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告げ口した後悔について

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有り難し有り難し 11

先月から上司Bさんが本社へと転勤し、新しい上司Aさん(Bさんが来る前までいた人で戻ってきた)がきました。
しかし、あまりにも好き勝手なことばかりのAさんに不満が溜まっていましたが「俺の行動は部長も知ってる事だから」と言われてしまえば黙って我慢するしかありませんでした。
しかし一週間前、本社へ転勤したBさんから「何勝手にやってるんだ!?」とお叱りの電話があったので事の詳細を伝え、更には「いやいや、そうは言っても部長の名前を出されたら私達下っ端は黙るしか無いですよ!そもそも部長の名前を出されて上司からの命令だって言われたら承認案件だと思うし、やるしかないでしょ!」と、我慢していたAさんの不満をぶつけました。
Bさんは全て聞くと「分かった。今後は何かあったら俺に直接連絡してくれ」と言われました。その場には同僚CさんとDさんもいたのでAさんから言われたことを伝えました。
すると数日後、Aさんが「部長から怒られた。誰かが部長に変なことを言った。言ったのはお前か?」と犯人探し?をしていたと二人から聞きました。二人は「知らない」と答えたとの事でした。
二人がAさんから聞かれた当日と次の日、私はAさんと一緒でしたが、そんな話はされませんでした。
そして今日、二人になった時に「俺、部長から怒られてやり方を変えて行こうと思うんだ…でも、これだけ周りによく思われてないんだって思うとこれからどうしていいのか分からないし、周りが怖い…」とのこと。
私は「お前が話したのか?」と言われたら「私が言いました」と言うつもりでしたが、あまりにもAさんの落ち込み具合が酷く、更には真剣に相談してくるものだから言うタイミングを逃し、更には罪悪感さえも感じてしまいました。
私がBさんに話した事に嘘はありません。
しかし、話した時に感情的になりすぎた事や私が話した事を隠してしまった事、ダメ元でも先にAさんに直接伝えれば良かったと後悔しています。
Aさんに謝った方がいいでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

言葉の業も意思が決める

嘘、きつい言葉、陰口、無駄話、以上の四つが、言葉の悪業と分類されています。
あなたは嘘は言っていません。
無駄話でもない。
多少、言い方がきつかった?
結果として陰口になった?
と、心配しておられるかもしれません。

 しかし、体の行いも言葉の行いも、心が決めているので、心を見る必要があります。
 無駄話は、自分が何も考えていない無知の状態で、時間を無駄にしてしまうこと。
 嘘は、相手を騙そうと意図すること。間違いを言うことは、嘘とは違います。訂正すればよいです。
 言い方のきつさは、自分の感情によります。そして、相手との関係にもよります。立場が上の者が下の者に感情に任せて言うのはかなりまずいです。下の者が上の者に言うとき、それだけ追い詰められている可能性が高いので、言葉の悪業というよりは生存本能、必死さの表れと言えるでしょう。
 陰口? これは現状を上司に必死に訴えただけですね。陰口には入りません。

 いずれ、話す機会があれば、「あの時こういう状況で私が電話口で訴えたんです」と言ってもいいし、言わなくてもいいでしょう。下の者の方が、いつも必死なのです。事実でも、言わなくてはいけないことではありません。
 新しい上司さんも、新しい環境やより上の人との関係に苦しみながら、下の者にきつい言葉を言い、内容にも嘘っぽいものがあることになってしまったのでしょう。
 今後は、意思の疎通や情報の共有などをより確実に心がければよいと思います。このたびの件は、結果として職場全体に良い方向に向かうと思います。

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