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罪悪感について…

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前回の続きになりますが、日が経つにつれてなんの火もない主人を裏切ってしまった後悔と罪悪感で毎日眠れない日々を過ごしています。
1番苦しいのは主人であり、こんな甘えた事を言って自分自身本当に最低だとも思っています。
なんとか主人との関係を再構築したく、現在は向こうの実家に毎日通い子供達のお世話をしたら帰宅するという生活を送っています。
ただ主人とあっても当たり障りのない会話しかできず、今どんな心情だったり精神状態なのか等は私の立場からは中々聞けず。
そんな事もあり、先も見えず自分が今どのように動いて行けばいいのかが分からなくなってしまっています。
今は主人からの信頼をなんとか取り戻したい一心です。
夫婦間の再構築について、そして冒頭でもお話しましたが、罪悪感にかられる毎日の苦しみから抜け出せる事は今後可能なのでしょうか。
チグハグな文章で申し訳ございません。
何卒アドバイスの方宜しくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

罪悪感に押し潰されている暇はないのです。

M&Mさんのお悩みお察し申し上げます。

先回のご質問の延長かと思います。
まずは、全面的に言い訳のない状況であることはご理解されていると思いますので、ご主人からの許しと信頼を取り戻すしかありません。それはいつの日なのかは分かりませんが、何事も動いています。変化の繰り返しで進んでいますので、永遠にこの状態ではないと思いますが、その日がいつかはご主人次第でしょう。

罪悪感に苛まれるのは仕方ないことですが、罪悪感を持ち続けても何の解決もしないということは知っておいてください。ただ自分を責めるだけで何の進歩もしなのです。単なる反省の延長なのです。

ある意味で、今回の件は、M&Mさんにとっては苦難です。苦難に遭遇して、自分を責め、自分を否定することを後悔といいます。
しかし、懺悔(ざんげ)とは、苦難を自分の生まれ変われる機会であると捉える生き方です。
ここを間違えると、いつまでも改善されません。反省は重々されているのですから、では、どうしたら、ご主人に許してもらえるかを考え、又、子供と接する時の行動、心して行うことでしょう。
ゆえに、罪悪感に押し潰されている暇はないのです。

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質問者からのお礼

お礼を申し上げるのが、大変遅くなり申し訳ございませんでした。おっしゃられる通り今自分が何が出来るかを考えて行動したいと思います。

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