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手元供養について

回答数回答 2
有り難し有り難し 17

初めて質問させていただきます。

今年の4月に母が他界しました。
当初は一ヶ月位の入院予定でしたが入院して一ヶ月半、容態が急変しある意味不意に他界してしまいました。

当初は悲しみも深く半月程仕事も休み泣いてばかりでしたが現在は仕事にも復帰し普通の生活を取り戻しています。

四十九日までにお墓もなかったので納骨も出来ずにいましたが今週の土曜日にようやく納骨が決まりました。

私は他県に住んでいるためお墓参りにもしょっちゅう行けません。
そこで調べていたら今は遺骨ペンダントやミニ骨壺など手元供養品が多くあると知り遺骨ペンダントを購入しました。

常に身に付けるわけではなくお守り変わりに置いて(卵形の桐のケースに入れ)供養したいのですが。

もちろん私の家族(子供はおらず夫のみ)や私の父、兄の承諾も得ていていずれ私が他界した際にはそのペンダントを私の骨壺に入れてほしいとも言ってあります。

このような供養の仕方をしても良いものでしょうか。

ご回答のほどよろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

良いと思います。

誰も反対せず
皆が了承しているのなら
何の問題もありません。

そのような形で
あなたが落ち着くのなら
大切に供養なさってください。

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有り難し
おきもち

和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
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過去の他のお坊さまの回答もあわせてご覧ください

こんにちは。お悔やみを申し上げます。

手元供養についてはいろいろな考えがあると思います。過去にいくつか問答がありますので参考にしてください。
https://hasunoha.jp/questions?utf8=%E2%9C%93&query=%E6%89%8B%E5%85%83%E4%BE%9B%E9%A4%8A&sort=&commit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

 私の意見としては、今は大切に保存していたとしても、ペットにいたずらされてしまったり、災害などで散逸してしまったり、様々な心配があると思います。ご遺骨ばかりがお母様ではありません。お母様の思い出や遺品などを大切にするようにしてはいかがでしょうか。



お返事ありがとうございました。良い決断をされたと思います。
これからもお母様とのあたたかい思い出を大切にしてくださいね。
ありがとうございました。

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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質問者からのお礼

和田隆恩様、ご回答頂きありがとうございました。またお礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
一昨日、無事に母の納骨をいたしました。
質問させていただいてから手元供養を本当にして良いものか日々考えておりました。

私の家族も反対する人もいなかったので手元供養をするつもりでいましたが今一度よく考えた結果、遺骨を分けてもらいペンダントに納めることはやめることにしました。

家族にもその事を伝えると少し拍子抜けしたようでしたが、私なりによく考えた結果で、他のお坊さまの回答を拝見しているうちに考えが変わってきました。
その中でやはり私が亡くなった後(その際にはペンダントも一緒に骨壺に入れてほしいとも伝えており書き残すつもりでしたが)の心配が大きく、お骨だけが母ではないんだということ。
その考えに気持ちが大きく動きました。
ペンダントはペンダントで、名前や法名の刻印もしてもらったので遺骨を入れた“つもり”で大事にしたいと思います。

この度は大変お世話になりありがとうございました。

光禪さま、ご回答頂いてからお礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
一昨日、無事に納骨も済ませ安心しているところです。

ご回答頂いてから日々考えておりました。
遺骨ばかりが母ではないという言葉に大変心を動かされました。
また、他のお坊さまのご意見は大変参考になりました。

考えた結果、やはり遺骨を分けてもらうのはやめました。

家族は皆、反対する人もいなかったので私の心変わりに少し拍子抜けしたようでしたが、遺骨にこだわる事もないんだと光禪さまのお言葉やリンクして頂いた他のお坊さまの回答も拝見して自分で決めました。

ペンダントはペンダントで、名前や法名の刻印もしてもらったので遺骨を入れた“つもり”で大切にしていきたいと思います。

この度はお世話になりありがとうございました。

光禪さま、ありがとうございます。

“お礼に対して回答の追記は原則しないことにしています。ご了承ください。”

とありましたので再度のご返信頂きとてもありがたく、嬉しい思いでいっぱいです。

まだまだ時に悲しく寂しく涙してしまう日もありますが母の思い出は消えないのでそれを大切にしながらこれからも過ごしていこうと思っております。

本当に本当にありがとうございました。

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