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義父、義母の菩提寺へのご供養依頼

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義父が亡くなって7年、義母も10年前に亡くなっています。昨年子供である私の配偶者も亡くなりました。義父母の菩提寺(真言宗)、墓は遠方にあり、婚家の長男が墓や菩提寺とのお付き合いを受け継いでいます。だた、関心が薄く、面倒がり、一周忌の法要も特に集まったりはしませんでした。義父の葬儀の際から、配偶者が連絡役を行っていたり、直近では菩提寺への支払いを代わって行ったり(恐らく、七回忌に関連するもの)といった状況です。
                                          
今回配偶者の遺品整理等を行う中で上記のような状況を知り、お世話になった義父母に対して申し訳なく、感謝の気持ちを伝えたいこともあり、機会をとらえて、菩提寺にご供養をお願いしたいと思います。
義父が心を寄せていた土地であることから、依頼はその菩提寺にしたいと思います。
                                     

質問ですが、決まった年忌法要ではなく、私が個人的に法要等をお願いすることは可能でしょうか?また、どのようなご供養をお願いすることができるのでしょうか。

菩提寺さんにももちろんお尋ねしますが、電話、手紙でのやりとりとなり、あまり詳しくは聞けないこと、宗派による違い等があったらと思い、こちらで質問させていただきました。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご供養をする為の心構え

私は日蓮宗の僧侶でありますので、詳しくは菩提寺様にお尋ね下さい。と、前置きをさせて頂きます。

年忌法要ではなくても、追善供養という形でご供養することが出来ます。
年忌毎にする法要は勿論大切ですが、何よりも、あなたがご供養したいと思うその心が大切です。報恩をしたいと思われた時にされるご供養の功徳は計り知れないものであります。
面倒くさいと思われる方は来て頂かなくて結構です。
我々は沢山のものから恩恵を受けて生きています。その恩恵に対し、感謝の心を込めてご供養することは素晴らしいことです。ましてや、ご主人の父母であるならば尚更のことです。樹木で例えるならば、先祖は木の根であり、子孫はその木の枝葉にあたります。根に栄養をあげなければ、当然、その枝葉が成長することはありません。
是の如く心得て頂き、どうぞ懇ろにご供養されて下さい。

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初めまして。 精神障害(主に鬱病)を発症して20年を経て寛解した僧侶です...
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分家筋からの御供養の御依頼は、そう珍しくありません。

ですから
あなたが個人的に法要等をお願いすることは可能です。

年忌法要を今後も続けていくのなら
彼岸会法要とかお盆法要で申し込めば良いです。

そうではなく今回限りなら
「夫が亡くなったので夫の実家の永代供養をしたい」と
ご依頼なされば良いと思います。

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追伸

仰る通り
菩提寺との対応は長男家がすべきことで
あなたが主導したらしたで面倒になります。

あなたのお気持ちを手向けるすべとしての法要なら
そこは個別対応になるので問題ないと思います。
一度その菩提寺に相談してみた方が良いでしょう。
あなたが供養していく限り
無縁墓にはなりませんから。

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和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
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質問者からのお礼

日延さま、ありがとうございます。
配偶者の亡きあと仏教思想に興味を持ち、今年は身延山に行く予定を立てていたのですが、コロナの関係でかないませんでした。思いがけず、日蓮宗のお坊様からご回答いただき不思議な縁を感じ、また、感謝いたします。
位牌等はありませんが、日々のご供養の中でも義父母のことも心に念じていきたいと思います。

和田隆恩さま、ご回答ありがとうございます。
個人的に法要をお願いできるということで安心いたしました。
すみません、永代供養について教えていただきたいのですが、義父母の
供養方法を永代供養とするか年忌法要で継続していくかといったことは
その家単位で決めるものと認識していたのですが、ご供養する側の個人単位
でもよいのでしょうか?
義父母の場合、墓は本家の敷地内にあり、恐らく長男が分家の一檀家に
なっていると思われます。私の夫は、こちらの家の墓に入るため、
本家、菩提寺との関係をどうするのかは長男が決め、対応するように伝えて
いましたが、このようなことになっていました。
長男には、夫の葬儀の際に、菩提寺のことに関してはそちらで対応するように
私からも伝えているのですが、正直、菩提寺さん等との関係をきちんと
するようには思えません(信仰のことでもあり、長男が自分の問題として
決めるべきことなのですが、中途半端に放っておく可能性が高いのです)。

和田隆恩さま
回答に追記いただきありがとうございました。
菩提寺さんに個別対応をお願いすることにしたいと思います。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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