父の死期が近く後悔の念でいっぱいです。
先日、北海道に住む末期癌の父の死期が近い事を母から聞きました。
一年前位から、ステージ4の癌という事は知っていたのですが年明け頃は治療で少し体調が戻っていると報告を受けていました。
私は東京に住んでいて仕事がら忙しいことや治療が上手くいっていると思っていたので、頻繁に帰省などしていませんでしたが、今回死期が近い事を聞いて
これから父が息を引き取るまで何回会えるのか、もっと会っておけばよかった、子供好きの父に孫の顔を見せる事ができなかった、あの時こうしておけば…など後悔の思いでいっぱいです。これからできる限り帰省しようとは思っていますが、上記の事を考えると胸が詰まって夜も眠れません。
私は残り少ない時間で父に何をしてあげられるでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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情報を提供
というと堅苦しいですが、なるべく帰省して直接、無理なら手紙やビデオで、こちらの情報を見聞きさせてあげましょう。感謝などの素直な気持ちを、遠慮なく伝えましょう。
死後に供養するのもそういう気持ちを届けるようにやるのですが、死後の供養では、届いたかどうかが分かりにくくて……
ご生前なら十分間に合います。死後の供養も何年かに一回やるかやらないかで、それで足りると思っていますが、それと同様に、生前の供養(本当の意味は目上の人のお世話をすること)も、一回、これまでの分をまとめて伝えただけでも、相手はすごく満足します。
お父様にできるだけ寄り添ってあげましょう
拝読させて頂きました。
お父様の病状大変心配ですね。あなたもお父様のことを思うと気が気ではないでしょう。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
お父様はお母様と巡り合いあなたやいろんな方々とのご縁に結ばれて今まで精いっぱい生きていらしたのではないでしょうか?そして皆さんと一緒に充実して幸せに生きていらしたのではないでしょうか?
あなたにとってもお父様のもとで成長して沢山の恵みを頂いたのではないかと思います。
きっとお父様はあなたが健やかに成長なさりご結婚してお子様に恵まれて今を生きていることを心から喜んでいるでしょうし、これからもあなたや皆さんのことを心から支えて見守っていて下さるでしょう。
どうかお父様への思いを心からお伝えなさり、限られたかけがえのない時間をできるだけお父様と一緒に過ごしお父様に寄り添ってあげて下さい。そしてしっかりとお父様の生き様を皆さんで見届けてあげて下さいね。
あなたとお父様とのご縁はこれからもずっと続いていくのです。いつでもお父様はあなたや皆さんを優しくお見守りなさっていて下さいますからね。