パニック障害と子育て
はじめまして。
お世話になります。
私は、半年前から育児と家族の軋轢がきっかけでパニック障害を発症し、心療内科の薬をのみながら実家で1歳半の息子の子育てをしています。
毎日心と体の調子が浮き沈みして、頓服薬なしでは外出もできない時期もあります。
息子も自我が芽生えて毎日イヤイヤ泣きわめき、心身共に耐えきれず4月から幼稚園に預けました。
しかし幼稚園で胃腸炎や風邪をもらい、それが私や家族にうつるのを繰り返し、私の心がもっと強ければ…実家暮しなのにちゃんと育児できない自分は母親失格…と負のスパイラルにはまり込んでます。
保育園幼稚園に預けるのを否定するわけではないのですが、私がもっと頑張れていたら息子は病気をもらわなかったのではとか考えています。
そして今月になり、私の生活圏でもコロナが流行りだし、風邪気味の園児の登園は控えるようにと幼稚園から通知がきました。
また家での育児か…私の気力体力はもつのだろうか…またパニック発作が起きたら家族に迷惑をかける…などなど
心配事で心がザワザワしてしまいます。
漠然とした不安と明確とした不安で押し潰されそうです。
不安を消す方法、自責の念を消す方法があれば教えていただきたいです。
文章力がなくてすみません。
よろしくお願いします。
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あなたが悪いことはひとつもありませんよ
はるさん、初めまして。
パニック障害ですか……大変な思いをされているんですね。私は20年間うつ病に振り回されているので、気持ちはよく分かります。
誰も好きで病に罹る訳ではない。苦しいでしょう。そんな状態で良く頑張っていらっしゃる。まずはそんな自分を褒めてあげて下さい。
お子さんを幼稚園なり保育園なりに預けることを心苦しく思われているようですが、大人数の中で過ごすことは協調性を養うことになりますし、社会化に繋がる。実はお子さんにとっては良いことなんです。その中で風邪をもらったりしてしまうのも当たり前のことです。そうして子供は強くなっていくのです。
パニック障害について、ご家族は理解してくれていますか?精神疾患の場合、家族の理解と協力は必要不可欠です。迷惑をかけると仰いますが、周りに迷惑をかけないで生きることは誰にも出来ないんてすよ。誰しも誰かに迷惑をかけながら生きている。それならば、自分が迷惑をかけられた時に「許す」気持ちを持って誰もが生きれば、もっと豊かな社会になるというものです。
とは言いつつ、精神疾患を持っていると「申し訳ない」という気持ち、自責の念が先に立ちますよね。。。なので、はるさんの気持ち、考え、悩みを素直にお話されてはいかがですか?ちゃんと伝えたら、ある程度理解してもらえるかもしれません。感謝の気持ちを伝えることもお忘れなくね。ただ、精神疾患は、罹った人間にしか分からない苦しみだということは解っておいて下さい。
最後に、不安を消す為には、とにかく行動することです。止まって不安なことを考えていると、不安は膨らんでいく一方です。妄想は現実を遥かに超えて自分を恐怖に落とします。誰かに話すもよし。話せる相手がいないなら、ノートに自分の考えや不安な気持ちを書きなぐる。すると、思考が整理されて少し落ち着きますよ。
同じ病気を持った者同士、無理のない程度に生きていきましょうね。またいつでもご相談下さい。お待ちしてます。
質問者からのお礼
日延様
ご回答いただきありがとうございます。
日延様はうつ病を患っていらっしゃるのですね。私の周囲には精神的な病を持つ方がなかなかいないので、悩みを聞いていただき、ざわつく心が落ち着きました。
日延様のご回答を読んでいると、私が勝手に作り出した「母親だから何でもできて当たり前」という理想像が私自身を苦しめていたような気がします。
日延様が仰ったとおり、人間は誰にも迷惑かけることなく生きることはできないし、自分が迷惑をかけられても相手を許す心の余裕も必要なのですね。
息子が風邪を引くたびに、また幼稚園でうつされたか…と思ってましたが、息子も他の友達に風邪をうつしてしまったかも…と考えると、こればかりは仕方が無いことだし、お互い様ってこういう事なんだなぁと実感しています。
ちょうど昨日も息子が風邪を引いて、家族全員にうつりながらもなんとか協力しあって生活しているところです。それこそ「お互い様」ですね。
パニック障害は、はじめの頃は家族から「お前が神経質だから」「心が弱いから」的なことを言われてましたが、今ではだいぶ理解してくれるようになり、私も素直にありがとうが言えるようになりました。
また、自分が抱える不安をノートに書き出すと本当に気持ちが軽くなるんですね。私が悩んでも解決しない不安がほとんどでした。そりゃどんどん不安になるわけだと開き直りました。
ずっと抱えていた心のモヤモヤが少しずつ晴れてきました。
またお世話になるかもしれませんが、その時はよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。