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自分がわかりません

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有り難し有り難し 5

やらなきゃいけない、こうしなきゃいけない、と分かっていても手に負えず困っています。

例えば、この日までに課題をやらないと落第してしまう。落第して後悔するのは目に見えているんだから課題をやればいい、そんな事は分かっています。しかし、課題に向き合おうとすると嫌悪感のようなモヤモヤ、ムカムカした気持ちになってなかなか手に負えません。

自分で言うのもなんですが、ワタシは真面目な方で今までやり遂げたい、やり遂げなくてはいけない目標は必ず達成してきましたし、努力もしてきました。

なのにここ最近、それがどうもできず、自分がどこか深い泥の中で溺れているようなそんな気分です。

何をしなくちゃいけないか分かっているのにやりたくない。すごくワガママです。分かっています。でも、憂鬱な気分から立ち直れず、行動できないし、そんな自分が嫌いです。ワタシは昔のわたしの方が好きでしたし、昔のワタシの方が自信がありました。

どうすれば昔の、頑張れるワタシに戻れるのでしょうか。そもそも、ワタシはなんでこんなになってしまったんでしょうか。ワタシはワタシがわかりません。助けてください。泥沼の中からすくい上げてください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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「ワタシ以外、ワタシじゃないの」

ワタシ様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「私以外私じゃないの♪ 当たり前だけどね♪ だから報われない気持ちも整理して 生きていたいの♪」(ゲスの極み乙女さん「私以外私じゃないの」の歌詞より)

まず、ワタシ以外、ワタシじゃありません。こんなワタシでも、どんなワタシでも、ワタシはワタシです。

さて、何でも完璧にしようと、あまり頑張らなくても良いのではないかと存じますし、我慢や無理によるストレスも心配でございます。

完璧な人間などおりませんし、私たちは、それぞれ独りで生きていけるほどに強い存在でもありません。

常に何かに支えられて、助けられて、それで何とか存在できています。

この世において、幸せに生きていきたいと望むならば、支え合い、助け合い、分かち合いの中で、お互いがお互い様で過ごしていくことが大切となります。

どうしても「自分で」「自分が」「自分の」となってしまうと、その周りとの関係性が見えなくなり、自己中心的、独り善がりになってしまっては、あまりよくありません。

仏教では、「無我」や「空」として、自分は自分では成り立っていないことをよく理解し、他との関係性としての「縁起」という考え方も理解することにより、間違った思い込みやモノの見方を修正させていくことになります。

「私以外私じゃない」、「ワタシ様はワタシ様」なのですが、その存在は、他との関係性において成り立っているということをしっかりと理解して、あまり完璧に、完全にと無理せずに、色々と他も頼り、頼られ、助け、助けられてにて過ごせていけるように、どうぞ、もう少し楽にお考え下さいませ。

肩の力を抜いて、慌てずに、優先順位を整理して、一つ一つ。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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