心の中に悪がいます
私は周りの方に「優しいね」と言っていただくことが多いです。
しかし、私は私をそのようには思いません。むしろ、質の悪い性格だと思っています。
嫌なことをされたり嫉妬する相手には、意地悪したくなったり「上手くいかなければいいのに」と心の中で思ってしまうことがあります。
自分が1番になりたい、優位でありたいと思う時があります。
ただ、表には出さないのです。
その理由も、そういう考えは好きではないと思う自分が優先されたり、理性で抑えられている時もあれば、そうではなく、周りの目を気にしてそうしないという、またあくどい考えによる時もあるのです。
本当は、心の中に悪がいっぱいに溢れて、憎しみや妬みや、意地悪な気持ちでたまらない時もあるのです。
そんな自分がいやです。自分の中で生まれる感情が嫌いです。
心の中が悪が住み着かないようにする方法はありますか。
また、悪がうまれてしまった時、どのように対処していけばいいか、アドバイスを頂けませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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悪い考えが浮かんだって自然ですよ
思っているだけですから、問題ないですよ。
実際周りの方には「優しいと」思ってもらえているわけですし。思わないようにしようとすればするほど、思ってしまうと思います。
思ったってよい。悪いことさえしなければ。ぐらいの軽い気持ちでいてください。
そしてあんまり思わないようにするためには、「モヤッ」っと心の中で思ったときに後を追わないことです。後追いして思いを探っていくと負の思いが増幅していきます。「モヤッ」としたときには手を付けないそのままそっとしておくこと。そっとしておくことすらしないほど手を付けないのです。すると消えていきますから。思いより目の前の事実に目を向けることが重要です。「誰かと誰かが話している様子」「テレビが流れている様子」「花が咲いている様子」「車がブーンと通り過ぎた様子」など目の前のリアルに眼を向けそちらを大切にします。そのうちに思いの方は消えてしまいますので。大丈夫です。
是非やってみてください。