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フルメイクで勉強したい。これって変?

回答数回答 4
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私はメイクをしてから勉強するのが好きです。
 
髪もしっかりアレンジして、テスト前なら服もおしゃれ着に着替えます。
 
ただ毎日していると肌に悪いので、土日だけにしています。
 
ですがこの前家族から「それ変だからやめなよ」と言われてしまい、モヤモヤしています。
 
肌に悪いとか、メイクする時間を勉強に使うべきだというならまだ分かります。
 
でも、変だと全否定されることではないと思うのです。
 
私には私なりにやる気を出そうとしているのだから、そのやり方を否定されるのはおかしいと思ってしまいます。
 
ただ私の価値観は人とズレているところがあるとよく言われるので、今回もそうなのかと不安です。
 
メイクして勉強をすることはおかしいのでしょうか?
 
もしおかしいのならやめた方がいいのかなと思います。
 
小さなことではありますが、教えていただけると嬉しいです。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

改題  戦いの前の儀式ですね

 motivationを挙げる方法としては、大いにアリだと思います。先日、深夜にNHK・BSでThe Kissのジーン・シモンズというRockstarを取り上げていました。現在70歳のRockstarです。Queenと並ぶ元祖ビジュアル系バンドと言えるでしょう。Make-upすることでRockstarという人格になりきっていたんだろうなあ、と思いました。
 戦国武者が鎧兜を身にまとい、馬印を腰につけ、旗指物を背に付けて、戦に出るような躍動感も感じます。歌舞伎役者が隈取を書きながら、演技に入っていくような感じですね。

 禅の世界にも通じる部分があると思います。禅では、其の時其の時、自分がなるべきものになりきることが大事だと説きます。ちょっと噛み砕いていいますと、the power of concentration 集中力をたかめる作業になっていると思います。

 と、いろいろ書いていて、思いついたのは「儀式」という言葉です。多分文化人類学の本や研究成果を調べれば出てくると思うんですけど、「化粧は、戦いの前の儀式である。」と言えばわかりやすいと思います。狩猟民族の場合、狩りに出る時、他の部族との戦いの時、化粧をするそうです。化粧は戦いの前の儀式です。神の力をいただくための儀式だと思います。ラグビーの五郎丸選手がキックする時のルーテイーンのポーズが話題になったことがありましたが、これも一種の儀式ですね。

 勉強に取組むための儀式と受け留めれば良い、と思います。但し、この儀式はすべての日本人が共有している文化とは言えないので、TPOには気を付けて行いましょうね。

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個別相談可能
 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努めております。決して容易いことでは有りませんが、一期一会の気持ちで相談に、葬儀法事に励みたいと思います。    最初法学部部にで学び、4年間ほど公務員をしていました。(税務署勤務)その当時の学びと経験を終活相談に活かしたいと思います。                                              昭和63年5月に住職となってから、30年が過ぎてしまいました。仏教学・禅学もそこそこ真面目に学んだつもりですが、宗教学・宗教民俗学に力を入れて学びました。そういう分野については丁寧な回答が出来るかも。
一人一人の気持ちに寄り添い、傾聴に徹して、心をほぐしてあげられるよう、努めたいと思います。 それと同時に、完璧に出来るとは限りませんが、其の人が歩むべき方向を一緒に考えてあげたり、次の一歩を踏み出せるよう背中をおしてあげられるよう、努めたいと思っております。

いいと思います

はじめまして

メイクしたら勉強頑張れるんならやった方がいいと思います。
価値観は人それぞれ違いますので安心してください。

肌に悪いので土日だけメイクしているようですね。
ということは勉強しているのは土日だけでしょうか。

メイクも勉強も頑張ってください。

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おきもち

好きな食べ物はスイカです。

珍しいけど、間違っていないし変でもない。

大勢と違うことをする人は
「変人」と呼ばれたりしますが
違いは間違いではありません。
それはその人のキャラであり個性です。

あなたなりの方法で
勉強を楽しんでいるのですから
気にせず続けてください。

でも結果も伴わないと
「やっぱりね」って思われて
シャクですから
しっかり勉強してくださいね。

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おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談など地道なグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。

いいと思います

吉田師がかかれているように、モチベーションをあげるための儀式なのですね。

確かにメイクは魔法です。自分の欠点を隠してくれますし、より良い印象を人に与えることができます。

それによって、勉強もうまくいったら、万々歳(ばんばんざい)ですね。

かくいうわたしも今男性メイクの勉強中です。この間ヒゲのレーザー医療脱毛に行ってきました。

ひどく痛かったですが、そういうことも大事なのだと思いますよ。

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個別相談可能
浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)、その後宗門大学(浄土宗の僧侶養成機関)である大正大学佛教学部で学び加行(住職修行)を得るための修行)を受け浄土宗教師(浄土宗の正式なお坊さんとしての、住職資格)を取った後、某寺に入寺、京都の大本山黒谷金戎光明寺内にある浄土宗教師修練道場(浄土宗教師が更に1年間研鑽を務める場)にて1年間修行研鑽、その後も研鑽を続け、教学(浄土宗を中心とした仏教の教え)・法式(お経のあげ方・儀礼)・詠唱(ご詠歌・和讃)・布教(教えの伝え方)・雅楽の研鑽を積んでいます。 がしかし、もともと小学校時代から精神疾患で、大学で精神科初診、20代は通院しながら、学業・修行・僧職を勤めていましたが、30代で仕事と結婚のストレスがさらにかかり、大きく心身の体調を崩して入院して以来、寺は休職しています。そして、今は寺を離れ草庵に暮らしています。 2003年に大きく体調を崩して、入院以来入退院を23回繰り返しています。40代過ぎから、徐々に精神的に安定し、50代手前の最近少しバイトが出来るようになりました。デイケア、障害者職業訓練、B型就労支援事業所とステップアップし、単発派遣から初めて、バイトで、2社に勤めて、体調悪化で入院してこの2社をやめて、今は3社目のアルバイトをしています。その中で得られた人間的成長の気づきもフィードバックしていきたいと思います。 精神障害2級の統合失調症・双極性障害・不眠症持ちです。 こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 連絡先は、blister55.takahiro@gmail.com
対応できる時間は昼間です。音声のみにてお願いいたします。体調などにより対応できない場合もあります。専門分野は精神疾患・恋愛・人生・仕事・浄土教などです。よろしくお願いします。

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