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謝罪を強要する

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有り難し有り難し 13

こんにちは。ご相談させて下さいませ。
数年前なのですが、海外赴任していた夫が日本に戻り少し落ち着いたので、お世話になった方へ挨拶がてら旅行に行きました。
海外赴任期間中に、私の妊娠と出産があり、夫が何度か休暇取得し日本に一時帰国していたため、あちらにてお世話になった方にご挨拶をと思いました。
その事について私の父(夫にとっては義父)が不快に思ったらしく、
「あんな国(ここでは書けない言い方)へ子供(私の子供当時2歳)を連れて行くのも、お前(私)が赴任していないのに挨拶に行くとか、ただの旅行に行きたいだけの詭弁だ。ビジネスクラスを利用する事も、娘(私)が調子に乗っていることも許せない。自分の家族や娘をめちゃくちゃにしたから謝罪しろ」と姉の夫(義兄)が夫に会いに来て言いました。
ビジネスクラス利用は、子供が横に寝れる事が出来る方と思い購入しましたし、自分達で支払いもしており、口外していません。姉が旅行会社に勤務しているため調べて親に告げ口しました。
職権乱用の姉(そもそも個人情報漏洩している意識がなく、自分に相談もなく旅券を取ったとか、ビジネス利用するとか怒り狂っている)を叱るわけでもなく、実家(父・母+姉家族の同居)が私達家族(特に夫に対して)を目の敵にするような態度を1年以上前から継続し、先日、義兄が夫に話をしに来た次第です。

気に入らないことがあれば人を罵倒したり、自分は好き勝手(私が幼少期からはたびたび浮気をして母親を泣かせ、母親は私に父親の悪口を散々聞かせ、父親は母親を殴る・・・)するような父親とは、1年前に怒鳴られてから、会う事を考えると胃痛と動悸がするので、会わなくても良いと思い、距離を置いていますが、
義兄から「1年以上怒っているから、(夫に)謝ってもらえれば」
と言われてから、せっかく穏やかに暮らしているのをぶち壊された気分です。
謝罪とは何が悪いか理解し、心底お詫びしたい気持ちに謝るものだと思うのですが、何に謝るのかもよく分からず、色々を強要したり、夫の悪口を様々言う親とは距離を置きこちらが穏やかに暮らしても罰当たりではないでしょうか。
(人とは親しく接したほうが良いのは理解してはおりますが、こちらにも心があります。親に謝ったほうが・・・というご説法は望んでおりませんので、どうか私たち夫婦の励みにさせていただけるようなお説法をお願いいたします。)


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

相手側の言動はめちゃくちゃですね

ご相談拝読しました。

相手がなぜそこまでめちゃくちゃな論理で言いがかりをつけ怒るのか…この問題の背景に何かがあるのかはわかりません。ずっとご家族のことではご苦労されてきたのですね。お辛かったことでしょう。

あなたのおっしゃる事が事実であるならば謝る必要はないのは当然ですし、距離を置いて穏やかに生活したいという気持ちになるのも当然でしょう。

相手側の言動はどれも正にめちゃくちゃです。あなた方夫婦が縁のあった人とどのように関わるかはあなた方が決めることですし、何にどうお金を使うかも同様です。何を言っても伝わらない相手ならばこのままなるべく関係を断って生活する方が良い様に思います。

しかし既に現状で義兄が訪ねてくるような状態です。このまま何もせず穏やかに暮らせるのかも心配なところです。

どうぞなるべく心穏やかに暮らせる方法をお取りください。それが原因で罰があたるなどということはありません。

ありませんが人生で不都合な事が起こらなくなることもないでしょう。その時にこの件と結び付けて考えないことが大事です。物事には必ず原因があるのです。

もしも関係を断つことで逆にこの件に心がとらわれてしまうならば、その時にはまた別の方途を考えてもよいでしょう。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
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質問者からのお礼

吉武文法 様

こんにちは。
コメントをありがとうございます。
御礼が遅くなってしまい申し訳ございません。
(なぜか、回答いただけているかの確認が出来ませんでした。。)

罰が当たると考えなくて良いこと、心穏やかに暮らして良いこと・・・・
心が救われる思いです。
今、自分の家族(夫・子供)との時間と仕事があることに感謝して日々過ごしていきたいと思います。

ご理解いただけた事に感謝いたします。

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