子供の周りへの対応に関する自分の行動について
悩みをさっそく書き込ませて頂きます。
息子は4歳です。幼稚園に通っています。性格は人好きで人懐っこく、動くことが大好きな普通の元気な子供です。小さなころから公園に行っても知らない人だろうが、子供を見ると走りついて遊ぼうとするくらい積極的な性格です。たいていは笑顔で皆接してくれたり、一緒に遊んでくれたり安心するのですが、中には なにこの子?って感じで明らかに迷惑な顔で自分の子から遠ざけようとする同じお母様方や、 子供たちがいるので いろんな人がいて当たり前なのですが そんな時は万が一を考え臨戦態勢でいつでも割って入れるように観察してしまうんですね。たとえるなら 野生動物だって子供に何かあれば牙だして戦うあの感じです。
相手の雰囲気察して子を遠ざけるんですが、子供は無邪気に相手の迷惑な顔見ても、皆いいひとで優しいと無条件に思っているので解らないんですよね。 何度もこういう状況でせっかく遊んで楽しんでいる子供をもう少し遊ばせたいにも関わらず帰るの一言で車に乗せ、人が少ない別の遊ぶ場所に移動と繰り返していたんです。 基本 今もおなし感じです。
幼稚園では皆顔を覚えているので、遊んでくれなきゃ次って感じで友達と遊んでいるようですが、 送り迎えの時など特定の女の子とかについて回り、同級生なんだけど、あんまりつくものだから相手の子が すごっく嫌な顔しているのを見てわかるんですよ。 思わず今までの経緯いとその子の様子からその子の親に 謝ってしまう始末です。 いいですよ?とおっしゃって下さるけれど、こんな時何も言わずほっといてもいいのでしょうか?
車についても自分の車に乗らず、その子の車に行ってついて回るんですけれど、何も言わなくてもいいでしょうか?
無理やり連れだすと、あいてに遊ばせたくないとか誤解されても嫌ですし
息子の行動は決して悪い事をしているわけではないですが、口に出さない
物事での判断がみえて もやもやしてどうすることがいいか迷っています。
たぶんその女の子は 息子がなんでついてくるのか解らないし、苦手なんだろうということは沢山人を見てきた経験から雰囲気でわかります。
そのうち落ち着くだろう息子ですが、現状で親としてどうするか迷っています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
一連の流れを見届けるべし
子育てにおいて、心をいたずらに疲れさせるひとは、
子供が、起きてこない、ぐずった、食べこぼした、汚れた、ダダこねた、寝ない…
その都度その都度コメントを差し挟み、心を疲弊させてしまいます。
どんとかまえた方は、起きてこない、ぐずる、こぼす、汚した、ダダ、ねなくとも、さほど問題にはなりません。イチイチ心の中で損失、ロスを生じさせないのです。
一切合財、塞翁が馬思考なのです。
一切合財、塞翁が馬思考であれば、どう転んでも、次へそれをプラスに転ぜられます。
その度量の広さで子供もタフになり、臨機応変、柔軟性という人生において学力よりも必要な能力が育ちます。
私は長い眼で一連の流れを、コメントを差し挟みたい気持ちをぐっとこらえて見届ける度量を持つことをお勧めします。
子供の世界では子供同士で空気を察知して感じていくモノです。
世界中の坊やと友達になる事なんでできませんし、あれこれはっちゃけていく中で時に凹んだり、人からヒかれたり傷ついたりするでしょう。それも成長の為の必要な経験。
すべてを授かりと心得ることです。
あなたも育児を通して育自しているわけです。
育自は、自分を育てることです。些細な事で心を騒がせたり、事あるごとに一喜一憂せずに、広く、大きく、ながーいめで、自分の子供他人の子どもと隔てを強くせずに見守る事です。
育てる という 動詞は 何かするようであっても 時には何もしないことも育てることの一つです。子供自身が育つ訳で、親が子供以上に主人公意識を盛んにして❝育てる❞ことは要らぬお世話となる事もあります。
集団でのルールは守らせた方が、浮いた子にはならないでしょうが、私は誰よりも浮いていましたから今があります。
結論:親の評価、親のコメントは別次元で子供は存在している。
仏教では諸法無我と言いまして、一切のものは、自分の子供も親も含め、自分の願う在り方、自分の求める在り方とはかけ離れた在り方として存在していることを説いています。
一切合財、塞翁が馬思考、取り入れてみてください。🙍
子育て
まや様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
子育て・・誠に大変ですよね・・そして、色々なことに一喜一憂しては悩みますよね。。
四歳の男の子、活発多感な時期なだけに親の目からもヒヤヒヤすることがあって目が離せないのもまだまだ仕方のないことなのではないかとは存じます。色々なことに興味が芽生えて、それも移ろい早く、そして、落ち着きもない・・しつけが難しい時期であると聞きます。
まや様のお子様においては、人や同じぐらいの子には凄い興味があって、どうしてもくっついて行ってしまう一面があるようで、色々と悩まれておられるご様子・・
まだまだ本人のコミュニケーションが試行錯誤の段階で、これからの成長に期待してみるのも良いかとは存じます。
子どもは子ども同士で色々と学んでいくことも大切であり、激しい喧嘩や明らかな迷惑行為でなければ、気長に見守っていくことも一つかもしれません。相手の子が本当に嫌なら、それなりの態度や言葉でも表すでしょうし、それで本人が自覚して自制していくことにも期待していけるのではないかとは存じます。相手の親の態度についてはまああまり気にすることはないでしょう。
または、今は一時の時期的なものかもしれません。小学校へ上がるぐらいまでに改善を目指されれば良い程度ではないだろうかとも思います。
しつけで大変なのが、二歳のイヤイヤ期の次が四歳の第一次反抗期と言われておりますが、それほど問題のない行為であるならば、本人のストレスが溜まらない程度で対応なさられるぐらいで、逆に厳しくするとストレスが増えてしまうことによって、しつけの面で大変なことになるよりかはましだと考えるぐらいが丁度良いようにも思います。
もちろん、色々とケース・バイ・ケースにもなりますが、明らかな迷惑行為、ダメなこと、危ないことは叱るのは当然ながら、それ以外のことでは、もう少し気長に構えて、本人の成長に合わせて言い聞かせていくぐらいの心の余裕を持って接していかれるのが良いのではないかと存じております。
善処を祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
教え導く
まやさん、おはようございます。
子育て、お楽しみ様です。
先は我が子を育てることが出来ることに感謝しましょう。
世の中には、子どもが欲しくても出来ない女性もいるのですから。
さて、子育てはどうやったらいいのでしょう。
これには色々な考え方があり、正解というものはありません。
そこで大切なことは、まやさんが我が子をどんな大人に育てたいのかが問われます。
まやさんは、お子さんがどんな大人に育って欲しいのですか?
これが具体的なら子育ての迷いは消えます。
質問者からのお礼
木ノ内様 お答えありがとうございます。
子を持つことができたことは確かに幸せの一つです。
子育てについてですが、私としましては 子も私も人種や国関係なく、文化関係なくまして同じ人種日本人としても地域やらでの偏見を知らず持つことなく 同じ人であって同じように接し、向き合っていけること。人としての礼儀をちゃんと持ち自分に自信をもって 努力することを恥じない、何が正しい事かを考えちゃんと答えを出して間違っても くじけず 本気で考えたことに後悔しない人になってほしいのが私の願いです。 もちろん 健康第一で明るく元気で心朗らかが基本です。
どこにいても生きていける強さを持った子になってほしいです。
あんまり子に自分の願いを託しても重いだろうこと請け合いなので たぶん話すことはないと思いますが。 道を間違えなければ自由でいいのかと 今書いてて思いました。
自分の行動もたぶん間違いではないと後悔しないように、間違ってたら同じ間違いを犯さないように
もっと考えていきます。 ありがとうございました。
丹下様 お答えありがとうございます
私自身の子供時代に経験してきたこと、子供だった時の記憶は結構覚えていまして
子供目線だったけれど、大人の雰囲気はどんどん変わってきたと感じていました。
現在の私を含めた 大人も結構ストレスを抱え、いくらメディアが発達しているとはいえホントの意味での人間関係 での嫌な事柄やトラブルを根本に解決する為悩んだり動くことをできるかぎり避け相手とのつながりを築いていく気概が失われ、シャットダウンしたり、切ればよいという考えの人が増えていたりすることも子供たちへしわ寄せがきている一つの要因だろうと考えます。
塞翁が馬 良い事に一喜一憂せず浮かれず悪い事に心をとらわれず、その精神で行きたいと思います。
川口様
お答えありがとうございます。
人懐こい人間大好きな息子、その長所を失わせることなく育てていきたいのが望みですが、自身が子育てする世代となり、時代も変われば人の考えや物の見方もやはり変わっているので、環境や、施設など育てやすい教育しやすい選択ができるにかかわらず、人とのコミュニケーションがどこかSNSや身近に耳にする話、子育て施設などでの雰囲気等にものすごく別の意味での育てにくさを感じている次第です。
子供に関してのびのびおおらかに育てていきたい、自分なりの子育てでも集中できれば問題ないのですが、社会や周りにかかわるとその考えがあまりにゆっくり過ぎて、子供の成長のプロセスを遅らせることになるのだろうか?など考えることが多くなり迷いと肯定の繰り返しです
川口様もお答えくださったように、なるべく子供同士でのやり取りで子供同士を信頼し、見守るように
務め、根気よく話すことに努めようと思います。
焦らない事、動じない精神力を養っていきたいです。