うらみつらみ自分への怒りの対処法
過去に囚われています。
人への恨みですが自分の不甲斐なさへの怒りでもあります。
ある人に言われて嫌だったことを書き出したら25個あり、そのどれに対してももういいや、まあいいやと気にしないようにはできません。いつ思い出してもずっと同じ鮮明さ、同じ苦しさです。
悔しさをエネルギーにかえようとして勉強に励んで成果も出ましたが苦しさは減りません。
私の感情も過去も全て幻影、今ここだけがあると思おうとしてもイマイチ頭でも感覚でもちゃんと理解できないです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分というフィルターを通して整理を
こんにちは。
少し前に「意見、アドバイスを素直に受け止められない」という題のご質問をされていました。
その際、先生の回答を受けて、あなたは次のように返信をしていました。
「都合のいいアドバイスしか聞きたくないってだけのことかもしれません。忠告を悪意ととらえると自分が楽だから」「自分の心の弱さから他人の意見を悪意と捉えてしまうのか、本当の悪意なのか判断するのは難しいです」
この返信にあなたのご質問の要点があるように思います。
それは、つまり
・「悪意」のあるアドバイスは受け入れられない
・「都合のいいアドバイスしか聞きたくない」(かもしれない)
ということでしょう。
あなたは、「ある人に言われて嫌だったことを書き出したら25個あり、そのどれに対してももういいや、まあいいやと気にしないようにはできません」と書いています。そこに「苦しさ」が感じられる、と。
その「言われて嫌だったこと」が、どのような内容なのか、仕事上のことなのか、性格のことについてなのか等々の詳細は分かりません。具体的に書かれていませんから。
仮に、仕事上で守るべき規則や業務内容であれば、それは「悪意」があっても改善する必要性があります。それを「苦しさ」とするならばそれは適切ではありません。
これも仮に、自分の人格に関わることで、自分も改善する必要があると感じるなら「苦しさ」を乗り越える必要があります。ただ、自分で改善する必要を感じなければ、放っておくぐらいでいいのではないでしょうか。或いは、受け止めきれない、心に余裕がないのなら受け取らないのも一つの方法です。
他人のアドバイスに「悪意」があるかどうかという、他人を中心にして判断するのではなく、自分がそのアドバイスを受け止めるべきか、受け止めないべきかという自分というフィルターを通して整理をして取捨選択をすればよいのだと思います。他者の心は結局読めませんし、推測の域を出ません。
私のこのアドバイスにあなたは「悪意」を感じますか。
私にそのつもりは全くありません。
怨念には救い・救われがないので人道主義による正しい制裁を。
一日はたったの24時間。
1時間に1つそのことを思い出していても一時間足りにゃい。💦
どんなに憎かろうが呪ったり、恨んだりするよりは新しい視点・価値を探しましょう。
昔から「人を呪わばアナ二つ」と申します。
「アナふたつ」とは鼻の穴や耳の穴の数ではありません。エルサでもアナでもなく「墓アナ」のこと。ダメなんです。恨みツラミ。憎しみや怒りは自分も相手も害する心の毒だからです。🙀
お気持ちはわかります。
単純に心の仕組み、ことわり、心理学として知るべきことです。
人を恨むと呪い、憎しみ、ヘイト、憎悪の毒素「汁(じる)」が発生するのはあなたの脳内限定配信。相手は健康。貴女だけ不健康。つまり怨念は思えば思うほどあなたの女子力低下、人間性もデンジャーZONEに突入してしまうのです。
シラフに道理をわきまえましょう。もったいないと思いませんか。さらに傷ついてしまうのもあなたの方だけなのです。
もしその案件が犯罪レベルでしたら、社会的にきちんとした形で人道主義に基づいた上で制裁すべきです。されるがままで黙っているべきでもありません。
私が人生において許せない人間に対してどうしているかと言いますと、正直、忘れていました。
どうやら人間というものは脳ミソが「今」優先することを優先するという単純な仕組み。他のことを優先させればよいのです。それより他に優先するものを持ちましょう。今日は今日限り。人類史上最新最先端の産地直送取れたて新鮮出来立てホヤホヤの今というほうき星を見逃してしまうのはmottainai。そんな自分いじめ、ダメ、絶対。👵すぐおばぁちゃんになっちゃう。
貴女の中で最上の価値とすべきポイントを他に定める。自分の精神性を向上させてくれることに焦点を当てればいい。
怨念を続けて女子レベルが上がる、健康になれる、幸せになれればやってもよいのですが答えは歴史的にもNO。顔の表情は醜くなり、心も体も不健康、今を見過ごして、年を重ねていくばかり、人生Mottainai。これはあなたの為。やめる!
私はそれしか言えません。それでも自分を優先して治らない薬を選択し続けたければそれはあなたのエゴ。そのエゴが実は苦しみや怒りの原因。
貴女が本当に向き合うべきは憎しみの相手ではなく、そいつを憎む「アタシ」というものの正体なのです。そこを冷静に見極めた上で対処すれば怨念なく鬱憤が晴れます。
瞑想してみましょう。
質問者からのお礼
はじめて3人ものお坊さんにご回答いただきました。ありがとうございます。
願誉浄史様
瞑想アプリも入っているのにやらずじまいですので時間を決めて毎日5分くらいからやってみます。ありがとうございます。
釋 悠水様
自分が改善すべき、できると思うところだけを受け止めて活かす。というのは精神科医の名越康文先生も仰っていたような気がします。悪意があるかどうかを切り離して考えるのは自分には難しい部分もあるのですがそのように心がけたいと思います。ありがとうございます。
丹下覚元様
忘れるのが一番ですね。それがなかなか難しいのですが。別に別れた恋人ではないのでその人に執着しているわけではないのですが、その人やその人の理論に負けたと自分で思っていてその悔しさにまだ執着しているのかもしれません。
ありがとうございます。