退職して良いのかどうか悩んでいます
仕事を退職することについてご相談させて下さい。
私は仕事中に質問することが苦手で、それをきっかけに退職を考えています。
私は現在社会人2年目の女です。
新卒でシステムエンジニアとして働き始め、今年の4月から3年目となります。
前述の通り、私は人に質問することが苦手で、質問前に何度も頭の中で伝えることを復唱して、相手が空いてそうな時にようやく質問できるというような性格です。
働き始めて一年目は、そこまで時間かからずに質問しにいけてたのですが、一年目に世話係となった先輩がきっかけでますます質問することが苦手となってしまいました。
私の先輩は質問すると、自分の仕事を置いてまで真摯に向き合ってくれる人で、
私が質問したことに対して直接答えを与えるのではなくて自分で正解に辿り着くように導いてくれるような人でした。
ですが、私も一年目でまだ経験も技術も無く、先輩に教えてもらっても行き詰まってしまうことも多々ありました。その度に先輩はただ黙って私が答えに辿り着くまで見守るのですが、それが苦痛でたまらなかったです。
元々かなり忙しい職場で、先輩も毎日残業が当たり前のような人で、
そんな人を呼び止めてまで質問して、私のせいで残業時間が伸びていると考えてしまうと申し訳なくなってしまい、それが私にとってはかなり辛かったです。
そのせいで段々と私も質問することを避けるようになってしまい、どうしても質問しないといけない時は動悸がバクバクと激しくなり、こんな些細なことで、と思われるかもしれませんがこんなになにも出来ない自分は死んでしまいたいと一時期は考えていました。
それで、今やっているシステムエンジニアという仕事が分からなさすぎて質問しないとやっていけないため、
質問の度に自分にストレスがかかってしまうのでそこからなるべく逃げるために別の職種へ就きたいと考えております。
しかしこんな理由で辞めたとしてもまた同じ理由で辞めたくなってしまうのではないかと不安です。
今よりもっと質問しやすく雰囲気のある職場だったら働きやすいような気もしてるのですが、なんだか甘い考えのような気がして決心つきません。
家族や友人に相談しても「新人のうちは気にせず質問したら良いんだよ」と言われ、それが出来たら苦労はしないんだけどなあ…となってしまい、ここで質問させて頂きました。
ご意見をいただけると凄く嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
質問することも仕事のうち
ご質問ありがとうございます。
仕事というのは昔から一人前になるには10年かかると言われています。分からないことがあれば自分なりの答え又は考え方を携えて質問しましょう。
短期的に見ればたしかに会社組織として先輩などに質問して手を止めさせてしまうのは効率が悪いように見えます。しかし、長期的に見ればあなたが知識と経験を積み重ねて戦力になって会社組織としての効率は確実に向上しますからね。
質問することを頭の中で何度も復唱やイメージするのは時間の無駄です。急ぎの質問はすぐにしましょうね。
また、他の人でも分かる質問なら他の人に質問してもいいですし、急ぎではない質問なら紙に箇条書きに書いて先輩に急ぎじゃないので時間のある時に教えてくださいと紙を渡したらいいと思いますよ。
いつかはあなたが教える立場になるのですから、今のうちに分からないことは何でも聞いて学んでくださいね。
なお、同じ質問を何度もすると怒られますからノートに自分なりにまとめておきましょうね。
聞くは一時の恥、聞かずは一生の恥
拝読させて頂きました。あなたがそれほどに緊張してしまうお気持ちはよくわかります。私もだいぶ緊張した方ですからね、心臓がドキドキしてもたないんじゃないかと思ったほどです。あなたのお気持ち心よりお察しします。
とはいえ昔から「聞くは一時の恥、聞かずは一生の恥」と言いますからやはりしっかりとわからないことは聞くことです。もしも聞かずにそのままになってしまい、大変重要なことだったりポイントになることだったらその後が大変ですからね。
ものごとには手順もありコツもありまし、基本的なルールもあるものです。やはりそういうことを聞き逃すと後から余計に苦労することにもなりますからね。
あなたがこれから三年五年十年と経験を積んでいかれたならばやはり、ああ!やはり聞いとけばよかった!と思うことがあることになるでしょうからね。
先ずはあなた自身がまだまだこれから成長していく者であると自覚して「初心忘るべからず」ですね。
ご退職なさるかどうかもあわてないでじっくりとこれから先を見据えてご判断なさって下さいね。
あなたはこれから成長なさっていくのですからね。