hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

過去の過ち

回答数回答 1
有り難し有り難し 19

はじめて相談させていただきます。私は、数年前、ある1人の方の心を傷つけるという到底許されない行為をしました。

その後、その方本人からや、周りの方からのお叱りを受け、謝罪しました。

私自身、何故あの時そのような行動をしてしまったのかわけが分かりません。

ですが、そのような事を言っても、ただの自己保身になってしまう事はよく分かっています。

これからは、人の気持ちをよく考えて、自分の行動に責任を持ち、毎日その方に対して謝罪の気持ちをもって生きようと決意しました。
しかし、そのことすら、自己保身、自己満足にしかならないのではないかと日々なやんでいます。

どのようにすればそのような気持ちと上手く接する事ができるのでしょうか。

拙い文章ですが、読んでいただけると幸いです。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【下手の考え休むに似たり】

"謝罪の気持ちをもって生きようと決意しました"
よし、長考はここで一旦やめておこうか。

"しかし、そのことすら”
この先まで行くと、それこそ【卑下慢】という反省とか謙虚とかの真反対にある慢心の泥沼にハマり込んでいくぞ?

つまり、"謝罪の気持ちをもって生きよう"とする自分に難癖つけて、出来ない理由をあれこれでっち上げては結局なにもせず、やがて「私はダメ人間です。みんなにとって迷惑です。もう死んだ方が…」と言い出すパターンに嵌っていくのがオチだろう。

あぶない あぶない

hasunoha.tenrakuin@gmail.com

{{count}}
有り難し
おきもち

【公認心理師】 【レンタルお坊さん】活動中。 とりあえず何でも相談して...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

転落院さま、返信ありがとうございます。
「卑下慢」という言葉を私ははじめて耳にしましたが、まさに私自身をさしていると気づきました。
これからはそのような事にならないようしっかり生きていこうと思います。
ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ