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小さい頃の自分

回答数回答 2
有り難し有り難し 17

20代 女 保育の仕事をしています。プロフィールも読んで頂ければありがたいです。
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小さい頃の出来事を思い出して、後悔や自己嫌悪の気持ちからか涙が止まらなくなってしまうことが多々あり、心がしんどいです。
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小さい頃(特に就学前)は、とってもワガママでこだわりが強い性格だったことを覚えています。例えば、色のこだわり(黄色が嫌いで友人母の車には乗らないと泣き喚くなど)、物への執着(お人形をずっと連れていた、私のものと知らずに食べてしまった母に 「吐き出せ!!」と泣き喚いて怒るなど)などです。
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また、妹に対しては、噛んだりハサミで勝手に前髪を切ったり、後ろから思い切り押して転倒させたりしていたことを覚えています。
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両親や祖父母、幼稚園の先生にたくさん迷惑をかけたり、妹にひどいことをしたりしたことをふと思い出し、とても辛くなってしまいます。(同時に楽しかった思い出もたくさんあるので、みんなで出掛けたことや何気ない日常の風景などを思い出しても、感情が揺さぶられて泣いてしまうことも頻繁にあります。)
酷いことをしたり暴言を吐いたりするので、当然ですが両親に怒られて叩かれたり外に出されたりすることもありました。そんな小さいときの自分が情けなくて、申し訳なくて、夜になると思い出し、涙が止まらなくなるのです。あの頃のことをいつも後悔しています。また、当時の自分の心が分かるのなら、分かってあげたいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

良いとか悪いとかでなく特性があるということ

ご相談・プロフィールを拝読しました。

小さい頃のことで自分を責めてしまうのですね。保育の仕事をしているとのことですから現場では様々な特性のお子様を見ると思います。あるいは資格の勉強や研修でも様々な発達障害や特性についても学んだでしょうか。

そうならばそうした特性があることは悪いことではないという事は知識としては理解できているのかなと思います。

たとえば犬が嫌いな人と犬が好きな人がいます。犬が嫌いな人は悪い人でしょうか?
犬が嫌いな人にも噛まれたり吠えられたりしたことがあるからという人もいれば、そうした経験はないのに何となく苦手という人もいます。同じように虫が苦手とか、○○が苦手という特性はそれぞれにあるでしょう。それは説明がつかないものも多いと思います。でも事実としてある特性です。良いとか悪いとかでなく、それがその人のオリジナリティです。

あなたにはあなたの特性があったのです。もちろんそれで親やあなた自身も苦労したこともあるでしょうが、あなたがそうしよう、そうなろうと思ってなったものではないですからあなたが悪いのではないのです。

あなたも特性のあるお子様を現場でみていて、苦労することはあってもその子が悪いのだと責める様なことはないのではないでしょうか?

あなたのご家族もきっと同じです。苦労はしたけれどもその分愛情も深いことでしょう。

ただし、あなたが悪くないというのと謝らなくていいということは別です。もちろん謝りなさいという話でもありません。ただ、あなたがそこまで後悔・自己嫌悪するならば、当時のあなたの問題ではなく、今のあなたの問題として、その思いにあなたなりの主体的な態度選択をしたらいいと思います。

「昔は本当に苦労をかけてすまなかった。後悔している」と謝るのも方法かもしれませんし、「ありがとう」と感謝を伝えるのも方法かもしれません。あなたなりの表現方法でよいのです。誰からも強制されるべきものではありませんからね。

後悔を穴埋めするために何か別のことをもって埋め合わせしようとするのでなく、後悔そのものに向き合いましょう。

その中であなたが何を思い、何を語り、何を為すか。その歩みこそがこれからのあなたを形作っていきます。そこにはきっと過去のあなたも活かされていくことでしょう。

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個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

ご質問文ありがとうございます。

「当時の自分の心が分かるのなら、分かってあげたいです」という最後の一行が気になりました。
現在のymさんなら、当時の自分にどんな言葉をかけてあげることができますか?

あの時辛かったんだね、けどそれなりに一生懸命生きてきたんだね
など、できるなら当時の自分をねぎらってあげてください。
いたわってあげてください。

当時の自分理解はそこからだと思います。

辛いこともあったけど、一生懸命生きてきたと思いますよ。

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hasunohaに出会えた私は幸せ者。地方の町の小さなお寺に居ます。カニとおろし蕎麦と水ようかんが美味しいですよ。街のイルミネーションはまぶしく、人混みは得意じゃないけれど、ここでの対話があるから孤独じゃない。ありがとう。
一人だけで抱えられるほど軽くないのがイノチ。僧侶となって40年経ちました。 社会福祉士、公認心理師として社会では働いてます。事業や組織を背負うと言えないこともあるけど、仏教を背負うと語る内容も変わります。悩みなくても話してみたいときは相談ください

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました。これからも思い出して胸が苦しくなることはあると思いますが、教えていただいたように、小さい頃の自分に対して、家族など周りの人に対して、思ったことや感じたことを伝えたいと思います。小さい頃の自分も、現在の自分も、認められるようになりたいです。本当にありがとうございました。

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