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越法罪について

回答数回答 2
有り難し有り難し 32

できれば真言宗の方にお聞きできたら幸いです。
①自分は少し前から不動明王様に興味を抱くようになり
お寺などに行くようになりました。
今日、初めて知ったのですが密教には越法罪というのがあるのですね。僕は全然一才知らなく経本の不動尊秘密陀羅尼経を買って唱えてしまったことが何回かありました。あと、お寺で護摩をやってもらってる最中にお坊さん達が不動明王真言を唱えてるときに手印をやりながら唱えてしまったことがあります。
他にも般若心経、光明真言なども唱えてしまったことがあります。自分は全然これらのことは無知だったので、良かれと思ってやってしまっていました。
それでもネットで色々調べてみると在家信徒が陀羅尼経を口にしたり、手印や梵字を書くやるなど…すると地獄に落ちる 体に異常をきたすなど書かれてありました。自分はこれらで儲けとか商売とかやってません。僕は地獄へ落ちるのでしょうか?
そう考えるとゾクゾクしてきました、、、
②お経を唱えてると長かったり難しい言い方があるのでつっかえたり噛んだりしてしまうことがあります。
お坊さんは、噛まないのはなんででしょうか?
そうすると霊は寄ってくるんですか?
修行を何年も積んでるからでしょうか?
長くなりましたがご返信お願いします。
③将来、真言宗のお坊さんになろうかと考えてまして
そうするとお寺で何年も修行を積まなければならない
と大変な感じがあります。実際の1日の流れや、どんな感じなのか教えてください。(越法罪にならない程度に)大変長くなりましたがご返信宜しくお願いします


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

いろいろなお寺を参り師匠を探しましょう

はじめまして。
文章を拝読させて頂きました。いろいろとご心配になられたのですね?でも、大丈夫ですよ。

祈りたいという信仰心から出たことですし、お寺で護摩の時に僧侶と一緒に真言や経典を唱えるのは越法罪にはならないですよ。
不動明王真言や光明真言、般若心経など、お寺で皆と一緒に唱えられる真言やお経はご自分でも唱えて大丈夫ですよ。
ただ、手に印を組むのは師となる僧侶に習ってからにしましょう。
越法罪というのはむしろ、教える側が、その人には授けるべきではない資質を越えた法を授ける場合の罪をいうことの方が多いと思います。

真言宗の修行には、段階的にここまでなら、ここまでは教えられるという決まりがあり、本人の習熟度により、しっかりと師匠が教えを授けることになっています。

貴方の場合は、まず自分に合った師匠を探すのが一番です。
しかし、師匠を探すのは大変なことですが、めげずに探してください。

自分に師匠を授けてくださいと御神仏様に祈りながら探すと良いと思います。

弟子にしてくださいと頼んでも、皆最初は断られると思います。(むしろ弟子welcomeな場合は新興宗教などお金ばかり取られてしまう所もあるようなので注意が必要だと思います)
師匠になって欲しい僧侶が現れたら、じっくりと何度もお寺に通ってください。

お坊さんがお経を間違えにくいのは、修行の時に身についているからだと思いますます。

善き師匠に巡り会うことをお祈りしております。

合掌

追記、実際の修行の1日の流れや年数は状況により異なります。
多分最初は師匠の寺に通って雑務をすることから始まると思います。

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仏道に入門して40年が経ちました。 死ぬまで修行を続けるのがお坊さん...
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金剛薩埵百字真言

kaitoverさま

密教の修法は、ご懸念の通り、越三昧耶(越法罪)に気を付けなければならないところがございます。

しかし、それをあまりに気にし過ぎてしまっては、本来の目的を見失うことになってしまう場合もあります。

ご仏縁を一大事とするならば、密教の法とのご縁も大切なものとなります。

まあ、越三昧耶(越法罪)によって地獄に堕ちるのが怖いとしても、私たちはこれまで何度も気の遠くなるような長い輪廻の中で地獄に堕ちてきていたはずで、それは越三昧耶(越法罪)によるものであろうが、なかろうが、今さら地獄に堕ちることを怖がったとしても、正直、あまり意味のないものであります。

ちなみに拙生の次世はおそらく地獄行であります。

とにかく、それよりも、また地獄に堕ちてしまうのは仕方がないとしても、輪廻の中で仏様、仏法とのご縁が衰退してしまう、断絶してしまう方が恐ろしく怖いものであります。

顕密に拘わらず仏法を扱えることは誠に稀有にて有り難く尊いことでございます。

しっかりと菩提心の育み、仏道の推進に繋げ、智慧と福徳の二資糧の集積に努めて参りたいものでございます。

もし、どうしても色々と気になるようでしたら、成就法(密教の修法を扱われた)の最後に金剛薩埵百字真言をお唱えになられるのも良いでしょう。

こちらをご参考なさって下さい。

金剛薩埵念誦法
https://www.mmba.jp/archives/17325

川口英俊 合掌

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おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

どうもコメントありがとうございます。
ずっも同じのとこを考えても仕方ないと教えさせていただきました。これからも仏様にご縁があるように日々、精進していきたいと思います。

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