親の介護
こちらでも相談させていただいておりましたが、昨年、闘病していた夫が他界いたしました。最後は在宅医療、看護で、娘と二人で手を握りながら、最後の一息まで看取ることができました。これ以上望めないほど、自然に安らかに夫が逝けたことを感謝いたします。
まだまだ悲しみも癒えず、膨大な手続きに翻弄されていますが、同居の父母の面倒が限界を超えています。
超高齢の父はもう何もできず、やはり超高齢の母は認知症の進みが酷くて、せん妄、幻覚が進み、手に負えない日が多くなってきました。
二人とも、身体は自立していますが、精神的にだめです。
在宅医療の先生には、早急に施設を進められていますが、二人分の入居費の事もあり、施設の空き具合やコロナ下での問題で、なかなか進みません。
ケアマネさんにも相談しながら、デイサービスなど、なんとかできることを進めています。
しかし私自身、夫の介護と看取りで体力気力を使い果たし、もう頑張れません。手伝ってくれている社会人の娘にも申し訳ないです。
親しい友人たちも、本当に支えてくれていて感謝しかありません。
年老いた親を可哀想に思い、大事にしたい気持ちがどんどん削がれて行くのが辛いです。自分がここまで辛い時に苦しめる親を嫌になる、自分の気持ちが辛いです。今までずっと、いくら進めても介護保険を受けてくれなかったことも恨んでいます。
どのように気持ちを保ってやっていけばいいのか、どうかアドバイスをお願いいたします。
いつも本当にありがとうございます。
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施設入所をお勧めします。
ご質問拝読いたしました。
御苦労身につまされます。
愚僧は福祉関係の仕事も長く、
それなりに知識経験を、
有しているつもりでしたが、
コロナ禍で、
両親の痴呆が一気に進行して、
昨年大変な思いをしました。
特にせん妄は、
対処に非常に困りました。
お恥ずかしながら、
叱りつける、
怒って口論することが、
少なからずございました。
本当にお恥ずかしい話、
身内に対しては、
どうしても冷静になれません。
ダメな坊主でございます。
結局、ショートステイで繋ぎ、
自分自身の休息を取り、
やり繰りしてきましたが、
戻ってくると、
問題行動を起こすことを
繰り返しでした。
とうとう、
在宅では無理になり、
二人ともグループホームに、
入所していただきました。
両親には
申し訳ない気持ちで
いっぱいですが、
痴呆とりわけせん妄や、
時に興奮状態に陥る場合、
在宅での介護は、
厳しいかと思います。
想像もしていなかった、
別人格がでてくることも
ございます。
御病気なんですよ。
御病気なら入院が必要なように、
認知のプロである、
施設の方にお任せするのが、
よろしいかと思います。
ましてや、
ご主人さまをお見送りした
お疲れが心身ともに、
残っていらっしゃると
思います。
金銭的なこともありましょうが、
ご両親さま、
ショートステイに入っていただき、
その間は少し、
休まれるなど、
ケアマネさんとよく、
ご相談くださいませ。
くれぐれも無理は禁物です。
ご無理はされないよう。
御健康を祈念いたします。
くれぐれもお体をお大事に。
質問者からのお礼
花山様
同じようなご苦労をお話しくださってありがとうございました。
本日、職場で娘が倒れました。私も娘も、疲れ切っております。
今できることとして、明日にデイの契約があります。
それと同時に並行して、施設入居を進めておりますが、今のところ、来月の中旬か下旬に空きができる施設がありそうです。しかし、緊急事態宣言が解除されてからの契約と言われ、空きもまだ確定ではありません。
特養の方も、書類を書いて申し込んでおりますが、見かけの体が元気なせいか、介護度がまだ低いため、入居は先になるでしょう。
なんとか入居のめどがつくまで、頑張ります。娘にも迷惑かけて、本当に辛いです。