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名を知らぬ友人と死後会えますか

回答数回答 3
有り難し有り難し 26

こんにちは。

インターネット上でとても仲良くしていた友人が自殺を仄めかすメッセージを残して姿を消してしまいました。「所詮ネット上でのメッセージ」と思われるかもしれませんが、普段明るく、とても強い人だったので冗談とは思えず、認めたくないものの旅立ってしまったのかもしれないという形で受け入れようという思いが日に日に増していきます。

私の想像も付かないような苦しみを抱えて、誰にも気付かれない場所で悲しみと苦しみの中孤独に旅立ってしまったかもしれない彼が仏様によって救われる日は来るのでしょうか。
そして、私がいつの日か旅立った時には、顔も名前も知らないという余りにも希薄な繋がりしか無い彼と再び会う事は出来るのでしょうか。

会えるのなら後を追うという訳ではありません。

私はこの世に受けた生を全うし、彼と再び会った時に彼の抱えていた悩み、悲しみ、苦しみを受け止めて、再び、そして永遠に友達となれるような人間になれたらいいなと思います。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

その人も善導し、あなたの心も善導し心のモヤモヤも善導すべし。

そのお優しい気持ちを大切にしてください。
できたら、その心をもっと高めて来世や死後の世界の理想を願うよりもこの生ある今の人生において、その人も喜ぶような生き方をあなたの今の今日の、この人生において実現させることであなたもその人もこれから出会う人もみんなが笑顔になれるでしょう。お釈迦さまや仏の教えという最高の人生の教科書を学ばれた人たち、祖師たちとはそういう生き方をされた人です。
人は縁のある人がみな私たちの心の中に宿るものです。
そのお会いしたことのない人であっても、その人に対する想念を思い、描くのはあなたの意識です。
ひょっとしたら生きているかもしれません。
こうなのではないか。
こうなんじゃないか。
それを思うのも私たちの脳であり、心の作用です。
そのもやもやを羊にたとえるならば、その羊がとてもにこやかで元気になるような、青空のように曇りの無いような心に善導することが私はあなたも元気になれて、前向きな人生になれる方法だと思います。
枯れそうな花を「枯れそうだなぁ」と思ったり、枯れたらあの世で会おうな、と思うよりは(# ゚Д゚)水をあげて!というのが私の勧める生き方です。
人間はちょっと切ないことがあると脳裏に浮かぶ脳内ファンタジーマイワールド王国のお城の引きこもり部屋であらぬ妄想を展開させてしまうものです。(本人談)
それよりも、王様。現実の枯れそうな花を今すぐ元気にさせることです。王様、それよりも王様自身が元気になられてこの世に民衆を笑顔にさせることこそ、王様の天から与えられたる使命でございますぞ、とあなたを善導する天才軍師や大臣の声にも耳を傾けてみましょう。
人間は最高に安らかで幸せではないなら、それはまだまだ不完全、未完成と見極める必要があります。なんだかスッキリしない、もやもやが晴れないなら、その視界の悪さを無くそうと志を持つことです。遠く、いつとも知れず、答えも根拠もないことに身を委ねるよりは、あなたの呼吸はあなた専用、あなたの為だけの呼吸。あなたの心もあなたをさらにクオリティを高めるために装備された心です。その心の運転はあなた次第ですから、その出会いも学びとしてさらに自身が心底納得ができる生き方へ自分自身をよりよく導いてみてください。私はこうやってみるといいよと申し上げましたが、それを今からやるかやらないかはあなた次第です。

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有り難し
おきもち

私は会えると思っていますし信じています。

何の証明も出来ない事柄ですし
阿弥陀経の「俱会一処」という教えを
信じたいだけかもしれません。

でも信じると
故人がそばに居てくれている気がします。

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有り難し
おきもち

和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
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憶念

おはようございます。
喪失感と悲しみの心中お察しいたします。

とはいえ、僧侶の視点を申し上げると、
姿がみれなくなったからといって彼の存在を消し去る立場ではないです。

顔と名前は知らなくても、消えた日を仮の命日・縁日として、彼への感謝を念じることはできるはずです。

ハンドルネームはご存知なら、そのお名前を大切に忘れないこともできるはずです。

旅立ったかどうか事実がわからないことを受け容れようとするのは大変かとは思います。
それより、今できる『念じる』を大切にしてください。

やさしい言葉でなくごめんなさい。
でも、悲しみからの回復を考えて、あえて上のように回答させていただきました。

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有り難し
おきもち

泰庵  一法
「変えるべきは自身ではなく歩む方向」「時間とお金の使い方」「向きが変われば...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございました。
彼のことを忘れず、新しくまた歩んでいきたいと思います。

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