彼が亡くなりました
6年前、10年程お付き合いしていた彼が自殺しました。遠距離でのお付き合いでした。遺書のようなものは無かったようですが、彼の残された携帯電話を確認させていただくと、飲食関係の女性あてにメールをしたものが残されており、一番大切に思っている旨が書いてありました。
心を持っていかれてしまっていたのは、彼の行動からなんとなく気づいてはいましたが、やっぱりショックでした。
亡くなる数ヶ月前に、酔って呂律の回らない彼から電話があり、自分はうつ病だと泣きながら話されました。
彼はお酒を飲むと、記憶を無くすまで飲むことが多々あり、またその時の様子を訊ねたりすると怒ってしまうことがあったので、それ以上、私から触れることはしませんでした。
彼を救うことが出来なかった自責の念、後悔、他の人を思い亡くなったのかというモヤモヤとが入り混じる気持ちが消えません。
彼の実家は遠方のため、命日には、お花を送らせていただいておりました。
コロナ禍のこともあり、お墓参りにも行けずにいます。
ここ数年、特に考えてしまうことがあります。お花や手紙を送らせていただくことは、私のエゴではないのか? 彼のご両親に、逆に辛い思いをさせてしまっているのではないか?と。
私はどうすべきなのでしょうか?
死んでしまえば楽ではないかと考えたこともありますが、残された人に私のような辛い思いをさせたくはない一心で、なんとか踏みとどまる日々です。
未だに気持ちは前を向くことが出来ず、心無いことを言う友人からも距離をおきました。
まとまりのない文章で、大変申し訳ありません。
今後の彼の供養や、彼のご家族に対しての距離感、私の進むべき道をご教示いただきたく相談させていただきました。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご質問ありがとうございます。
供養することは良いことだと思います。
彼やその親にとって人から忘れられることは悲しいことですから、あなたのように毎年お供えを送ってくれて供養してくれる、思い出してくれることは嬉しいと思いますよ。
これからも無理のない範囲で供養してあげてくださいね。
あなたの思いを心から伝えて下さいね
拝読させて頂きました。
あなたが6年前にお亡くなりになられた彼のことを今でも思っておられること、その時のショックや悲しみそして自責の念を持っておられることを読ませて頂きました。あなたのそのお気持ちの在り様は詳細にはわからないですが、心よりお察しします。
お亡くなりになられた彼が心安らかになります様心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
彼は仏様に導かれて先に往かれた親しい方々やご先祖様方に優しく迎えられて心から安心することでしょう、彼は仏様のもとで一切の迷いや苦しみからも救われてなんの憂うこともなく円満にご成仏なさいます。
彼はこれからもご先祖様方と一緒に心穏やかに、ご家族の方々やあなたやご縁のあった方々を優しくお見守りなさって下さいます。
生前中の彼のことはよくわからないですが、彼には様々なことがのしかかっていたのかもしれません、我を忘れるほどにお酒を飲まれたのも何かから必死で逃れたかったからかもしれませんし、ほんの一瞬でも忘れたいと思われたからかもしれません、とはいえお酒を飲めば飲むほどに我を忘れてしまい心身ともに疲れ果てて追い込まれていってしまったのかもしれません。又心も病んでしまって様々な巡り合わせも相まって彼に残された道はご自分の命を絶つことしかなかったのかもしれません。
ですから彼がお亡くなりになられたことはあなたのせいではないのではないでしょうか、様々な要因がありタイミングも重なって彼はお亡くなりになられたのかもしれません。
今彼はもう何の悩みも苦しみもありません、心穏やかにあなたや皆さんを優しく見守っているでしょう。
あなたが彼に対して様々思うとこともあるでしょう、どうか彼に心から手を合わせてご供養なさって下さい。そしてあなたの彼への思いをそのまま彼に心から伝えてあげて下さいね。あなたの思いを彼は余すことなく全て受けとめて下さいます。そしてあなたに感謝のお言葉やなぐさめて下さいます。
又お花等をお送りなさるのも私は善いと思います、彼へのお気持ちとして手向けてあげることはとても尊いことだと思います。コロナ感染症が落ち着いたら一度ご連絡なさってみて可能ならばお墓参りもなさってみてはいかがでしょう。
あなたの思いが彼に届き、これからも彼が安らかに皆さんを見守って下さいます様心から彼にお祈りしますね。