hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

お仏壇へのお供え物について

回答数回答 2
有り難し有り難し 31

お仏壇へのお供え物で、包装されている物は、開封してお供えしたほうがいいのでしょうか?
私は外出先から家に帰る時、お仏壇のご先祖様にも甘い物を味わって頂きたいと思い、コンビニ等でスイーツを買って、そのスイーツをお仏壇にお供えする時があるのですが、虫が来たり傷んだりするのを避ける為に、いつも開封せずにお供えしています。お供えしたスイーツは数時間後にお下げして、家族で食べます。
しかし最近、はたして包装されている物を開封せずにお供えしてもいいのだろうかと思い始めました。開封してお供えしたほうがいいのでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【追記あり】こちらからのお供えが向こうからの教えに

ご相談拝読しました。

お仏壇へのお供え物の供え方についてのご質問ですね。

>開封してお供えしたほうがいいのでしょうか?

とのこと。ここでの「いい」とはどういう意味でしょうか?どういう意味で誰にとって「いい」のか?

そのことを考えてみましょう。仏様にとっていいのか、ご先祖様にとっていいのか、自分にとっていいのか、それは何故なのか?

「いい・悪い」は誰が決めているのか。

質問返しになってしまいましたが大事な視点だと思います。

【追記】
お考えいただきありがとうございます。気づきもあったようで何よりです。ところがそこで止まってしまうと自己完結の自己満足です。

さて、仏様やご先祖様はどこにいるのでしょうか?お仏壇にいるのでしょうか?お供え物を食べるのは誰でしょうか?

お供え物は仏様への敬意の気持ちの表現です。実際に食べるのはお下がりをいただく私たちです。そういう意味では腐ったり傷んだりしないように開封せずお供えするというのは一つの方法です。でもそれが「自分が食べたいから」という気持ち本位になってしまうと本末転倒でもあります。やはり仏様やご先祖様を大事にする気持ちからお供えをしたいところです。

ところで、私たちを離れてご先祖様や仏様はいるのでしょうか?そもそも仏様って何でしょうか?

今回、あなたは「自分が食べたい」という姿の自分に気がつきました。これは誰が気づかせてくれたことでしょうか?それは他でもない仏様でありご先祖様でしょう。
こちらがお供えするという行為が、実は向こうからの教えとしてはたらいたのですね。

ですからどうか答えを決めてしまうのでなく、これからも考えながらお仏壇のお荘厳・お給仕をなさってください。
仏様・ご先祖さまは実際にお供え物を食べるのでなく、あなたがお供えという行為を通して仏法の教えに遇うという功徳を何よりも喜ばれるのだと思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

そのままでお供えください。

実際は
仏さまが召し上がるのではなく
人間の誰かが頂くのですから
そういうことも念頭に置いて良いと思います。

例えばお寺であれば
お盆やお彼岸の法要等で
多くの物をお供えいただきます。
拙寺では「おてらおやつクラブ」に届けるので
開封することはありません。

{{count}}
有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

質問者からのお礼

どうやら私は、お供えした物を自分が食べたい、という事ばかりを考えてしまっていたと気付きました。
今後は、お供え物をご先祖様に味わって頂けるようにお供えします。ご回答ありがとうございました。

追記ありがとうございます。
私が思ったのは、仏様もご先祖様も、きっと自分の心の中にいらっしゃるのだと思いました。私達は仏様にありがたく生かされていて、ご先祖様はその私達を温かく見守ってくださっているのだと思いました。仏様ご先祖様のおかげで今の自分の命があります。お仏壇にお供えするのは、仏様ご先祖様に対する感謝の気持ちなのですね。大切なのは仏様ご先祖様に対する感謝の気持ちを忘れないで生きていくことだと思いました。お供え物よりも、感謝の気持ちを忘れた時、仏様ご先祖様は悲しむのだと思いました。今回は仏様ご先祖様のことを想うよいきっかけになりました。ありがとうございました。

和田隆恩 様
お供えの仕方は一つではないのですね。
「おてらおやつクラブ」の事は今まで知りませんでしたが、ありがたい活動をされている団体があることを知れて良かったです。ご回答ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ