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子育てに行き詰りました

回答数回答 2
有り難し有り難し 17

子供が今1歳の子と2歳の子がいます。
旦那はDV暴言浮気不倫をして下の子が妊娠3ヶ月の時に離れました。
もともと鬱病と解離性同一性障害という病気があり1人での子育てに疲れ果てました。
私の両親は15の時に離婚し(何回も離婚してます。)母は19の時に自殺しました。
頼れる身よりもなくどうしたらいいかいつも手探りで子育てをしてきました。
ですが最近何をしても何も食べても楽しくない美味しくない早く死にたいとしか考えられなくなりました。
子供を置いて自殺できないでも今すぐにでも死にたい気持ちが混ざってしまいもうどうしたらいいかも分かりません。
子供を置いて死ぬか子供を連れて死ぬかそらしか考えられなくなりました。
これはもうどうしたらいいのでしょうか。
生きていても楽しいことなんてなかったし子供の頃は大人になれば幸せになれると思ってたんです。
子供の頃も虐待やネグレクトの家庭だったので大人になれば幸せになれると思ってたんです。
でも現実は違くて幸せは一向に来ません。
小さい頃は神様にお願いしたこともありましたが、母の死からいないことに気づき神様さえも信じられません。
早く死にたいということしか考えられない今長生きなんかしたくないしどうしたらいいかわかりません。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ひとりで悩まないで

とにかくひとりで悩まないで、相談機関に駆け込むことです。それによりまずはどんな社会的サービスがあるのかが分かります。ひとりで抱え込まないことです。

私自身のことをいえば、数年前から子ども食堂を始めました。これがどれだけ社会的に貢献しているかは分かりません。でも、少なくともお母さん同士ののつながりはできますし、私のところはこどもの食事代は無料です(つまり、あなたの近所の子ども食堂も無料の可能性が高いです)し、あなたは食事を作ることから解放されます。
 
片田舎の滋賀県彦根市でやっていますが、市内にだいたい7カ所くらい子ども食堂があり、食べ歩きみたいなことも可能です。もしかしてこうしたことは必要ないのかもしれませんが、経済的には必要じゃなくても、つながりは誰にとっても必要ですから、つながりを作ることが大事です。

あなたはおひとりでの子育てに疲れておられるかもしれませんが、お子さんはみなの宝です。少子化に苦しんでいる日本においてはあなたのお子さんたちは国の宝です。だからその国の宝であるお子さんは社会全体で立派に育てる必要があります。あなただけのお子さんじゃありません。ひとりで背負い込んではいけないし、見方を変えるとシングルマザーのあなたひとりに背負い込ませちゃいけないんです。

もし、社会の制度が私のいうとおりになっていないなら、みなで変えていかなきゃなりません。そのためにはあなたに声をあげてもらう必要があるともいえます。みんなで子育ての社会にならないといけないからです。

繰り返しますが、ひとりで抱え込まないでください。ひとりで抱え込むとすぐ限界を感じることになります。どこかに必ずあなたを救う制度、または組織、または個人の善意があります。まずは市役所の福祉課や社協さんなどのドアを開けることです。閉まっていたらドアをこじ開けてください。

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私はお坊さんといっても、ひと様に何か答えらしいものを提示できるような立派な...
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冬は必ず春となる

椎名さん
はじめまして小山と申します。ご相談拝見させて頂きました。
お辛い状況かとお察し申し上げます。
死にたい程に心が追い込まれる中でhasunohaへご相談くださり、本当にありがとうございます。何かの御縁かと思い、椎名さんのお力添えできるよう回答をさせて頂きます。

まずは椎名さんの鬱病を治療する事が肝心かと思います。
そして、治療に専念してながら相談者を作るのも解決への糸口だと思います。
お近くの保健所に相談しながら育児をする方法を聞いたり、市のファミリーサポートセンター、子ども家庭相談などに相談したり、通っている病院の先生だけでなく看護婦さんに相談するのも良いかと思います。
また、私もご縁を頂いた「シングルファミリー独立支援団体 一般社団法人 ハートフル 」という団体さまがございます。
椎名さんと同じ様に子育てなどで悩まれている方達をサポートする団体です。必ず相談相手になってくださると思います。
最後に、URLを記載しておきます。是非ご覧ください。

鎌倉時代を生きた日蓮宗の開祖であられます日蓮聖人のお手紙の一部をご紹介したいと思います。
妙一尼という、1人のお母さんを励まされたお手紙です。妙一尼は夫を亡くされ、たった1人で必死に子供を育てていた方です。日蓮聖人は、このようなお言葉を送られます「冬は必ず春となる。いまだ昔よりきかず、みず、冬の秋とかえれる事を。」
冬が秋に戻ることはありません。冬の後には春が訪れるのです。 苦しみもん同じで必ず終を迎えます。と言うお言葉です。

どうぞ、椎名さんの冬が一日でも早く終わり春が訪れる事を、心よお祈り申し上げます。
合掌

「シングルファミリー独立支援団体 一般社団法人 ハートフル 」
https://www.hf-f.com/

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おきもち

日蓮宗僧侶で妙経寺副住職でございます。 仏教・法華経の教えまた、日蓮聖人...
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質問者からのお礼

ありがとうございました

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