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私は親不孝者でしょうか

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 初めて質問させていただきます。私は幼い頃から両親に大切に育てられました。父は週一度しかない休みに必ずどこかへ出掛けに連れて行ってくれました。母は専業主婦でしたがいつも忙しく私たちや家族のためにいろいろなことをしてくれました。習い事をさせてもらい、欲しいものを買ってもらい、旅行に連れて行ってもらい、様々な経験をさせてもらいました。自分は本当に恵まれた環境で育ててもらった、恩返ししなければと思っています。
 母は心配性です。ネガティブで自分のことをよく責めます。真面目で努力家です。しかし他人と比べたり、人を見下したりすることもあります。優しく、私のことを大切に思ってくれています。私も好きです。
 父のことは怖いです。一緒にいると気持ちが落ち着きません。暴力を振るわれたことは一切ありません。不機嫌を撒き散らし、機嫌が悪いと怒鳴り、物にあたり、恐ろしい顔をします。大好きだった父にいつしか、怒らせないように、機嫌を損ねないように、気を遣って立ち回るようになりました。自分の言うことは絶対的に正しい自信があり、どんなに考えて話しても、否定され、自分の意見を通します。人情深く、子思いな部分も伝わってはいます。
 2人とも私のことを大切に思い、とても心配してくれていることはとてもよく分かります。しかし少し過干渉に感じ、両親が良いと判断することは自由にさせてくれたけど、ダメだと思うことには賛成してくれません。私が失敗しないように、道を逸れないように、常に意見を与えました。私は自分の意思に自信がなく、どうしていいか自分で決められず、人に怒られることを極端に怖がるようになったと気付きました。
 そんな私も結婚し、自分の価値観を持てるようになりました。家を建てることが夫婦の夢で、とても住みたいと思える場所が見つかりました。車で1時間の同じ県内ですが両親は、寂しい、何かあった時にすぐ行けないから心配と反対しています。両親を悲しませてまで思うように生きることは親不孝なのではと悲しくなります。両親には自分の好きなことをして幸せに暮らして欲しいです。私の自立したい、適切な距離で関わりたい、自分のことを自分で決めたいというのは親不孝なのでしょうか。今まで両親に時間とお金を多く使わせ、今更自分の好きなように生きていいのかと負い目を感じます。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

親離れも子離れと同じように大事な事です

親離れすると色んなコンプレックスに気がつくものですよね
親からは愛と共に
コンプレックスも多かれ少なかれ
頂戴してしまうものです

親元を離れれば
多くの出会いがあり
さまざまな人生経験を経て
客観的に自分の価値観を見直し
気づかなかったコンプレックスや未熟さに
一つずつ気づき
一つずつ乗り越えていく
過程があります

このコンプレックスを乗り越える作業がある事で人は固定観念から自由になり
豊かになっていくものと存じます

そういう意味で
貴女が大人になる為に
今の選択はむしろ真っ当なように思います

勿論親御さんも子が離れる事で
親もまた自分の内面や過去を客観視できるようになれます

親離れも子離れも寂しく厳しいものです

勿論大変な事があれば助け合う事は
大事な事ですね^_^

合掌

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有り難し
おきもち

山形のそれは小さなお寺の住職です。 私は子供の頃いじめられ、社会からドロ...
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親不孝ではないが、親を納得させる努力は必要

 人間の成長過程で、子は親に依存せざるを得ない時期は有ります。しかし、学校を卒業する。就職する。結婚する。これらの段階で、親離れしていきます。親離れする必要が有ります。同時に、親も「子離れ」していく必要があります。

 質問文は読むと、あかりさんのご両親は一生懸命お育てに励んでこられたと思います。御両親のあかりさんへの愛情を感じる一方で、かなり過干渉のように感じます。子供を心配する余りなのか、かなり呪縛も強いように感じます。そして、ご両親の言葉の裏には「ここまでしてあげたんだから」「これだけしてあげたのに。」という感情もちょっと感じられますね。
 結婚すれば、戸籍も世帯も別になります。実家のご両親の呪縛から抜け出す大事なタイミングです。抜け出せていないなら、家の購入はいいきっかけかもしれません。がいいチャンスだと思います。但し、親の反対や心配を或る程度解消し、親も或る程度納得してくれるような対応が必要だと思います。

 ご両親の過干渉という呪縛から脱するには、夫婦で協力していくことが大事です。あかりさん一人で何とかしようとしても、現実には難しいと思います。ご主人さんに相談し、ご両親が抱く心配や不安を解消するように努めていくことです。お父様やお母様の問題点を十分に認識している訳ですから、説得するにしても転居の決行をするにしても、「傾向と対策」を十分に練りましょう。但し、完璧を目指す必要はありません。完璧に練ったつもりでも、先方が完璧と認めてくれる保証はありません。まあ「或る程度」でいいと思います。「或る程度」と言っても、あかりさんたちのやる気と誠意が伝わるくらいの説明と行動は必要だと思います。

 最後に、蛇足ながら、「とても住みたいと思える場所」と決めたことを再検討してみて下さい。現在、お子さんが居られるかどうかわかりませんが、子供が生まれた場合の出産・医療・教育の環境について再度確認された方が良いと思います。これらの点について十分に検討済みとは思いますが、見落としが無いか点検してみて下さい。ご両親の「何かあった時にすぐ行けないから」という言葉は、大事です。子供が小さいうちは、しょっちょう熱を出したり怪我をしたりします。仕事を抜けたり休んだりしたくても、出来ない時もあります。そういう時一番頼りになるのは、身内の方です。この点も再確認下さい。

 
 

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有り難し
おきもち

 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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質問者からのお礼

丸山 晃俊様

 丁寧なご回答ありがとうございました。「今の選択はむしろ真っ当なように思います」という言葉にとても救われました。子も親も、乗り越えた先に気付きや成長があると信じ、今後も頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。

吉田俊英様

 丁寧なご回答ありがとうございました。私のどうしようもない気持ちに寄り添ってくださり、心がすっと楽になりました。
 両親の子離れの課題と共に、自身も親離れができていない(自分の気持ちをしっかり伝えようとしていない)ことに気付きました。
 主人と相談しながら、私たちの誠意、想いが伝わるよう努力をしたいと思います。
 住宅の場所についても助言いただきありがとうございます。自分たちの気持ちだけで進んでしまっている部分もあったので、しっかり立ち止まって十分に検討したいと思います。
 本当にありがとうございました。、

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