hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

悩んでます。

回答数回答 1
有り難し有り難し 21

初めまして。
私はたくさんの病気にかかり余命宣告を三年前に受けました。
当時は余命1ヵ月と言われたのですが言われた日から三年経ちます。
命さえあるものの体はどんどん弱り自分で歩く事が出来なくなりました。
リハビリをすれば歩けるようになると思うのですが少し進歩したらまたコケて振り出しに戻るを繰り返しています。
だんだん気も滅入り今では私が生きていれば周りに迷惑がかかるので死にたいと思うようになりました。
私の願いは自分の足で歩けるようになり娘や周りの人に迷惑かける事なく自分の事は自分で出来るようになる事です。
そう思うものの毎日思ったような成果が出ずベットの上で悩む毎日です。
毎日苦しいです。
この気持ちどうしたらよろしいでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どっちが怖いですか

自分が死ぬのが怖いでしょうか。
誰かを残して死んでいくのが怖いでしょうか。
どちらが怖いでしょうか。
自分だけが死んでいく分には人間さほど怖くはないのではないでしょうか。怖かったら下記まで。
坐禅仲間だったMさんはドコモのクレーム処理係にお勤めでした。30代という若さで亡くなられました。
「死ぬのは怖くなくなりました」

坐禅によって思考に染まる以前の心のありようを会得されました。
禅の悟った老師方の元を遍歴し、出家なされました。
「人は考えによっては救われない。事実によってのみ救われる。」
彼の遺言の一つです。
この言葉は多くの人に希望をもたらす、最高の愛だと思います。

考えで以て、死にたくない、苦しい、イヤだ、何とかしたいという考えや思いから救われる事はできません。
事実によってのみ救われるのです。
事実とは、あなたの今、そこ、目前にあり続ける、永遠の現在進行形の一瞬一瞬です。
そこには「あなたの私見」が付着していません。
自分の思いが生ずる以前の事実を感じてみてください。
お近くでしたら、坐禅会にお越し頂きたいのですが、福岡です遠いですからお電話や、フェイスブックのTOKYO禅ページでも思いから救われる道を説いています。

{{count}}
有り難し
おきもち

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ