過去の行いを許せずに苦しいです
自分の嫌なところも受け入れてみたら生きやすくなるよと言われますが
過去の行いを許せずに自分を受け入れることができず苦しいです。
過去のことを思い出そうとすると悪い行いばかり思い出してしまいます。
幼少期にほかの子のおもちゃがうらやましく持って帰ってしまったことや、
学生時代他人を装って憧れの人に手紙を送ったり。まだたくさんあります。
自己肯定の話をしていると自然と涙がこぼれてきてしまい、
過去につらいことがあったはずだから思い出してみてと言われます。
この行いのことを話すことができません。
自分の行いのせいでこうなっているのだからと進むことができません。
本当は、許したいです。
許すことは悪事を肯定していることになる。と考えてしまいます。
過去のことを思い出しても苦しくならずに、楽しい思い出を思い出せるようになりたいです。
私に何かできることはあるのでしょうか?
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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優しさを向けてくれる人を想像する
まゆか 様 相談ありがとうございます。
思い出すことは、悪いことばかり。そして後悔などで、自分を責める。そうするとさらに落ち込み、苦しくなる。そんな状態でしょうか?
では、あなたの最も心地よい大好きな自然な風景を思い描いてみましょう。イメージするだけでいいですよ。緑の綺麗高原や、大好きな花畑、あるいは青空が広がる砂浜等をイメージして、それに浸ってみてください。
そしてあなたがいるその大好きな場所に、あなたに思いやりを向けてくれる最も大切な人がやってきます。その人は、家族や親友や恩師などかも知れませんし、あなたの好きな有名人かもしれません。ゆっくり落ち着いて、リラックスしてイメージしてください。その人があなたのそばにやってきます。その人はあなたに何時も思いやり・優しさ・温かさ・愛情・寛容さをいつも注いでいます。あなたが辛い時には温かく包み込んで、優しく励ましてくれます。
そのあなたにっとって、慈悲深い人は、どんな笑顔で、優しい言葉をかけてくれたのでしょうか?
ゆっくり、ゆったりとした深い呼吸と共にじっくりとイメージしてその言葉受け取ってください。
「大丈夫だよ、まゆかさんの中にも優しさの種があるよ。もうすぐ芽がでるよ」
「頑張って生きてきたね。もう自分を責めなくて良いんだよ」
「愛情が溢れるように、笑顔でいられるよ」
こんな言葉かもしれませんね。
まゆかさんにとって思いやりや優しを向けてくれる慈悲深い人のその言葉を心に留めて、笑顔を作ってみてください。だんだん輝くようになりますよ。
一礼