を病魔に奪われ、その後、ご縁があった自分を見失って過去に生きていた私を救い出そうと、見返りない愛情で包んでくれた彼女を震災で失いました。絶望以上に身を引き裂かれ毎日、子ども達を寝かしつけては、嗚咽を暴れ出す心を必死に、必死に絞め殺して過ごして負けた事もあります。命を絶ち発見されて蘇生をされ、這い上がろうとしては、幾度も突き落とされこれでもか・・と嫌になり呆れるほど、どうしてこんなに?と神も仏もないと恨み憎んだ仏弟子となり、命を捧げてお坊さんとして活動しています。
失った出来事はとても大きかったです。でも、得た事や気づきはとても大きかったです。夫婦とは・・長年共に暮らすと、当たり前と思ってしまいます。そして、愛とは何だと思いますか?共に労り、支え、理解をして協力し合って、共感をしたり寄り添う事。そして、見返りない愛を与える事だと学びました。そして、それを継続する事が、夫婦なのです。お給料を貰ってくる事も、雨風しのげる家も、家族の為に働く戦士となり仕事と闘う旦那様、温かな料理を頂ける事、綺麗な服を着れる事、365日休みなく家事をする奥様も当たり前ではありません。どちらかが欠けてしまってはならないのが夫婦です。そして、一方通行であっては駄目だと思います。あなたが旦那様を好きになったように、あなたも旦那さまに好かれる女性で居続けるちょっとの努力も必要です。忙しくすれば心を無くしてしまいます。時々、夫婦二人の時間を作って、出会った頃の事やお付き合いをして結婚を決めたあの日の事を心のアルバムをお互い開いて思い出す時間も必要なのです。不平や不満を言うのでなく、有難うと笑顔を増やして・・ご縁があったこの家族を、原点に返り守ってください。人生も運命も自分自身もいくらでも変えられます。家族が居心地のいい家を作って、旦那様が安心出来る家にして見ませんか?あなたのちょとの勇気努力でいくらでも無限に広がり変われます。あなただけにしかない良さがあります。旦那様も、必ず変化に気が付くはずです。過去でもない未来でもない、この瞬間をあなたらしく人生と言う冒険旅行を仕合せに歩めます様に。合掌
質問者からのお礼
永寬さま
心温まる回答を何度も読み返し、何故こんなに悲しいのか...
何故こんなに苦しいのか、去年から耳鳴りがあったり不眠だったり毎夜、夫や子供が寝静まってから涙が溢れ胸が苦しかったのですが、年老いてから笑ってこんな事あったなぁ~と、更に幸せを噛み締めていけるように
人生冒険旅行と感じていける
自分をイメージ出来る様に頑張ります、誠に有難うございました。
心がスゥーっと楽になりました。
永寬さまも、御自愛ください。