自分をしっかりと大切にするためには
いつもお世話になっております。
昨年の7月に転職をしましたが、多忙と上司との関係がうまく折り合わず、
メンタルを壊してしまい、今月から休職に入りました。
お休みを頂き、自分を見つめ直すきっかけになったのはとても良いことだと考えています。ですが、まだ先のお話ですが、職場復帰後が不安です。
業務に対しては不安ではないのですが、人間関係でまたトラブルがあるのではないか、また、会社を優先して、休みが取れなかったり、無理をしてしまうのではないか、という不安があります。
結局、他人優先をしたことで体調を崩して休んだりというと周り回って迷惑でしょうから、きちんと自分を優先して休んだりすることが必要だとは分かっているのですが。。
他人がどう思うか、どうしても気になってしまいます。
どんな心持ちでいればいいのか少しでもお言葉いただけると幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仕事が出来ること。そして仕事をしていくこと。
こんばんは。亀山純史と申します。
永六輔さんがよく使っていた言葉。
「生きているということは、誰かに借りを作ること。生きていくということは、その借りを返してゆくこと。」
「生きている」を「仕事が出来る」に、そして「生きていく」を「仕事をしていく」に変えてみると、次のようになります。
「仕事が出来るということは、誰か借りを作ること。仕事をしていくということは、その借りを返してゆくこと。」
これはどういうことかと言えば、先ず、「仕事は自分一人では出来ない」ということです。自営業の人だってそうです。他の人のサポート(他の人からの借り)があって、自分の仕事が出来ているのです。たとえば、道具一つとっても、そこには様々な人のおかげがあるわけですよね。そして次に、「私たちは自分の仕事を通して、そのサポートに応えていく(その借りを返していく)」ということです。
他人優先は素晴らしいことです。しかし、それにとらわれ過ぎてしまう、他人を気にし過ぎてしまうと、本来のあなたの仕事が出来なくなります。そうすれば、他人からの借りを返していく(サポートに応えていく)ことが出来なくなるでしょう。
以上が私からの回答です。体調を整えて、職場復帰後は、充実した生活が送られることを願っております。
選択肢を…
拝読させていただきました、慈陽院の平本と申します。
まず復職にあたり、医師と相談しながら労働条件を決めて復職になると思います。最初のうちは、午前中だけ出勤だったりと色々決めながらの復職になると思います。
この医師からの指示にたいして会社が無理に働かせてしまうと、裁判になった場合かなり不利になってしまうので、よっぽど酷い会社でなければ、医師の指示どおりに働けると思います。
また世の中には、精神疾患を理解しない人がいます。そういう人は、うまく受け流し、あまり酷い言動の場合には、録音をしてそれなりの対処をするという方法もあります。
あとすべての人に好かれようと思うと本当に疲れてしまいます。自己犠牲もほどほどに行い、自分の中で最善の言動をして嫌われてしまったらしょうがないと割り切ってしまうことも大事だと思います。
あと一番最悪なパターンとして会社自体が精神疾患を理解していない会社もあります。そういう会社である場合には、早い段階で退社をめどに戦略をたてる必要があります。
これから先のことを色々想定し、多くの選択肢、対策をつくることが大事だと思います。
あとは、どんな境遇であっても、人は幸せになれますので、境遇と幸せを別けて考えると心が楽になると思います。
そして最後に人生がうまくいっていないときに、人と比べてしまうと劣等感を抱いてしまうと思います。しかしどんなに人生がうまくいっている人でも、自分よりうまくいっている人と比べてしまうと結局劣等感が生まれてしまいます。つまりどんな境遇の人でも比べると即不幸になってしまうので気をつけてください。
まずは、日々の幸せを感じながら心を休めて、たまに今後のことを想定してみてはどうでしょうか。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
非常に心が軽くなりました。今まで誰かを優先にしがちでしたが、
そうすることで借りを返すことができなくなる、という考えには改めて気づかされました。
また、境遇によらずに幸せになれるというのも新たな気づきでした。
今までなんでこんなふうに、こうなれば幸せになれるのに、、と思ってましたし、他人と比較しがちでした。
ですが、どんな時でも幸せになれる、そしてうまくいるような人でもそれぞれ悩みなどがあるのだろうなと思いました。
心がホッと致しました。本当にありがとうございます。