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自分を責め続けてしまい苦しいです

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私は、つらい気持ちを大袈裟に見せびらかして人に慰めてもらい、承認欲求を満たそうとしてきた部分があります。(友達をわざわざ呼び出してつらい話をする、長文のメールを送りつける、SNSに卑屈な内容を連続投稿するなど)

迷惑だったであろう、寄り添ってくれた人達に謝ろうと考えたこともありますが、結局自分の都合でしかなく、また更に迷惑をかけるだけなのではないかと思って動けず、ヤケになって連絡先も全て消してしまいもう何もできません。

もっと他人の優しさに対する感謝の気持ちを大切にし、謙虚であるべきでした。

やっと自覚した今ではそのことを心から申し訳なく思っていますが、一度したことを無かったことにはできず、ここ数ヶ月ほど自分は何てダメな人間なんだろうと落ち込み、ずっと後悔しています。今生きていることが本当に恥ずかしいです。

しかし、後悔して苦しんでいるままでは結局大元のつらい気持ちを断ち切れず、いつまでも解決できないのではないかとも思います。

自分の過ちを認めつつ後悔を断ち切り、反省として前向きに受け止めこれからのことに役立てたいのですが、気持ちを切り替えようとすること自体も甘えで結局逃げているのではないか、という思いがなかなか消えません。

自分だけでは考えが偏ってしまうので、第三者であるお坊さんに意見を仰ぎたいと思います。どうか宜しくお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

反省することが、自分を前向きに変えていくスタートです

 今までの自分を振り返り反省し、自分を変えようと取り組む。素晴らしいことです。

 誰だって、自分の駄目さ加減に愛想が尽きたり、自分を卑下したり、愚痴ったり、自己嫌悪に陥ったりします。悪循環を繰り返してしまうことだって多いと思います。でも、このままでは駄目だ、こんな自分を変えなければという前向きの反省をすることだってあると思います。この「前向きの反省」を仏教では懺悔(さんげ)と言います。Kiriさんは今過去の自分の行為を反省し、自分を変えようとしている。まさにこれが懺悔です。

 Kiriさんが心配している「気持ちの切り替え」は、確かに注意すべき点だと思います。人間と言うのは、結構狡い生き物です。過去の自分の失敗や反省すべき行為を、正当化・自己弁護・居直り・話のすり替えなどの駆使してごまかす場合も多いんです。残念ながら、私と言う人間の中にもそういう部分があります。おそらくKiriさんの中にもあると思います。「人の心は移ろいやすい」とはよく言ったもので、強い気持ちで誓った決意も数日後にはぐだぐだになってしまうことも良くあります。

 「朝の合掌に今日を生きる誓願を 夕べの合掌に今日一日の反省を」という伝道標語があります。お仏壇がある家を前提としての標語だと思いますが、朝出勤や登校前にお仏壇の本尊様や御先祖様に手を合わせ今日一日しっかりと勤めてきますと誓う。帰ってきたら、仏壇の前で手を合わせ、今日一日の自分の行動を反省しましょう。という意味です。

 ご自宅に仏壇があれば、仏壇に向かって今の反省の気持ちを伝え、自分の決意が崩れないよう見守ってくださいとお願いしましょう。そして、毎日の夕方が無理なら時々でも良いですからお仏壇の前で、自分の決意をどこまで実行できたか、報告し反省の述べましょう。もし、家に仏壇がなければ、神様か仏様のお守りに向かってでも良いです。お守りが無ければ、近所のお寺か神社に向かって誓ってみてください。
 

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質問者からのお礼

恐れ入ります。
今になってこの回答を読み返し、身に染みる思いです。
遅ればせながら、ありがとうございました。

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