不安を和らげるものは何か教えてください
回答 2
有り難し 7私は最近、大学に行く意味があるのかわからなくなっています。高校生の頃に大学の教育理念に共感して入学を決めたのですが、いざ学校生活が始まると友達ができず、授業も一人で受けるという状況が去年から続いていて、さみしくて辛いです。友達を作ってみようと頑張ってみたときもありますが、いずれも自分から行動すると上手くいきませんでした。
そして、今年に入って、面白いと思える授業に出会えましたが、来年の就活のことを考えるとやりたいことなどが見つからず、このまま大学でさみしい無意味な時間とお金を費やしてしまっていいのかなと悩んでいる日々です。しかし、だからといって辞めてもやりたいことや就職のあてなどもなく前にも後ろにも進めない状態です。
たくさん書かせていただきましたが、友達やなりたいもののことなどは既に少し諦めています。なので、今自分に必要なものはなにかを一緒に考えてほしいと思っています。さみしい気持ちや将来の不安を和らげることのできるものはなにか、教えていただきたいです。
お坊さんからの回答 2件
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ちょっと踏み出すと、世界が広がることもありますよ
中途でも大丈夫なはずですから、サークルに入ってみましょう。中学高校ですと、「部活に入った」「辞めた」とクラスの話題になりますが、大学のサークルは結構緩やかな場合が多いと思います。掛け持ちしている人も結構いると思いますし、合わないなと思えば辞めればいいだけです。何も行動しないよりも、まずは一歩踏み出すことです。
卒業単位取得のため、必修科目・選択科目を受講しなければならないことは今も変わらないと思います。卒業単位に関係なく、いろいろな講義に飛び込んでみるのも、面白いですよ。こういう講座があったのか、こういう先生が居たのか、素晴らしい発見素晴らしい出会いがあるかもしれません。卒業単位に関係なくても、就職に関係なくても、あなたをわくわくさせてくれるような講義に出会う可能性はあります。あなたの心を豊かにしてくれる学びに出会う可能性はあります。
私が駒澤大学仏教学部に編入した時、同じ編入仲間の学生から「某先生の課外ゼミ一緒に参加しませんか？」と誘われました。正直気が乗りませんでしたが、お試し程度の気持ちで参加してみました。ゼミのレベルがあまりに高くて辞めようと思いましたが、勉強には厳しくてもそれ以外（飲み会）では優しい先生と先輩方だったので、何とか続けました。勉強不足の私にはなかなか理解できない内容であっても、先生や先輩方が学問に取組む真摯な姿勢だけはひしひしと伝わって来ました。通常のゼミではなかなか体験できないことでした。其のゼミでは劣等生のままでしたし、私の場合ほとんど成果無しでした。でも、其の時の学びの経験は私にとっては大きな財産です。
大学はじっとしていても何もしてくれません。ちょっとしたきっかけで素晴らしい学びのご縁に出会えることもあります。まずは、一歩踏み出してみましょう。自分がどう行動するかで、新たな出会いもあるでしょう。素晴らしい学びとの出会いもありますよ。頑張ってください。
バイトやサークル活動、ボランティア
最終的には、就職して生活できるようになる必要があります。
そのためには、学業や、さまざまな経験を積むことも役立ちます。
大学生だからこそできる経験というものもあるでしょう。
バイト、サークル活動、ボランティア活動など。
そのような活動の中で、新たな出会いも生まれます。
魅力的な人々、個性的な人々にも出会えます。
そのような体験が、あなた自身の人間としての幅を広げてくれ、就職活動や、就職してからの仕事にも役立ちます。
あと、学業においては、何を学ぶにしても、論理的な思考と、地道にとりくむ姿勢、自分のミスを自分でチェックすること、自分の考えをレポート等で表現することなどを学べます。
これは、何の仕事をするにも、また家事をするにも大切な能力です。
どんな経験も無駄ではありませんので、色々と見聞を広げていただければ良いのではないでしょうか。
