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りんが鳴る

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有り難し有り難し 25

お彼岸の時期ですね。
祖母が亡くなり半年ほど経ちました。

先日仏壇へお供物をしたところ、小さな音でしたが確かにりんが鳴りました。
一緒にいた母に、聞こえる?と聞いたら聞こえると。

生まれてこの方、霊感などを感じたことはありません。けれども、祖母が亡くなってから不思議な体験をするようになりました。

炊飯器が勝手にあいたと思ったら、お膳を忘れてたり。

縁起がいいとされているカエルが玄関にひっついていたり。

生前大好きだったお寿司をお供えしたときは、蝋燭の火がゆらゆらと高く燃えました。

他にもまだあるのですがこの辺で。
そして祖母が母の夢に出てきて 私はまだ生きているよと。
こちらとしては少し怖さもあるのですが、見守ってくれているのでしょうか。
また、こういったことはよくあるのでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

亡き人が「見守る」ということの意味

ご相談拝読しました。

お彼岸の中日となりました。亡き方への思いを通して仏の教えに触れるのにとても良い時節です。是非今後ともhasunohaとのご縁など、様々な形で学んでいただけると嬉しく思います。

亡きお祖母様のことを強く強く思っていらっしゃるのですね。とても素敵なことであると感じます。

がっかりされるかもしれませんが、挙げていただいたような現象はお祖母様が亡くなっていようといまいと起こり得るものでしょう。どれも霊などでなく、きちんと科学的な原因があっての現象であると思います。物の配置や空気のながれ、乾燥や気圧など様々な要因が絡み合って起こる現象であったり、たまたま自分たちがうっかりしていたものであったりということだと思います。

大事なことはそれらはお祖母様のメッセージかどうかということでなく、たまたま何らかの原因があって起きた出来事をお祖母様からのメッセージであると関連づけて感じてしまうほどにあなたにとってお祖母様の存在が大きなものであるということでしょう。

不思議な現象などなくともお祖母様は確かに見守ってくださっています。

それは霊となって近くにいるということでなく、亡き今も変わらずにその存在の大きさがあなたに様々なことを問いかけてくださるということです。

お祖母様と共に過ごした事実、命を終えていかれた事実、その事実から大事な問いかけをいただき、様々なことを考えたり感じたりさせていただくのが見守られるということではないでしょうか。

霊ではなく、はたらき(効果・影響)です。あるかないかではなく、あなたの心で感じる事実にお祖母様がはたらいておられるのです。

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有り難し
おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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人の声にりんが共鳴することも

りんは、人の声の音波に共鳴することがあります。
試しに、りんの近くで「あーいーうーえーおー」と言ってみてください。
音程によって、共鳴しやすい高さがあるかもしれません。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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「お盆・お彼岸」問答一覧

お彼岸のお参りに行くか迷っています。

もうすぐお彼岸ですが、納骨堂にお参りに行くかどうか迷っています。 去年まで、お彼岸はお参りに行かなければという思いでお参りに行っていました。しかし、最近、自分の子ども時代を思い出し、父方の祖父母からあまり可愛いがられなかったと思うことが増え、祖父母の納骨堂に行くと、心の中で文句やひどい言葉ばかり出てきたり、感謝の気持ちがしっかりと持てず、上辺だけの言葉を並べてしまいそうで行くのを躊躇しています。 子ども時代ではなく、今現在見守っていただいていることに対する感謝を言葉にすることも考えましたが、心の中は黒々しているし、見られて喜んでもらえる生き方など全くできていないので、見守られていると感じると恥ずかしく感じています。なのでこれからも見守ってくださいなんて言葉も言えません。 祖父母に感謝しなくてはならないのにしっかりとできていないのも申し訳ないです。 こんなこと思っているのが酷いのですが、毎年お彼岸を憂鬱に感じていて、お参りに行くのが嫌だと感じてしまっています。ですがお彼岸なのだから行くべきなのではという気持ちもあります。 アドバイスをよろしくお願いします。

有り難し有り難し 7
回答数回答 1

お彼岸に仏様に手を合わせたいです。

お坊様にはいつも大変お世話になっております。 今年89歳になる実家の母についてご相談させてください。 母は認知症とは診断されていませんがかなり妄想が激しくなりました。 ・私が母の服を勝手に3着持って行ったまま返していない→現実は私は母の服をさわってもいない。母の妄想です。 お彼岸なので「仏壇に手を合わせに行きたい」と実家の母に電話をした所、「あんたが家に来ると大事な物がどんどん無くなるから来ないで!」と言われました。→私は今までに勝手に実家の物を家に持って帰った事は一度もありません。それをしていたのは私の姉です。私ではありません。 今回実家の仏壇に手を合わせる事ができなくなりました。悲しいです。子どもの頃からお彼岸、お盆にはお墓参りを欠かさずしていました。恐らく母が生きている間は私は実家の仏壇に手を合わせる事はできないと思います。 お墓参りをすれば良いのでしょうがお墓は姉が掃除をしていない為、荒れ果ててしまいました。私がお墓掃除をすれば良いのかもしれませんが実家から電車、バスを利用して一時間以上かかる場所に住んでいる為ホウキやバケツ等を持って電車に乗るのは難しいです。 姉とは縁を切っております。 今後、どの様に仏様に手を合わせたら良いのでしょうか?どうか教えてくださいませ。

有り難し有り難し 15
回答数回答 2

お盆について。

いつもご相談を聞いて頂き、ありがとうございます。今回は、お盆の事について教えて頂きたいのですが…. 我が家は本家の為、仏壇があります。 お盆は、12日夕方にお墓参りに行き15日にご先祖様を送って行きます。 お盆の間は、朝に精進料理を作りお供えします。 おちゃと?茶湯をしに、親戚の人も必ず我が家に来られます。 このおちゃとが、私には嫁いでからの経験でした。主人の祖母が言うには、おちゃとをすればする程良い。お盆は、おちゃとを何回も何回もするのだと… 祖母が生きていた時は、皆のおちゃとの回数をチェックしていました。あの子は、今回はおちゃとが足りないとか。 私にも、あんたのおちゃとの回数は、少なすぎる!とか… 祖母が亡くなってからは、親戚の人も、お盆中に一度程度おちゃとをしにくらいになりましたが… そんな事もあり、私はおちゃとが苦手で好きではありません… 長男嫁の私は、お盆は本当に忙しく、ゆっくりおちゃとなどしている時間はないのです。 しかし、義父や主人は、おちゃとをしない私を罵ります。今にバチが当たる!と。 本当に私はバチが当たるのでしょうか?笑笑 また、お盆中はずっと精進です。肉魚を口にしてはいけません。若い食べ盛りの子供がいるので、正直精進は無理です。 愚痴っても仕方ありませんが、毎年お盆が苦痛です。ご先祖様には申し訳ありませんが、私なりに出来る事をする事で供養になりませんか? やはり、最後には、バチが当たるのでしょうか…

有り難し有り難し 27
回答数回答 2

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ