りんが鳴る
お彼岸の時期ですね。
祖母が亡くなり半年ほど経ちました。
先日仏壇へお供物をしたところ、小さな音でしたが確かにりんが鳴りました。
一緒にいた母に、聞こえる?と聞いたら聞こえると。
生まれてこの方、霊感などを感じたことはありません。けれども、祖母が亡くなってから不思議な体験をするようになりました。
炊飯器が勝手にあいたと思ったら、お膳を忘れてたり。
縁起がいいとされているカエルが玄関にひっついていたり。
生前大好きだったお寿司をお供えしたときは、蝋燭の火がゆらゆらと高く燃えました。
他にもまだあるのですがこの辺で。
そして祖母が母の夢に出てきて 私はまだ生きているよと。
こちらとしては少し怖さもあるのですが、見守ってくれているのでしょうか。
また、こういったことはよくあるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
亡き人が「見守る」ということの意味
ご相談拝読しました。
お彼岸の中日となりました。亡き方への思いを通して仏の教えに触れるのにとても良い時節です。是非今後ともhasunohaとのご縁など、様々な形で学んでいただけると嬉しく思います。
亡きお祖母様のことを強く強く思っていらっしゃるのですね。とても素敵なことであると感じます。
がっかりされるかもしれませんが、挙げていただいたような現象はお祖母様が亡くなっていようといまいと起こり得るものでしょう。どれも霊などでなく、きちんと科学的な原因があっての現象であると思います。物の配置や空気のながれ、乾燥や気圧など様々な要因が絡み合って起こる現象であったり、たまたま自分たちがうっかりしていたものであったりということだと思います。
大事なことはそれらはお祖母様のメッセージかどうかということでなく、たまたま何らかの原因があって起きた出来事をお祖母様からのメッセージであると関連づけて感じてしまうほどにあなたにとってお祖母様の存在が大きなものであるということでしょう。
不思議な現象などなくともお祖母様は確かに見守ってくださっています。
それは霊となって近くにいるということでなく、亡き今も変わらずにその存在の大きさがあなたに様々なことを問いかけてくださるということです。
お祖母様と共に過ごした事実、命を終えていかれた事実、その事実から大事な問いかけをいただき、様々なことを考えたり感じたりさせていただくのが見守られるということではないでしょうか。
霊ではなく、はたらき(効果・影響)です。あるかないかではなく、あなたの心で感じる事実にお祖母様がはたらいておられるのです。
人の声にりんが共鳴することも
りんは、人の声の音波に共鳴することがあります。
試しに、りんの近くで「あーいーうーえーおー」と言ってみてください。
音程によって、共鳴しやすい高さがあるかもしれません。