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夫がアスペルガーで私が適応障害になりました

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こんばんは。タイトルの通り、最近夫がアスペルガーだと判明しました。

少し変わってる人だなとは思っていましたが、性格はとても素晴らしい人なので、今までやってこれています。

でも、第二子が生まれて、私に余裕が無くなり、病状が一気に悪化しました。今は家事、育児はほとんど出来ていません。

回復するには、夫と離れるしかないという所まで来てしまっていますが、今は無職で、次いつ働けるようになるか分からない状況ですし、夫は本当に良い人間で、良い夫で、良い父親なので、離れるのは耐えられません。

文章が下手ですみません。どうか私にアドバイスを下さい。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ともに障害者の夫婦

街でも見かけますね。また妻は介護の現場にいますが夫婦ともに身体障害者という方も利用しているそうです。
自ら障害者であり、相手の障害もはじめか分かっているから
私はあなたの手足にはなれないけど目になりましょう。
僕も君の声になりましょう。と言って結婚するわけです。

夫婦とはなんでしょう。

弱い者同士が寄り添って生きていくことです。
アスペルガー症候群は寄り添うことがまず難しい。幸いにして良き夫であり父でありますから、あなたを支えることもあるようです。
もしかしたらあなたが10支えても旦那さんからは1しか支えてもらえないかも知れません。
それでも寄り添える1を大切に感謝して生きていくしかないのです。
夫婦を続けるとはそういうことだと思います。

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有り難し
おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れることの出来ない世界であるという。絶対に逃れることが出来ないにも関わらず、「平等」によって或いは「楽」によって人間が救われるというのは矛盾である。 不平等で辛苦極まりないこの世をあきらめ死後に救いを求めるのも人間否定そのものでお話にならない。 平等というのは自分が助かりたいという思いから生まれた自己優先の魔界の教えである。仏教はそうではない。 人を助けることを優先にすれば自分も救われるという考えだ。 人のために活きることで不平等が不平等でなくなり、辛苦が辛苦とも感じなくなるのである。 世のため人のために働いてみる。 「有り難う」 その言葉で、人はそれまでの苦労が苦でなくなるのである。 これが仏教の真の教えである。 生温い癒やしなどまったく意味がない。 積極的に人生を切り開くための教えに耳を傾けるべきである。 お寺やこのようなサイトの利用は一回にとどめなければならない。何度も相談するということは、まったく良くない傾向である。 お坊さんから聴く「仏の教え」によって生きる力を得て、二度とお寺に相談する必要がない幸せな人生を手に入れて欲しい。 本来ならば実際にお寺に足を運び相談すべきである。ここでご縁のあったお寺さんに必ず足を運ぶべき。それが億劫ならばその程度の悩みだということ。本当に切羽詰まっている人は必ずお寺に足を運ぶ。 その観点からご自身の悩みがどの程度のものなのかを推し量ってみることも有効であろう。 それと仏の教えが必要のない質問は無視する。なんでも応えてくれると思ったら大間違いだ。

一人で抱え込まないように

こんにちわ。拝見いたしました。

家庭環境の変化によっていろいろと考え込んでしまっているのではないでしょうか。まず、自分自身がつらい中でも子供さんのこと、ご主人の事を考えられるのはとてもすばらしい事です。お優しい心をお持ちですね。よく頑張ってこられましたね。なかなか出来ることではありませんよ自慢してもいいくらいだと思います。

仏教では自分自身の囚われた心を見つめなさいと説きます。自分自身の中でルールをたくさん作りすぎていませんか?「こうでなければならない」「こうしなければ」というルールの色眼鏡でもって相手を自分を裁いてしまっていないでしょうか。

あるいは、「あれが足りないこれが足りない」という足りない部分ばかりを見てしまう視座に囚われていないでしょうか。「ないものねだり」に気づき「あるもの探し」をしてみませんか。

自分自身を責める必要はありません。今は家族が幸せになることが目標ですから、自分自身で抱え込むことはやめてどなたか相談できる場所に赴く、あるいはご両親などの力をかりる方向で考えてみてはいかがでしょうか。行政にも遠慮なく相談いたしましょう。ご主人にも直接伝えにくければ手紙に書くなどして伝えてみてはいかがでしょうか。

あなたは一人ではありませんよ。あなたの頑張りをちゃんと見ている人がいます。仏様も見守っておられますよ。あなたの心が安らかになりますように。

合掌

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おきもち

御縁があって一般人からお坊さんになりました。現在は小さなお寺の住職をさせていただいております。

質問者からのお礼

常在様
有り難いお言葉、ありがとうございます。現実の事ばかりに目が行ってしまっていました。夫婦のあり方に気付く事が出来ました。常在様のお言葉、ゆっくり心に染み込ませて行きたいと思います。

釋健樹様
優しいお言葉、ありがとうございます。心がふわっと軽くなりました。なんだかもう…、涙が出てしまいます。自分の頑張りが足りないと、ずっと悔しい気持ちでいましたが、私も頑張って来たんだなと思う事が出来ました。認めてもらえるのはこんなに嬉しい事なんですね。夫とちゃんと話し合い出来る時間を作る所から始めてみます。

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