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男性の本音について

回答数回答 3
有り難し有り難し 40

いい年をして恥ずかしいのですが10年付き合っている8歳下の彼氏がおります
去年の8月から会社の30代のバツイチで子供さんの居る方と肉体関係を持ち週2回ほど夜中に自宅に呼びエッチしてております。もちろん子供さんと一緒に
休みの日も時々3人で遊びに行ってるようです
証拠等は私にバレないよう隠してますがバレバレです
バツ2なので誰かと一緒に住むのはイヤといってますが
彼氏がどーしたいのか心理が解りません
死にたいほど悩んでますので宜しくお願い致します


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

決して自分の中で❝失わせて❞はならない

おかわいそうに。本当はもっとつらいでしょうにね。
この世で最も苦しい感情は嫉妬であるとおもいます。
疑心+妄想+怒り+不安などの合併症ですから糖尿+痛風+緑内障+白内障+どないしよう、みたいなもんです。
でも対処法はいくつもありますからご安心を。
おススメの特効薬は①自分の中で喪失感を起こさないようにすることです。
「もともと彼はあなたのモノではなかった。相手を所有せず、❝あなた自身を自分の所有意識から解放するために!❞、あなたから進んで彼を手放すこと」です。
勇気を持ってポジティブに捨ててしまうことですね。
そうすることで、あなたはフリーになり、彼もあなたを失って必要だと思えば戻ってくるでしょうし、戻ってくれば儲けモン、還って来なけりゃ結果オーライ。
バツ2であなたの他にも他の女性とも二股です。愛しているのはあなたや相手ではなく、自分。
大切なのは、あなたが何かを失った感を持たないこと。失わせてはいけません。
=失いの意識を働かせないためにも、あなたが主体性を持ってポジティブに彼から離れていくことで何も傷つかずに解決します。彼を開放する、くらいの感覚が理想的です。
あなたに対して誠実ではないという事がハッキリした、よって今後もそういうことが起こるであろう男性なので、一生かけて自分の人生を捧げるにふさわしい相手でなかった、ということが分かった。それだけでもラッキーです。おめでとうございます。
それは失い、喪失ではなく、獲得、自由、再出発、新しい出会いの再スタート地点に立った、と考えるべきです。ここであなたが失うという意識を強くするとあなたは敗北、喪失、ガッカリ感に支配されるからです。
第三者である私どもの眼から見れば何も失っていない。
むしろ変な男に引っかかってヤットコサ夢が覚めた、自由を得られた、という感じがします。
これはいいきっかけ。主体性を持ってポインチョすることであなたが幸せになれるでしょう。
キッパリ縁を斬るために厳しくもうあげます。
この世には恋愛という言葉が存在するだけ。必ずしも恋や愛でつながっていたわけではない関係も存在するのです。
それはそれで好都合。そもそも、つながっていなかったのですから。
だとすれば失うものは何もないはずです。あなた自身を大切に生きて頂きたく申し上げました。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

手放すと道が開けます

仏教では心身を悩ます原因を『煩悩(ぼんのう)といいます。
その中で最も根源的な原因を「三毒(さんどく)」といいます。
三毒は「貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)」です。
あなたの場合、『瞋』という怒りを手放せれば、その悩みから解放されます。
この怒りを手放すことは簡単ではありませんが、手の平を開くように手放せた時、感謝という喜びが待っています。
まず『手放す』ことを意識してみて下さい。
必ず『手放せ』ますから!!

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有り難し
おきもち

『般若心経』を梵語(サンスクリット語)で読める日本でも珍しいお坊さんです。 【人生の目的】 世の中の人々によりよい生き方を伝えることである。 【志事】 暗中模索してもがいているあなたに、一筋の蜘蛛の糸のような光を照らすこと。 ☆ブログ【仏の道】 「あなたがよりよく生きるために」必要な情報を毎日発信しています。

ケジメを付けるべき時・・

panna様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

浮気や不倫のことに関しましては、これまでにも下記の各問いにて扱わせて頂いております。

http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/tag/浮気
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/tag/不倫

基本的に浮気・不倫は、悪い行為であるため、厳しく諌められることが求められます。

仏教的にも戒律の一つとして不邪淫戒が設けられています。

『不邪淫戒(ふじゃいんかい) - 不道徳な性行為を行ってはならない。これは、特に強姦や不倫を指すが、他にも性行為に溺れるなどの行為も含む。』

この度は、panna様とお付き合いしているにも拘らずに不倫・浮気している彼氏・・やはり、道徳・倫理・貞操的にも問題がございます。

問い「既婚の姉が既婚者と不倫の末家出しました。」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1003472314.html

この拙回答にて、『・・世の中には、好きな人のすることであれば、何でも許してあげる、認めてあげる、信じてあげるということもございますが、それが悪い行為であるならば話は全く別となります。むしろ、悪い行為を諌めて、反省させて、悔い改めさせる、償いをさせることこそが、真なる愛情のあり方となります。・・』と述べさせて頂いております。

不倫・浮気の事実があるならば、しっかりと悔い改めさせて、ではこれからのpanna様との関係をどうしたいのか、どこかでケジメを付けないと、いつまでも同様に悩み苦しみ続けることとなってしまうのではないかと存じます。

これまでのお付き合いの10年間のことを振り返りますと、誠にもう取り返しがつかないかもしれませんが、これからあと何年もこんな状態が続くとなると更にpanna様にとって誠に厳しくなっていってしまいます・・

是非、この機会に良くも悪くも一つの整理、清算を付けられるようになさられることをお勧めさせて頂きます。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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有り難し
おきもち

最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断しています。 https://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k

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