愛犬が私の誕生日に亡くなりました。
相談させていただきます。愛犬が先日、私の誕生日に亡くなりました。
私たち夫婦には永く子宝に授かれず。子供は諦めようと決めて、飼うことに
なった家族です。
しかしほどなく奇跡的に子宝と新しい家族にはもったいないくらいの家まで
購入し、家族仲良く夢のような時間でした。親族も私たち夫婦も彼(愛犬)がこの福をもたらしてくれたのだと信じてやまないほどでした。
愛犬はわが一族の中でも、(犬)というよりその愛嬌からも初孫のように可愛いがってもらいました。私たち家族も(犬)ではなく、(長男)だとしか思えない
そんな存在でした。
ここ数年、私の人生でも最大の転機というか不運が重なる出来事が次々あり正直、やっと乗り越えられるかと希望が持てるような状況になったのですが、それと前後して愛犬が急に体調を崩し、あっという間に亡くなりました。私の誕生日に。
今思えば苦しい時期もお互い慈愛の眼差しを絶やさず共に生き、これからというタイミングでなぜ(その日)を選んで逝ってしまったのか? これからたくさん恩返しをしたかったのに。
彼(愛犬)が何を言いたかったのかと。日々悩み答えが見つかりません。
執着や嫉妬、迷い。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
私も愛犬を子どもだと思っています。
あなた様のお辛く悲しい気持ち、身につまされる思いで、読ませていただきました。
私も愛犬を亡くしました。思い出すと今でも涙が出ます。切ないですよね。
六道輪廻と言って、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天と、仏様の悟りの世界の下には、
6つの世界(境涯)があります。このうち、魂だけの世界が、地獄、餓鬼、修羅、天で、
魂だけではなく、身体も、同じ時間、同じ場所を一緒に生きるとこができるのが、
人間と畜生です。私は畜生という言い方は嫌いです。朋友だと思っています。
その6つの世界を魂は生まれかわり死に変わりするんです。
ですから、私が死んだときに、どうしてもお世話になったあの方を、
励ましたい、慰めたいと思い、あの世の世界のことはわかりませんが、
仏様がお許しになれば、ワンちゃんに生まれ変わることは可能だと思います。
そうして、ご主人様のあなた様の人生を励まし、勇気づけ、憩いと、安らぎを
与えて還って行ったんではないでしょうか?
そうして、ワンちゃんはあなた様から、前世かその前かは知りませんが、
あなた様に与えることで、「因」に対しる「果」を果たしたんです。
ワンちゃんは、立派に役割を果たして還って行きました。
立派な子だったと思います。本当に立派です。あなた様をそれくらい支えたんだから。
大した子です。褒めてあげてください。
人間に比べて、ワンちゃんのライフサイクルが短いのは、仕方がないこと、
宿命でございます。短い人生をこの子は精一杯生き抜いたんです。
最後も、あなた様の誕生日としっかり決めて還っていったんです。
また、会えますよ。必ず会えます。会えないハズがありません。
来世は、どういう出会いにあるのか、仏様のみが知っています。
まずは極楽浄土での再会ですね。
この子の望みは、あなた様はもちろんのこと、ご家族のお幸せです。
どうぞ、お幸せに。この子の供養、たいそれたことは必要ありません。
この子に感謝の気持ちを捧げてあげてください。
それが何よりの供養です。どうか、お幸せに!
南無阿弥陀仏 合掌
もしかしたら
ご愁傷様でございます。
愛犬、いや長男さんは寿命だったのです。
それまで優しいあなた達と一緒に生きて幸せだったことでしょう。
彼にとっても家族でした。
それだけにあなた達がどれ程悲しむのか分かっていたことでしょう。
もしかしたら、彼は自分の寿命が近い事を感じて、少しでもあなたの悲しみを和らげるために、あなたの誕生日に合わせたのかもしれません。
心から供養してあげてください。
極楽浄土でまたいつか会えるかもしれませんね。
合掌
南無阿弥陀仏
質問者からのお礼
先生方の早速の教示に心が洗われた気持ちです。なぜ愛犬がその日を選んだのか? 今、少しづつ感じとれてきています。
ありがたいお言葉をしっかり心に留めて、少しづつですが前を向いて感謝を忘れないようにしたいと思います。
ありがとうございました。