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隣国が怖い

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いつもの事なのですが不安を吐き出させてください。
今、隣国の語学を趣味として勉強しています。楽しく勉強していたのですが、インターネットで調べていくうちにその国の怖い部分というか、闇の部分が検索に上がってしまい、見ているうちにその国を怖いと思うようになってしまいました。その国の人達は日本にたくさんいますし、軍事力を強化していて領土を広るとも公言していますし、今の日本の政治力を見ていても、この先の未来が怖くなってしまってしまいました。

その国のすべての人がそうじゃないし、他の国も関わってくるので、心配し過ぎだと思うのですが、その国の人に日本は遅れている、平和ボケをしてると言われて、とても不安になってしまいました。
戦争にならなくても、その国の人達がたくさん日本に来ればこの国が荒れてしまう気がします。
不安が強くなっています。どうしたら気持ちをなだめて、冷静になれますか?
よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

是々非々で対処

こんにちは。
前回も御縁ありましたね。

「隣国が怖い」とのことです。
複数ありますが、おそらくあの国だろうと思います。

あなたの懸念はごもっともです。
確かに、「軍事力を強化していて領土を広るとも公言しています」というのは事実だと思います。空母保有などの海軍の強化、尖閣諸島への圧迫は我が国喫緊の課題です。

また、チベット、ウイグルにおいては民族、文化、宗教の弾圧が苛烈なものになっており、香港でも選挙を事実上形骸化・廃止へと動いてもいて、人権蹂躙という面でも非常に恐ろしい国です。

この点で言えば、「平和ボケ」は危険です。
かつてのチベットを教訓にするならば、やはり政治的、軍事的な警戒を怠ってはいけません。

このような問題は、ある程度政治的軍事的な観点が分かると安心できる面があります。簡単に言えば、日本は世界最大の軍事力を持つアメリカと深い関係にあり、有事は日本単独ではなく必ずアメリカの関与があるので、簡単に紛争にはならないという知識です。

一方、そこに住んでいる国の人達については、分けて考えることも必要でしょう。
あなたも「その国のすべての人がそうじゃない」と書いているとおりだと思います。基本的には、普通の人間対人間で考え、接する。お互いに喜怒哀楽を共有する。

これは、友人に聞いた話です。
その友人の祖父がかつての旧日本軍で中国にて従軍していた際、ある村を通りかかったそうです。その村には、お寺がありました。そのお祖父さんは、懐から懐中名号(携帯の御本尊)をだして、現地のお寺の僧侶に南無阿彌陀佛を見せたそうです。そうすると、今まで警戒をしていたその僧侶は、一気に満面の笑みをたたえ、身振り手振りで、ああ君もそうか、友達友達と握手したそうです。

その時代の国、政治に阻まれて人間と人間はいがみ合うこともある。
なるべく直接争わない工夫は必要だ。
しかし、その一方でわかり合えることがきちんとあるのだ。
そういう整理の上で、是々非々で対処する。
これが宜しいと思います。

追記
ご返信並びに、ご丁寧にお気持ちをお運びくださり、誠にありがとうございました。いつも読んでいただいているようで、嬉しいです。これからも折に触れて回答させて頂きます。時節柄、どうぞご自愛ください。

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釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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善意だけでは悪意に抵抗できない。最善の活路を見出す。

チベット人やウイグル人の平和を祈っても沢山の人が殺されました。そして世界の宗教者たちは臓器狩りにも沈黙をつづけています。現実はそこ。沈黙。
SNSの僧侶グループでも隣国の非道に関して沈黙する人は多いです。単に知らないだけ?いいえ。違います。知ってみて見ぬふりをしている所がある。私はそれ以来、僧侶や宗教者の宗教心や救済心に限界と疑問を感じて個人で声を上げています。
ひどい目に合っている人たち助けよう・守ろうという声も上げないのは何をする姿か?黙殺です。理想やきれいごとだけを言う口先だけの人間はあなたを守ってはくれません。悪いことをするなと言いながらも他の非道に無反応。止めようともしないのですから。祈りや沈黙は悪や非道を止められません。私は自分が殺されそうにな時に「沈黙する」「祈る」人間は信じません。悪意に蹴落とされるエセ平和論を口にして見殺しにする人だからです。強大な悪や力に媚びて酷い行為を止めないのは「助けない」を選択しているということ。そこに疑問を持てばあなたの防衛意識と行動が変わる。真の強さを求めるようになります。
<`皿´>侵略者にも人権を!日本に危害を加える人間をヘイトするな!日本を守るカギをかけるな!と主張して竹島・尖閣諸島は支配されました。現実の侵略です。私はウイグル人やチベットの僧侶たちが殺されていった現実から、きれいごとを言うだけの僧侶から出家しています。人を無防備にする悪意のお人よし主義に騙されている僧侶もいます。防衛意識を高めるべきです。彼らの工作は実に手が込んでいます。侵略者を差別するな、犯罪者や泥棒行為を差別するなという姿勢。それは侵略国家サイドの嘘。その前にこっちの防衛の方が大事です。
『鬼滅の刃』でもそれはテーマになっています。悪や鬼と仲良くしろといっても家族は殺された。殺されたら「終り」です。危害を加えてくる侵略者・非道な存在に無防備でいろという人はチベット人・ウイグル人やライダイハンなどベトナムの惨劇の被害者に同じことを言えるでしょうか?
人の命を何とも思わない偏狂思想は仏教精神も潰す。人の善意も殺す。それが真実です。
だからこそ日本の平和・安全の維持のために、相手国の攻撃性や反日活動の現実の実態を世間に広く知らせて国全体で防衛する。軍を持つ国には日本破壊を目論む工作があるのです。彼らの現実が公の場で広く知られることで防衛になります。

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情報は右から左まで、上から下まで、あふれています

世の中は単純ではありません。仏教では、人さえも、そんなものはない。ただ体と心の働きが瞬間ごとに働き続けているだけだと見ます。一瞬ごとの感情や考えはころころ変わります。あまり変わらないようだと、やっと、世間では「あの人はこういう考えをする人だ」などとまとめます。
 情報を発信する人は、自分の強い意見と感情を持っています。なにしろ発信したいのですから。だからといって正しいとは限りません。間違いとも言い切れません。この人が発信したこれこれの情報、と、受け取って、不必要なら聞き流せばいいです。感情まで受け取る必要はありません。
 でも、その意見に賛同する人が多いですけど? 賛同しない人も多いです。
 人でさえ、一人の人が一瞬ごとに変わります。もちろん、一人ひとり違います。そんな人たちの集まりである国とか政府とか、おいそれと「こうだ」と決められるものではありません。
 あなたはある国の言語に興味を持ち、学び始めました。言語には文化などがくっついてきます。その国の一片をよりよく知ることができます。ステキではないですか。世界が広がっています。
 人と意見や感情をぶつけ合う必要はありません。人は皆、自分の好みで動いています。
 自分の心の中ででも、他人の意見や感情に流される必要はありません。
 どうしてもネガティブになりそうなら、いっそのこと、その国のすべてを学んでみてください。言語や現在の文化や政治組織だけでなく、まあ、とりあえずは歴史、地理を。日本のものと関係したり異なったりしますが、どの国もやっぱり戦争したり困ったり大変なことの繰り返しだと分かって、知れば知るほど、親近感がわいてきますよ。
 その上で、意見や感情が合いそうな人と、そういうことを話してみる。合いそうにない人には知らん顔している。それでよいと思います。
 人はみんな、自分の小さな池の中で生きていて、自分の池に落ちてきた情報だけを見て一喜一憂しています。池から顔を上げて、少しでも外の広い世界を知ろうとしているのですから、貴方の方が立派です。また池の中だけに戻るのはもったいないです。今の言語をやめたとしても、他のことにも関心を持ってみてください。

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初期仏教というか仏教本来の教えを学びつつ、その在家信者のあり方から見た日本...
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質問者からのお礼

丹下様

コメントを頂きありがとうございます。尖閣諸島問題は何となく知っていましたが、内容を知ると怖くなりますね。
私は選挙くらいでしか政治に参加できませんが、どうした良いのか、何ができるのかをよくよく考えて、隣国と付き合っていこうかと思います。
ありがとうございます。

藤本様
隣国との語学交換アプリをやっています。良い人もいれば悪い人もいる。それを実感しています。それと同時にその国の知識や良識の乏しさも痛感しています。素朴な人達なのですが、国の違いですかね。やはり思想においては難しいのではないかとも思ってしまいます。
まだ勉強は続けていくつもりです。親日派の人も多いので、交流の中で何が変ればいいですね。

悠水様。
いつもありがとうございます。
個人であれば分かり会える部分が多いと思います。政治や経済ですよね。平和が続けば良いと思います。
隣国の人はとても優しいです。ですが自己中心的な部分がどうしても目に入るというか…、難しいですね。
今の世界は繋がっているので、簡単に戦争は起きないと思っています。この先ずっと隣国の人達と争わないでいられることを願います。

皆様、ありがとうございました。
少し冷静になれました。
ありがとうございます。

「世の中・社会のできごと・風潮」問答一覧

現代社会と本来の豊かさについて

悩みというよりは漠然と考えてしまうことがあります。        私は会社を起業し10年ほどになります。     会社とは何か?という本を設立当初に読み、 そこには『社会に必要とされているもの。人の役に立っているから存続が出来、人の役に立たない会社はなくなっていく』と書かれていました。     右も左も分からない中での起業でしたが、自身にそのような志が強くありましたし、その本に書いてある言葉に納得し、一生懸命頑張ってきました。     設立前から準備していたことや、業界を分かっていたこともあり、心身の苦しさや辛さはありながらも、経営は順調に右肩上がりで伸びていきました。 しかし、何処かでとても苦しさのような葛藤がずっとあります。     社会がいかに利益追求型の仕組みで弱肉強食であることを肌で感じること、それでも日々闘い続けねば生き抜けない。 競争社会、資本主義社会という中では当たり前のことだと理解すればするほど。 中小企業の社長さん達も皆んな日々闘い続けているんだなぁと思いながら。     そういう渦中で、自分の心身はいつも振り回され乱れるばかり疲弊する日々が数年続き、 自身を見つめ直したり心を丈夫にする為に色々と模索してきました。     そうした中で見つけたものは、お釈迦さまの教えや禅的な考え方でした。   日本では宗教にハマると聞くと直ぐに悪い意味で捉えられることが多いですが、 何か目印になるような共感できたり学べるような考え方というものに救われることに有り難さが溢れてきて泣きそうになります。   自身が人の為になることを〜と思い起業しましたが、会社を通して社会を知り、そこに向き合った今の時点で想定もしていなかった答えがあったように感じています。   知り合いに若いお坊さんがいますが、もっと遊びましょう、もっと休んでください、自分は人生遊んで過ごします。とよく仰っています。実際夜遅くまで飲みに行ったりしていて、誘ってくることも多いです。(行きませんが) そのお話しも極端に思えて、私には失礼ながら浮世離れしすぎていてついていけません。   長くなってしまいました。 文章がまとまっておらず伝わっているか不安ですが、 お坊さん達は今の資本主義社会と仏教の教えに乖離を感じますか? 感じられる方はどうバランスを取られていますか?

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日本が一番ではない

僕が24年間生きている中で日本が一番ではありません。みんなは日本が一番だと言ってますが。日本つまらないし毎日刺激もないし変化が全くありません。サッカーの試合も見ましたがあまりつまらなかったです。なんかサッカーにはスター選手いないので面白くありませんでした。Jリーグの試合見ましたがつまらなかったです。ラグビーの試合見ましたが一方的な展開すぎて全くつまらなかったです。しょうもなさすぎました。日本脱出したいです。お金がないので今年全く関西から出たことがありません。出てみていろいろ体感してみたいです。何も楽しくありません。学生生活も全く楽しくなかったです。 日本生きてますが個性が全くありません。日本人も何となく生きてる人が多いような気がします。日本も少子高齢化が年寄りやおっさんが多いような気がします。僕にとっては楽しくもありません。ランダムチャットも利用しましたが喋ってみても全くくだらなかったです。ランダムチャットしましたがしょうもない人多かったです。考えも偏っているようにも思えます。日本には閉塞感がありすぎてつまらないです。日本楽しくもありません。日本は真面目な人多いので過ちや誰にも迷惑かけてない人が多すぎて万引きやカンニングなどの過ち犯したり人に迷惑かけたり(それは当たり前ですが…)失敗したら許されない国なので自殺者も多いのではないかとも思います。日本自殺大国になると思います。 日本人も世界情勢や世界のことに興味がない人が多いようにも感じます。 日本の気候も暑さ寒さの寒暖差が激しすぎて日本の四季に耐えれず嫌になります。 東京も行きましたがサラリーマンが多く殺伐とした風景や混雑が激しすぎて嫌になります。 今までも教習所で高圧的にされたことや偉そうにされたことやバイト先でも上司があまりにも態度悪い人もいて日本が一番とも思いません。たまたま人の答案が見えてしまったりしました。やっぱり日本悪い国だなと思います。みんな日本いい国やいい国やと言ってますが僕はそう思いません。 僕が思う日本のいいところは治安がいいところと料理が美味しいところと生活水準が高いところぐらいです。どこの国もいいところは最低1、2個はあると思います。 やっぱり僕にとっては日本が一番ではありません。

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日本に盛り上がりが全く足りないです

今、大阪にいますけど閉鎖的で盛り上がりもなく楽しくありません。地下鉄に乗っていますが表情が暗い雰囲気を作って楽しくもありません。夜もアメリカのようにパーティーみたいな盛り上がりもなくて寂しいです。日本は閉鎖的な国だとも思います。 ラグビーワールドカップ2019イングランド対アメリカではかなり賑やかやったしパーティーしてたようにも思えます。結構、日本よりも盛り上がっていたようにも思えます。イギリスやアメリカはパーティー文化がある国にも思えます。イギリスやアメリカの方が個性的な人いたような気がします。 アメリカ行ったことがないので自分には分かりませんが日本よりも個性がある人が多いようにも思えます。 僕にとっては10年前頃ですが、明光義塾北巽教室通ってた時は個性的な先生もかなり居ましたし、活気もありました。まあまあパーティー的に盛り上がっていたと思います。明光義塾北巽教室では賑やかでワイワイしてて僕にとっては楽しかったのです。明光義塾北巽教室Twitter(現在はX)では個性感半端ないな。キャラ感凄いなと書いたらいいね1つくれました。親には明光義塾北巽教室勉強するところやのに遊びに行ってた所が怒られました。 そういうの日本ではなかなか無いから寂しいです。日本の閉鎖的な環境が辛すぎてたまりません。パリピみたいな盛り上がりが好きでたまりません。日本は雰囲気が暗い国だなと思います。 日本生きるのが活気と盛り上がりが無さすぎて辛いです。日本人って個性が全くない人ばかりでつまらないです。僕の近所でも全くパーティーみたいに騒ぎがないのがつまらないです。 日本は治安も良くてご飯が美味しいと言う理由からいいって言っていますけど僕はそう全く思わないです。 日本は衰退国家だなと思います。日本は閉鎖的すぎて嫌になります。日本に生きていてもつまらなさすぎて嫌になります。だからアメリカ移住したいです。 四谷学院の校舎長に言われましたが大学は盛り上がりはないと言われ、寂しいです。辛すぎます。大学でも遊びに行っている人や騒ぎに行っている人もいると思います。僕は日本が大嫌いです。日本は同じことばかり過ぎてつまらないです。 サテライトオフィス平野に通っていますが、その事が悩みすぎて集中出来ないことがあります。 日本では盛り上がりや活気が全くないので暗いし寂しいししんどいです。

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日本は姥捨山を求めている

「今の日本は傾いているから誰かを犠牲にしたい」という感情が蔓延している、ということを声を大にして言いたいのです。だから、私のような無能は人権を放棄しなければなりません。そもそも、労働に縛られている時点で普通に生きられている人間にも人権がないからです。 増税や経済的負担に対する抜本的解決がない以上、「障害者をガス室送りにしなければならない」「生産性のない人間をガス室送りにしなければならない」という思想が蔓延するのは必然です。価値のある人間しか生きることを許されないのです。 社会や世界全体への不信感が強烈で、もうどうにもならなくなっています。けれど生きるには労働しなければなりません。私を傷つけ苦しめ貶め殺すためだけの場所に入っていかなければなりません。そうしないと人権が買えないからです。 自分を殺さないと人権が買えない。けれど人権を買ったところでいつ足元が崩れるかわからない。自殺推奨活動のほうがよっぽど慈悲深く思えてしまうのですが。 こんなクソみたいな世界で、どうして自分を殺してまで生きるしか方法がないのでしょうか。どうして、不幸になるしかないこんな世界がいまだに続いているのでしょうか。この怒りをどうしたらいいのか全くわからないのです。 壁を殴ったらヒビが入る。そういう、自分のアクションに対して当たり前の反応が返ってくる、という経験が薄く、その度に苛立ちが募ります。自分が気にならない、話を聞いても何が悪かったのかよくわからないことで長々と詰められ、こちらの言い分は何一つ聞き入れられない。そういう不公平さの中で生きてきたので、何に対しても「自分を殺せばいいじゃない」としか思えません。だって、人間は自分以外の誰かが犠牲になることを望む生き物ですから。私は誰の犠牲になれば良いですか?私の代わりに誰が犠牲になってくれるのですか? どうせどう生きたって誰かに支配されたまま終わるのです。そうしないと人権が買えないから。現実を見れば見るほど嫌な気持ちだけが募ります。この世界に救いはない。あるのは泥のような絶望だけ。はーあ、努力とかくだらない。今まで言われてきた沢山の言葉に対する恨みが消えない。でも他人から見たら悪いのはぜーんぶ自分。やってられない。どうせ「悪いのは私でした」という反省のポーズしか望んでいないのだからロボトミー手術を受けなければ私はこの世界に生きる権利を与えられない。

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やはりこの世界は信用に値しない

また新たな戦争が始まりました。明日は我が身でしょうか。 「報道しない日本メディアはダメだ」と言われています。私たちは平和ボケしているのでしょうか。まあ日本が戦争に巻き込まれるのも時間の問題ですね。私たちに未来なんてない。現実なんて汚らしくて残酷なものでしかない。 この世界のシステムに耐えきれなくなった憎悪が世界中で噴出し騒乱を巻き起こしているマクロな事実と、そんな完璧ではない人間という生き物から一方的に「あなたが間違っている」「あなたが変わればうまくいく」と言われ続けたミクロな怒りが混ざり合って何もかもが馬鹿馬鹿しいとしか思えません。だから生きているのが嫌なんだ。 仏教だって結局、生きるも死ぬも理不尽しかないものだから何か納得できるだけの理由をこねくり回した結果でしかないでしょう。「全部私が悪いので悔い改めて、私の全部をこの世界に捧げます」と生きなければこの生命という不愉快極まりないシステムから解放されないのですか。喜んで火の中に飛び込む兎になれと。結局望まれているのは自己犠牲じゃないですか。生き物は、自分のために自分以外のものが犠牲になることを望んでしまうものなのです。 どれだけ努力したところで、自分とは関係ないもっと大きなものによって簡単に潰される。この国のシステムも欠陥だらけで有事に対応できると思えない。いつ殺されるかわからないから、いま生きていることに感謝すべき? そう思うにはこの世界はあまりにも汚らわしすぎます。ずっと言ってきましたよねこの世界は生きるに値しないと。その決定的証拠がまた一つ増えたんですよ。生きるも死ぬも誰かの天秤の上。人権なんて初めからなかった。第三次世界大戦はいつ起こりますか? 私たちは死ぬ準備をしなければなりません。 薄氷の上の平和すら貴重品となってしまった世界で、その平和の中にいながらうまく生きられない罪悪感。自分の在り方を否定され続けてきたが故の「どうせ自分なんていらないんでしょ」という感情と閉塞感。秒読みとなった戦前危機に対する焦り。人間という生き物への困惑。未来に対して絶望視しかできない。こんな世界の中でどう生きろと。けれど何を言われても響きはしない自分自身に対しての苛立ち。今の世界を見ても美しいと言えるでしょうか。 結局、傲慢でなければ生きられない世界。2025年を迎えられるといいですね。きっと無理だろうけど。

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