甥っ子の死を乗り越えるには?
先日、妹家族が交通事故に合いました。
相手は重傷、義弟と妹は重体、長男11才死亡、次男5才軽傷。
両親不在のまま、長男の葬儀を終え、次男は退院し元気に見えます。
両親も回復に向かってますが、まだ人工呼吸で話せず。
しかし妹の方は筆談で会話可能に。
まだ長男の死を知りません。高齢の両親もつかれはててますが、近々告知するようです。
私たちは、妹にどうやって支えになれるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今は一緒に泣いてあげてください
今は一緒に泣いてあげる事しかできないです。
もう少し妹さんが体力を回復してから事実を伝えた方がいいでしょうが、嘘をついても妹さんは分かります。
一緒に泣いてあげてください。
手を取って泣いてあげてください。
次男の元気な姿を見せてあげてください。
宗教、宗派、お坊さんによって励まし方は違いますが、私としてはこの様にお伝えしたいです。
長男さんは極楽浄土に行ったの。
安心して。
極楽浄土には一切の苦しみがないの。
それに、極楽浄土にはたくさんのご先祖様が居るから、長男さんは寂しくないのよ。
極楽浄土からあなた達を見守ってくれているのよ。
それにね、いつかは極楽浄土で会えるのよ。
だから安心して。
元気になって、極楽浄土から見守っている長男さんを安心させてあげようね。
死を知らせない
母として我が子の安否が一番の気がかり。
一般論で言えば子の死を知らせ、一日も早く悲しみを克服すべきです。
しかし。
ご本人も重症を負う中、子の死を知らせるのはあまりにも酷です。
傷口に塩をぬるようなもの、やめましょう。
まずは妹さんのご回復が優先。体力が戻ってからお伝えしましょう。
妹さんに我が子の死を受け止めさせるために、あなたは憎まれ役になってください。黙っていたことを一生恨まれるかも知れません。
それでも厳しいようだけれども妹さんには生きる力を取り戻させたいのです。