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葬儀での宗派間違い

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有り難し有り難し 26

よろしくお願いいたします。
恥ずかしながら父の葬儀で勘違いから宗派を間違えてしまいました。

日蓮宗と思い、葬儀社からの紹介で日蓮本宗のお坊様に葬儀を行って頂きました。
その数日後に実は真言宗だったことがわかり、急いで葬儀社に連絡し、日蓮本宗のお寺にはお詫びをし、改めて真言宗のお寺を紹介してもらいました。
家で、シンバルのようなものやお水を使っての法要、そして新しい戒名を頂きました。(先に頂いた戒名のご位牌はお焚き上げしてくださるとお持ち帰りくださいました。)
その折、来て頂いたお坊様に詳しい事情が伝わっていなかったのか、
法要後「この度は改宗されたのですか?」と言われました。葬儀で宗派を間違えたと伝えたところ、「そうですか」か「なるほど」のように言われました。

同じような質問をされた方への回答に、このような場合は受戒の儀式を受け直す儀式(改葬)をして新しく戒名を頂くとあったのですが、今回して頂いた(改宗?)法要と、回答にあった改葬といわれる儀式では何か違うのでしょうか?
今回の方法で良かったのでしょうか?

49日、初盆と真言宗のお坊様に来て頂いてますが、葬儀での宗派を間違えるようなことになり、ちゃんと父の供養はできているのでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

葬儀社任せにせず、紹介後、改めてお寺へ連絡を入れお願いに伺う

それで、いいんじゃないですかね。
(私なら、葬儀社から連絡が入り、葬儀後のお勤めのご縁をいただいたなら。なぜ急にお寺が変わったのかを尋ねます。そして、直接、お当家と連絡をとって、事情をお聞きし、今後のことなど 私の寺でとご理解いただいた上で、お参りに伺います)
 
今回の件は、葬儀もそうですが、後で法要されたお寺も、きちんとした事情も知らずに、法要を受ける。ちょっと、私からしたら考えられません。
なぜなら、仏縁を結んでいくのは、この先 自分達にとっても、とても大事なことだからです。

葬儀社任せにせず、きちんと葬儀社から紹介されても、改めてお寺へ連絡を入れたり、お願いに伺ったりしましょうね。(派遣僧侶も、所属寺を持たなかったり、本当に僧侶かどうかもわからない人を紹介する葬儀社.登録僧侶もいるのでね)

だから、きちんとお寺へご挨拶に伺い、住職さんの ひととなりを知ることが大事ですよ。
そうじゃないと、結局 亡き人に心配をかけるでしょ。

満中陰や、お盆のお約束をされているなら、
きちんと事情をお話しになって、供養の仕方を尋ねましょうね。
そちらには、そちらの作法がありますのでね。

追記。。。
いえいえ、大丈夫ですよ。
よくわかりました。
きちんとしたお寺さまで、安心しております。
お寺さまとのご縁はね、家に来てもらうだけでなく、お寺の法座にも参ったりしながら、亡き人のご縁を通して仏法を聞いていくことが大切ですよ。
ですから、お寺もどんな所かな〜法要にもおいでと言われたら参ってみようかな〜と。行き来できる関係がいいですよ。

あなたと同じように、ご縁をいただいた方々にも会うでしょう。そうしながら、大切な人の死を受け止めて生きていくという一つの支えにもなります。

仏法を聞いていくことで、お父さまへの御供養の形や、自分の命の生き方も、知っていきましょうね。

私もこちらから、手を合わせます。合掌

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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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供養は出来ていますよ

葬儀で宗派を間違えられてしまったとのこと、故人様の亡くなったことで葬儀はいろいろな手違いも起こるかと思います。

あまり、ご自分を責められませんようになさってください。

しかし、宗派を間違うと分かったということは、どちらかのお寺の檀家さんになられていて、そのお寺にお墓があるのでしょうか?

もし、さらに別のお寺にお墓があった場合は同じ宗派でもお墓に入れてもらえないという事態が生じることがあります。

ただ、墓地は無宗派な公的墓地や、地域の墓地であったら、問題は無いと思います。

真言宗に後から法要をなされたとのこと、おそらくは葬儀導師が葬儀で行う全てのことを、改めてされていると思います。

真言宗の葬儀は、亡くなった方にとことん寄り添って行われますから、お父様は大丈夫ですよ。

ご葬儀は宗派によってかなり違うものなんです。
私は葬儀の仕方を習った時は、その凄さに胸が熱くなりました。

この機会に、仏教のことや、しきたりがどうして始まっているかを勉強する機会にして頂けたらと思います。

間違えると言うことは、そのことで新しく何かを知るきっかけになります。

どうか、これをご縁に仏教にご興味を持って頂けたらと思います。

私はお寺を持っておりませんが、たまに、公園墓地の方でお寺には頼めないと悩む方のご葬儀をさせて頂くことがありますが、葬儀は本当に有難くドラマチックな門出でもあると感じています。

今まで、ただの形式だと思っていることも、実は奥が深く素晴らしいこともありますよ。
知らないのはもったいないということも多いです。

どうぞ、お父様から頂いた仏縁を大事にされてくださいね。

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仏道に入門して39年が経ちました。 死ぬまで修行を続けるのがお坊さん...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました。
今回、きちんと宗派を確認せずに進めてしまったこと、反省ばかりです。
縁のあるお寺もありませんでしたので、葬儀の時は葬儀社に紹介して頂いた日蓮本宗のお坊様に葬儀会館でお会いし、お寺のパンフレットなどを頂き説明をうけ、葬儀をあげて頂きました。
その後、真言宗と間違えていることに気づいたため、直接、お電話でしたがお詫びの連絡をさせて頂きました。
改めて葬儀社に連絡をとり、真言宗のお寺を紹介して頂き、直接お電話でお話させて頂き改めて戒名を頂くことをお願いいたしました。
実際に来られたお坊様がなぜ改宗かと尋ねられたのかは分かりませんが、お電話のお坊様は住職さまだったのか、かなりお年を召したかたでしたが(49日はたぶんこの住職さまでした)、法要に来られたお坊様は若いかたでした。その時に真言宗での供養の仕方の冊子などを頂き、それにならって49日と初盆を済ませました。
ご回答の通り、初めての身内の葬儀で、きちんと出来なかったことがたくさんあると思います。宗派を間違えたこと、その後の法要など不安に思うことがいっぱいで、長々と御相談してしまいました。
ありがとうございました。

私の書き方が悪くてうまく伝わっていなかったようですいません。
真言宗のお寺も葬儀社からの連絡とこちらからの直接の電話で事情は承知されていたと思います。法要に来られたお坊様にうまく伝わっていなかったのかな?と思います。葬儀で宗派を間違えてしまったことで、色々神経質になり、法要がちゃんと出来たのかが気になってしまいました。

中田三恵様
再度ご回答ありがとうございました。
これからも出来るだけの供養を続けていきたいと思います。

悟東あすか様
ご回答ありがとうございました。
父の実家も遠く、今現在お墓は持っておりません。
父が亡くなって精神的に少し参ってしまったようで、宗派を間違えたことや、その後の真言宗での法要のお坊様のちょっとしたひとことに、きちんと送り出せたのかとぐるぐる考えこんでしまいました。
これからも色々学びながら、出来るだけの供養をしていきたいと思います。
ありがとうございました。

「葬儀」問答一覧

海外からの祖父の葬儀参加について

先週に私の祖父が逝去したと妹より一報がありました。 今週末に予定されている祖父の葬儀への参加に悩んでいます。 きちんと見送ってあげたい気持ちがあるのですが、正直なところ複数の理由から、参加を見送ろうかと悩んでいます。 私は初孫だったので特に可愛がってもらったと思います。今でも小さかった時の祖父との思い出が記憶にあり涙が出ます。大人になってからは頻繁に会いに行ってあげられていなかったので、薄情な孫であったことが申し訳ないです。 悩む理由の一つとして、私が今現在海外在住(日本へのフライト時間が半日以上かかる場所)であることです。帰ろうと思えば帰れなくはないのですが、既に一ヶ月後に一時帰国を予定しておりその予定はキャンセルできないため、葬儀の2日間のためにフライトチケットを手配して行くことになります。 帰るなら早急にチケット手配や荷造り等をしなければいけないので、迷う時間も限られています。 また、参加できたとしても直後に家族での遠方への旅行を予定しているために、また帰ってすぐに長距離移動をすることになり精神的・体力的に厳しそうだなと憂慮しています。 もう一つの理由として、私が毒親である両親との縁を一方的に断っているため、もし葬儀に参加できたとしても精神的に受けつけない両親と顔を合わせ言葉を交わすことになることが恐怖に感じています。 (体調が悪くなる可能性があります。) きちんと祖父を送ってあげることに集中したいのですが、夫は仕事の都合で帰国しての参加が難しく、妹も仕事の都合で欠席予定となり、孤立してしまうので、精神的安全がなく、親戚への気遣いも必要な場ではかなりしんどいのではと危惧しています。 こういったときの常識がないため、色々調べ、花が好きだった祖父へ、せめてもの供花を妹夫婦と私夫婦で贈ろうかと考えています。 香典は海外からは送れないため、後日の一時帰国の際に連絡の取れそうな叔母に手渡ししようかと思っています。 (おそらく喪主は長子の父親かと思いますが、一番祖父母のケアをしているのは近くに住む叔母で、話の分かる優しい方です。) 今更ですが、きっと気落ちしている祖母にも声をかけに会いに行ってあげたいです。 帰れるのに帰らないのは、卑怯でしょうか。 欠席の場合、供花を贈るだけでは祖父に失礼にあたるでしょうか。 最後まで言い訳がましい孫で祖父には申し訳ない限りです。

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祖父の葬儀での出来事

先日祖父が亡くなり、生前からの祖父の意向もあり、家族のみ参列し、所謂直葬を執り行いました。 無宗教ということと、以前身内の葬儀の際にお坊さんの振る舞いについてとても嫌な思いをしたことがあったようで、それ以来自分が死んだら戒名もお経もいらないから家族だけで見送って欲しいとのことでした。 祖父の希望通りに直葬を執り行ったのですが、せめて火葬場ではお経を1回くらい読んで貰った方がいいのではないか、と親族の一人から声が上がり、じゃあそうしようということで、その際お世話になっていた葬儀屋さんに相談し、お坊さんを手配して下さるとのことで火葬の前に読経していただけることになりました。 お経が始まり、喪主である祖母がまず焼香し、それに続いて参列者が順番に焼香を行っていたのですが、一人ずつではなく三人ずつ焼香を行って欲しかったようで、お坊さんが読経中ですが参列者のいる後ろを振り返り、すごい目付きで睨んできました。 確かに焼香台は三つありましたが、特に何も言われなかったため、喪主に続き一人ずつ焼香を行っていました。 お坊さんの様子に気付いた火葬場の職員の方が、三人ずつどうぞと声をかけてくださったのですが、その間も時折こちらを睨みつけるように見ており、更には肩を竦めため息を吐いていました。 あまりの出来事に唖然としたと同時に頭にカッと血が登り、動悸が激しくなりました。 そのくらいの衝撃を受けました。 そのお坊さんにとっては数ある内の一つかもしれませんが、私たち遺族にとってはそうではありません。 大切な祖父を侮辱されたようでとても腹が立つと同時に悲しくて仕方ありません。 祖母も気付いており悲しがっていました。 こんなことなら祖父の言葉通り、読経してもらうべきでは無かったと後悔しております。 そのお坊さんへのお布施は一万円お渡ししましたが、お金さえ貰えれば後はどうでもいいのでしょうか? 腹の中で何を思ってようが自由ですが、それを表に出さないようたった数分も我慢できないのでしょうか、それが不思議でなりません。 上記したように、以前にもお坊さんのことで嫌な思いをしたことがあり、それに今回のこともあり、もちろんそんな事はないと分かってはいるのですが、こんな人ばかりなのですか? また、この悔しい気持ちの落ち着け方が分かりません。 アドバイスいただきたいです。 よろしくお願いいたします。

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母の葬儀を神式でやりたい父を理解出来ない

2月5日に、母がガンで他界しました。まだ60代の若さでした。今、悲しみと喪失感に暮れて居ます。 そんな中でも、葬儀の準備を進めなければなりません。我が家は、代々仏教式での葬儀を行なって来ました。 しかし、何故か父が神道式にしたいと言い出したのです。 ちなみに、父は特別神道を崇拝している訳でも無く知識もほとんどありません。 神式では、代々のお墓に遺骨を入れられません。魂も輪廻転生の輪に入れず、神棚に奉られる状態になると聴きました。 私は、生前散々苦労して来た母を、極楽浄土に送りたかったのです。 生まれ変わって、来世こそは、苦労無く、幸せな人生を送って欲しい。 しかし、神式では嫌な思い出ばかりが残る我が家に、魂を縛りつける事になるのでは無いかと心配しています。 父が私に相談も無しに依頼した葬儀屋さんも、神式葬儀の事例はほとんど無く、儀式なども曖昧に形だけやっている状態です。 母の亡骸は、まだ自宅に安置されています。枕直しの儀に必要な小刀などを担当の方が置いてくれました。 しかし、刀の置く向きが違います。葬儀屋さんのスタッフさん側に、神式の知識が無いのです。 用意出来る祭壇も小さく質素で、どうにも必要な用具が足りていません。これでは、あまりにも可哀想です。 まさか、お葬式の件で父とケンカをするとは思いませんでした。 どうしても神式で葬儀を行いたいのであれば、そこは仕方がありません。 ですが、せめて今の葬儀屋さんをキャンセルして、神式の儀式に詳しい、専門の葬儀屋さんに変えて貰いたいのです。 枕直しの儀を取り行ってしまった後のキャンセルは、失礼に当たるので出来ないのでしょうか…。 逆に、儀式をしたにも関わらず、別の葬儀屋さんで2度目の儀式を取り行う事は、 母の魂が迷ってしまったりなどの影響があるのでしょうか…。 葬儀業者をキャンセルして切り替えた経験のある方。 そして、数多くの魂を送って来られた、お坊様。 もう時間がありません。何卒、救いの手を差し伸べて戴けます様、お願い申し上げます。 大切な母親が人生の最後に、主役になれる日が葬儀だと考えています。 とびきり美しく、良いお式だったと言って戴ける様なものにしたい。私が出来る、最後の親孝行です。

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檀家総代について

先日父方の祖父が亡くなり、週末にかけて葬儀等を済ませたのですが 実は父が檀家総代をしているお寺の住職の母親の四十九日が祖父のお通夜と告別式が終わった次の日にあり 父は間もなくその手伝いに向かいました。 亡くなる1ヶ月前から祖父は施設のベッドから落ちて大腿骨を骨折したのちに入院と手術をしていたのですが その際はちょうど住職の母親が亡くなったあたりのタイミングだったため 本来であれば医師からの説明のためずっと病院に居なければならないはずが 檀家総代であるという理由から葬儀をまとめなければならず あまりそばに居ることができないような状況でした 「なんとかして祖父のそばに居てやれないものか」と言っても 父は「俺が葬儀のまとめをやらなければいけない」と返され聞き入れてもらえませんでした その時でも色々と疑問に思うことはありましたが まだ祖父は生きている状態だったので とりあえずはあまり口を出さずにいました でもなんだか今回は話が違うような気がするのです 昔からお世話になっているお寺なので 色々と感謝することがあるのは間違いなく 手伝う義務のようなものがあるのは十分理解しているつもりなのですが 身内の、しかも自分の親を見送るという時に葬儀から荼毘まで最低限のことだけして それが過ぎたあとは先にひかえている他人の葬儀を優先的にまとめるというのは なんだか祖父をないがしろにしているような感じに見えてしまってわたしは納得できません。 せめて四十九日までは自分の親のために集中できないものなのかと ただでさえ葬儀の前も後も大変だというのに… 檀家総代というのは、大切な家族の時間を犠牲にしてまでこなさなければならないものなのでしょうか? 本人に言っても、まわりに相談しても 「仕方がないことだから」と言われて終わってしまいます。 自分の行いは大なり小なり必ず自分にかえってくるものです もし自分があの世に行くときでも同じようにないがしろにされても良いということなんでしょうか。 あまりに薄情な気がしてなりません。。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ