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うつ病・無職の夫とどう生きていくか?回答受付中

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結婚して7年たちます。夫がうつ病により休職・退職、5年ほど仕事をしていません。
原因は、自身の発達特性も影響し、上司含めて人間関係がうまくいかなかったことです。

家のローン・生活費のほとんどを私が負担しています。主治医からは、少しずつ働いて社会復帰をめざしてよい、言われている程度の状態・体調にも関わらず就職する様子がなく、私から強く怒られ、やっと最近、就職のための支援所に通い始めました。ただ半年以上たっても、週数回・午後からの勤務すらまともに通えず、遅刻・欠勤を繰り返しています。職場の雰囲気は良好ですが、そもそも「働く」ことが怖い・不安なようです。

精神的なこと・発達特性もあり、細かい約束や片付けが苦手です。家の中で生活するルールも、いままであまりうるさくしてこなかったのですが、あまりに耐えかねて改めて約束しました。しかし短期間で3度破られてしまいました。私、そして私との生活をないがしろにされているようで本当に悲しかったです。

経済的な、働けないということもありますが、それ以上に自分の人生を自分でなんとかできない・なんとかしようとする姿勢が見えない点(5年も働いていない、自分を客観視できない、支援に頼り趣味を含めた生活を縮小できない、私に怒られたから支援所に行く・家事をする……など)に失望し、回復・安定した労働の見通しもない中、私側は離婚を考えています。また、私も余裕がなくなってきて、暴言・暴力に訴えることもあり、5年も回復しないのは私と生活しているからでは?と気が付き始めました。

義理の両親は経済的にも精神的にも寄り添ってくれていて、とても感謝しています。ですが、将来への不安、夫のことをこれ以上待てない・支えきれない、そもそも離れたほうがいいのではないか、私自身明るく幸せに生きたいのに……という気持ちです。ただやはり、情やさみしい気持ち、ローンが残る家のこともあり、何よりうつ病の夫を見捨てるようで、簡単に決断はできない状況です。

こういった状況・人生を、どんな心持で切り抜けていけばよいでしょうか。

2025年7月15日 16:19

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

支える家族のコミュニティにも、繋がっていきませんか。

うつ病と付き合っていくことは、大変な面もありますよね。気持ちや行動にも波があり、またいつになったら落ち着くのだろうかと先の見えない不安もあるでしょう。
生活をしていく上で、経済的な悩みも大きく、あなたへの負担も増すばかりですね。

夫さんの発達特性が理由にもなっているとのこと。ご自身ではどうすることも難しい面があるのでしょうけれど、生きていくことを考えると、妻と協力しながら一緒に生活を支える道を考えてもらいたいですよね。

夫さんと同じような立場にある人が、どのような工夫で社会生活を送っておられるのか、コミュニティと繋がりながら生活のヒントを得たり、家で出来る仕事を探してみたり、節約チャレンジを楽しみながら取り組んだりと、夫さん自身も妻に頼る生き方から、サバイブしていく道を探ってほしいですよね。

あなたが支えきれずに限界にきていることを、夫さんにわかっていただきながら、夫さんの考えを示していただけたらね。変わっていける自分を見つめていけなかったら、互いが共倒れになる前に離婚も選ばなければならないと、伝えてみませんか。
また、通院をされているなら、医療チームとも相談を。うつ病を支える家族のコミュニティにも、繋がっていきませんか。あなたを助けるサポートがあるかもしれません。

2025年7月15日 19:25
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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴トレーナー、手話、要約筆記、行政相談員、小学校 中学校支援員としても、ケアサポートをしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com *この活動は皆さまのご支援により支えられております。ご協力をよろしくお願いします。 ゆうちょ銀行 口座番号 普通408-6452769 一般社団法人グリーフケアともしび ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター.中学校DV授業 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
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