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痩せへの固執について。

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有り難し有り難し 15

はじめまして。
私は摂食障害の中学3年生です。
いきなりですが、痩せへの固執から脱却するアドバイスをください。
毎日食べ物の事で頭がいっぱいで、自分が決めた食事予定(摂取カロリー)が少しでも狂う事が許せません。
159cm36kg。
もう自分が痩せている事は自覚してます。周りからも心配されてます。
治さなきゃいけない、太らなきゃいけない。せめて私も生理がくるぐらい健康体になりたいと思っています。
けど、いざ食べようとしても、カロリーを気にして好きな物は食べれないし、なんでも我慢してしまいます。
これを食べたら太ってしまう、その考えが脳から離れません。
拒食から過食嘔吐に移行し、今は吐くことはしないよう努力して、しっかり食事をしようとしていますが、どうしても無理なんです。
どうすればいいですか。
昔みたいに美味しい美味しい食べたいです。私も。
助けてください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

私が穏やかで居られますように

おんなのこ。 さん 相談ありがとうございます。

まず、摂食障害について、専門のお医者さんに診てもらってますか?
ネットでも摂食障害専門のお医者さんに体調の事を詳しく相談できると思います。
まず、自分の体調をしっかり保つことに意識を向けてくださいね。
もう、診てもらっているのならそのまま続けていいのですよ。

そして、太る太らないと考えてしまう自分を眺める癖を付けましょう。
カロリーも、食事の量も、これが食べたいという思いも、
そんな考えを持った自分が居るんだなア~とおもって自分を眺める、客観的に自分を思う、そんなことから始めて下さい。最初は5分でもいいです。
「太る」と思った時に、「太る」と思った自分がいるんだな~と思うようにします。そして、深くゆっくりとした呼吸を繰り返します。出る息と入る息に意識を集中して、ゆっくりゆったりとした呼吸を続けます。深く長く呼吸を続ける間、もしかしたらまた食べ物を考えてしまうかもしれません、そうしたら、その考えたことを脇に置くようにして、また深く長い出入りする呼吸に意識を向けましょう。
最初は5分出来たらいいと思います。毎日続けていくことが肝心です。

そして、深い呼吸を練習するうちに、今まで受けてきた優しさや愛情、癒されたこと、思いやりを受けたこと、誰かに寛容に受け止めてもらったこと、そんなことを思いだすようにしてください。
例えば、幼い頃お母さんに抱きしめられて嬉しかったとか、御祖母さんが優しい言葉をかけてくれたとかそんなことです。そんな慈しみ優しさに浸るようにしてください。あなたの意識下でいいですから、充分にその優しさに浸ってください。
そして祈って下さい「私が幸せでありますように・私が安心安全でいられますように・私の苦しみがなくなりますように・私が穏やかで居られますように」と。
こうして自分に思いやりを向けた時に、もう嫌な想いから解放される気持ちになるでしょう。
どうかこれを続けてください。習慣化すれば素晴らしい力になりますよ!

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