hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

学ぶ事や働く事が億劫です

回答数回答 2
有り難し有り難し 8

まず初めにまとまりのない文章であることを謝罪させてください。

私は今大学4年生です。本来なら卒業論文や就職活動に勤しむべき時期なのですが、何一つ行動できていません。

まず、学業について。私は人前で話す事や計画を立ててその通りに準備する事が苦手で、その結果一年留年してしまいました。そして一年経って去年躓いた課題に取り組む時期になっても過去の失敗を反省せず繰り返し、先生方の温情で期限を延ばしてもらったのですが未だそれに取り組めず。そんな自分が心底嫌なのに取り組もうという気が一切起きないのです。甘えていると思います。なぜ過去の失敗から学べないのかを自問自答するだけで、何も行動できていません。

次に就職活動について。本来ならもっと早く行動すべきなのにコロナを理由に何もせず、しかし一丁前に焦るだけという日々です。何をすべきなのか、何をしたいのか一切道筋が立っていません。今日思い立って自己分析などしようとしたのですが、教本の目次を読むだけで頭にモヤがかかったようになってしまったのです。自分は本当は働きたくないからこんな事になるのかな、と思わずにはいられません。

以上のように私は今後の人生のための努力が一切できず、いっそ死んでしまいたいと思う日々です。私は食事も睡眠も不規則ではあれど摂れていますし、遊びや自分がやりたい事はすぐできてしまうのです。そのため「生きたくない」というわけではないと思います。本当に死んでしまいたいと考えるほど苦労されている方もいらっしゃると思いますし、「私の悩みなど甘えのうちだ」と思う事もあります。ですが、今の私には上記のことは死ぬに値する重大な悩みなのです。「死にたい」と「生きたい」に板挟みで苦しい。かといって、私は無駄にプライドが高く家族や友人などには相談できないのでここで話をさせていただきました。

ここまで書いてみて、私は自分に極端に甘く、同時に極端に優しくない事。プライドが邪魔して相談できない事。物事を分解してハードルを低くし取り組めるようにする事。考えすぎて不安にならない事。が私にできることかなと自分なりに考えてみたのですが、他の方の客観的な意見もぜひ聞かせていただけたら嬉しいです。

とても乱雑な文ですが、ここまで読んでくださった方へ。貴重なお時間を使っていただきありがとうございます。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

遊ぶために生きる。

これからは自活していかねばなりません。
何のために生きるのか
それは人それぞれで様々でしょう。

でも
あなたくらいの年代であれば
「愉快に楽しく暮らすために生きる」
で構わないと思います。
そのためにはそこそこお金も必要で
そのために働かねばならない。
そのために大学もちゃんと出て
ちゃんと就職しなければならない。

誰もが学ぶ事や働く事が億劫ですが
愉快に楽しく暮らしたいから辛抱しているだけです。
学ぶ事や働く事が生きがいになれば万々歳ですが
そういう人は極少数です。

遊ぶために嫌なことをする。
それで良いんじゃないでしょうか。

{{count}}
有り難し
おきもち

和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
このお坊さんを応援する

最初は苦痛でしょうけども

拝読させて頂きました。
あなたは自己分析なさっていらっしゃるのですから分かろうとなさっていらっしゃるのかと思いますよ。
あなたのプライドがあれこれ邪魔しているところもありかと思います。
先ずはできることからやり始めてみてはいかがでしょうか。最初はなかなかうまくはいかないですけども始めて少し経つと気持ちの面でも慣れてくるので取り組んでいくことも苦ではなくなってくると思いますよ。
できることからやってみましょう、しばらくプライドは忘れて誠実に取り組んでいきましょう。

がんばって下さいね!

ご連絡ありがとうございます。そうですか!良かったです。(^^)がんばってくださいね、心より応援させて頂きます。(^^)

{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

真摯に答えていただきありがとうございました。数年越しになってしまいましたが、お礼をしたく書き込ませていただきました。
あの後、周りの助力のおかげで無事卒業、就職ができ、その会社で今も働けています。深刻に考えすぎず、まずは一歩踏み出すという学びを得ることができ、苦境を乗り越えることができました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ