すぐに他人と比べてしまう
最近何をしても他人と比べてしまい満足できず、悩み込んでしまいます。
僕は高1の初めに登校するが何故か嫌になってしまい、どうしても行けなくなってしまって今通信制高校に在籍しています。
中学の頃の友人のSNSを見ると、順風満帆な学生生活を送っていて、そこで自分と比べてしまい嫌になってしまいます。
他にも、自分が今しているゲームの腕前を他の友人と比べて嫌になったり
動画編集という好きで始めた仕事でも他人とのスキルの差を見て嫌になったり
とにかく事あるごとに他人と比べてしまいます。
他人と比べる事をやめて自分の中で満足する方法は無いでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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他人ではなく、あなた自身が、あなたのことを認めてあげる
こんばんは。亀山純史と申します。
「他人と比べる事をやめて自分の中で満足する方法」は、他人ではなく、あなた自身が、あなたのことを認めてあげることだと思います。他人との比較で自分自身の価値を計ろうとする人は、比べる相手によって、自分の評価はコロコロと変わります。それに対して、自分自身が自分の存在を認めてあげられる人は、ちょうど親が子を常にかばうように、常に自分自身を評価することが出来るでしょう。
たとえば、通信制の高校に通っている自分の高校生活を、自分自身、肯定的に見ることが出来るならば、今のこの生活は他の高校生が送ることが出来ない、何か特別な生活を送っている、という評価を与えることが出来るかもしれません。
あるいは、ゲームや動画編集の仕事でも、自分が目指す目標に向けて取り組む自分を、自分自身が評価してあげることが出来るならば、辛抱強く、目標に向けて進む自分自身を見守ることが出来るでしょう。
作家や芸術家の仕事ぶりを見ればわかることですが、初めから大作を創作できるわけではありません。長年の活動の末に作り上げた作品が、世の人々に評価され、そして一躍時の人になったりするものです。このような状況にその人を導いてくれたものは、勿論、様々な人々のおかげは言うまでもないことですが、第一に、その人自身が自らを認めてあげることが出来たからではないでしょうか。
以上が私からの回答です。少しでもお役に立てればと思っています。
無駄なことは比べない必要なことは比べる
よく他者と自分を比べることから不幸が始まる、と言われます。その通りでしょう。比べてもしょうがないことなのに他者と比較して自己嫌悪に陥ると、意味のないことで苦しむことになります。これはやっても仕方ない比較だから止めにくいけど止めたほうが生産的です。私だって誰だって隣の芝生は青いし、もっと賢ければ、もっとお金があったら、と思わない日はないんです。ただ、それは無意味ですよね。止めようとして止められない。だけど無意味。でも分かっちゃいるけど止められない。そんなもんななんだと分かっていれば、比べることに支配されなくなる。それでよしとしなきゃしょうがないように思います。要は比較自体は止められないから、気にしすぎないことです。止められないのが比較だと思えば、かえって楽になりますよ。
しかし、仕事ということになると話は別です。つねに他者のと比較になり、発注先(依頼主)は安くて早くてよいところを選ぶわけですから、常に比較にさらされることになります。これは比較されてもしょうがないんです。自分の能力を高めなきゃしょうがないんです。
私はプロ野球のオリックス・バッファローズが好きなんです。贔屓にしているのでたくさん選手を知っています。キャッチャー(捕手)は一人しか試合に出られないけど、何人もキャッチャーがいますから競争です。たいへんだなぁ、と思いました。外野手は3人だけど10人以上います。でも、だからこそレベルの高いプレイが見られ、そのためにお客さんがお金を払う。だから、試合に出られない選手も給料をもらえるわけです。
そんなわけですから、意味のない比較の世界で苦しむのは止めれれないけどほどほどにしておいて、他者と比較されることが前提になる世界にエネルギーをたくさん使うのがよいと思います。
質問者からのお礼
ご返答ありがとうございます。
比較は止められないものだと意識してできるだけ気にしないようにしたいと思います。