自分の行った悪行を償う方法を教えて下さい。
こんにちは、新大学生の者です。かなり長く、読みづらい文章になってしまいましたが、読んで頂ければ幸いです。
私は小学生の頃非常に気性が荒く、同級生に暴力をふるっていました。
中学生、高校生になり親や他の同級生から、同様の精神的、肉体的苦痛を受け、昔自分がやった事は「子供は無邪気」などと言って片付けることの出来ないイジメであったと自覚しました。中学生になってからはなるべく人を傷つけないように、人に迷惑を掛けないように生きてきたつもりではあります。
死んだら償えるだろうかと思い何度か試みましたが全て失敗に終わってしまいました。(自殺を試みた理由はそれだけではありませんが。)相手の住所も電話番号も分からない状態でどのように償うべきか考えあぐねてしまいました。何年も経った今、相手と接触してその事を掘り返すのもまたあまり良い方法とも思えません。
しかし他人の人生をめちゃくちゃにした人間がのうのうと生きているのは許されない事であるのも事実だと思います。このような人間が人並みに喜んだり苦しんだりするのも許されない事だと思っています。
私は死ぬ事も謝罪することも出来ない臆病者です。このような最低な人間が罪を償うにはどうしたら良いのでしょうか。そもそも罪を償う事など出来ないのでしょうか。ご意見をお聞かせ願えれば幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今あなたは生まれ変わろうとしているのです。
こんにちは。
過去の罪に苛まれているようですが、私から見ればあなたは自分の犯した過去と向き合える素晴らしい人です。
私も過去随分と人様に迷惑をかけてきました。
仏門に至り、殴られる覚悟でその人のもとに謝罪に訪れ、寛大な許しを得た経験があります。
どれだけ真剣な気持ちで相手に向き合うかということではないでしょうか。
人間大なり小なり人に迷惑をかけて生きていますが、あなたが素直な気持ちで迷惑をかけた人に頭を垂れるならば、きっと相手のあなたに対する態度も変わってくるはずです。
変わらなくてもそれはそれで受け入れましょう。
「過ちて改めざる、これを過ちと云う。」
という言葉があるように、改めようとしているあなたの心がけは素晴らしいと思います。
前述の言葉は孔子のものですが、お釈迦さまは
「過去に罪を為した人でも、今日より真に懺悔し善を為すならば次第にその罪は薄らぐ。」
と説かれています。
死んだつもりで相手に向き合ってみて下さい。そして生まれ変わった気持ちでこれからは人のために前向きに生きてみて下さい。
質問者からのお礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。そう言って頂けると少し救われた気がします。お忙しい中このような質問でお手を煩わせてしまいすみませんでした。回答ありがとうございました。