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生前の写真にお供え物をする事

回答数回答 2
有り難し有り難し 22

よろしくお願い致します。

三年前に父が他界。一年前に兄が他界しました。
離れて暮らしている事もあり 二人の写真を棚に置き毎日
お花を飾り お茶とお水を供えます。
時々お菓子などもお供えします。

質問です。
母の知り合いの方が 亡くなった方の写真を置いて
お供え物をする事はよくないと言います。
そんな事はあるのでしょうか?

私は 写真の前にお供えをして手を合わせる事が
楽しみでした。。。。
だめだといわれるととても寂しく思っています。

本当に
いけない事なのでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの信仰している宗教は何ですか?

 さくら桜さん。お父さん、お兄さんの遺影をお世話していることは非常に尊いことだと思います。今はちょうど春のお彼岸です。遺影だけでなく、お墓参りに行かれましたか?まだでしたら24日は彼岸明けですので出来れば行った方がよろしいかと思います。
 確かに遺影にお供えをして手を合わせる事は後ろ髪を引かれ良くないことと言う人もいます。そのための位牌であり塔婆でありお墓でもあると思います。49日をを過ぎれば故人様はお釈迦様の元に行きそこでお暮しになるわけですから、もう仏となり分かり易く言えば別人となっているわけです。ですから余り、遺影は長く置くものではなく、アルバムなどにしまうのが良いかもしれません。
 ということをどこからか情報を得たのかあたかも知ったように言ってくる知人がいますが、一言言いたいあなたの信仰している宗教は何ですか?仏教宗派では余り良いことではないと教えている宗派もあるかもしれません。地域性もあるし、先祖代々言われてきた人もいるでしょう。もしあなたが行っていることもこれからもしたいのであれば日本は信仰の自由が憲法で保障されています。遺影の前で手を合わせることの出来る宗教を信仰しましょう。「そこまでしなくても・・・。」という方がみえますが海外に行けばここのところは常識です。信仰を替えることも視野に入れましょう。
 ワシからはもしあなたが仏教徒なら遺影と戒名(法名)の書かれた位牌を置いて、お供え物して手を合わせることを毎日行うなら問題はありません(他の僧侶の方々異論がありましたらワシまで教えてください)。

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亡くなった方は仏様

さくら桜さん、お父様お兄様のことを大事になさっているのですね。

亡き人の写真を飾るのは、亡き人を偲ぶ気持ちからなのだろうと思います。

亡き人の面影を思うよすがとして、生前のお写真は最適なのでしょう。

このあたりは、宗派によってもとらえ方が違うのであろうと思います。

あなたの宗派、助言をしてくださったおかあさまのお知り合いの方の宗派。

それによって違うところが大でしょう。

浄土真宗としてのお答えはこのようになると思います。

亡き人は、阿弥陀様のお浄土に往生され、諸仏となっておられる。

お仏壇は、お浄土を表し、亡くなった方もお浄土の中心におられる阿弥陀様とともにある。

浄土真宗では阿弥陀様一仏によって救われるので、生前の写真は信仰の対象ではなく、

お供えしたり、手を合わせたりはしない。

阿弥陀様の元で諸仏となった亡き人は、私たちを導くというお働きをなさいます。

手を合わせたり、お供えをするのは、阿弥陀様に対して。

お写真は、阿弥陀様を隠さないようにしかるべき所に置き、偲ぶよすがとなさったらいかがでしょう。

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真宗山元派上西山正善寺住職
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