結婚披露宴での後悔
3年ほど前の事なんですが、今になって常識のない失礼な事をしてしまったと後悔しています。
自分の結婚式で祝辞をいていただいた上司へのお礼をきちんとしませんでした。
祝辞をしていただいた方には、お車代を渡さないといけない事を知っていましたが、当時私は常識がなく、お車代は交通費と思っていて、祝辞をお願いした方は同じ市内で交通費がかからない方だったので、それは違うかなとお礼を包まず、引き出物のランクを上げてそれをお礼とし、当日、後日に口頭でお礼を述べて終わってしまいました。
後になって、お車代=お礼という事を知りました。引き出物のランクを上げたと言ってもマナーで言われているお礼の額ほどは上げず、少し上げた程度です。
今考えると引き出物のランクアップしても、相手は誰と比べるわけでもなく気付きませんよね。
その時の私は、祝辞を引き受けていただいた事にとても感謝していましたが、お礼はこれぐらいでいいだろうとお礼を軽く考えていました。
今になって色々と調べてみると、お礼を包むのがマナーと知り、上司に対して非常識な事をしてしまったと気づきました。
義母がお礼をとても大切にする方で、結婚後それを間近で見ていて、お礼の大切さを知り、なんて事をしてしまったんだ、お礼を軽く考えていてなんてバカだったと自分がとても情けないです。
夫側の祝辞や乾杯をしていただいた方へのお礼も、義母が別で準備し渡してくれていた事を最近知りました。
祝辞をしていただいた上司に大変失礼な事をして申し訳ない気持ちでいっぱいです。上司はそんな私に対して、式後も変わりなく接していただき、感謝しかありません。
私はその後、退職したのでその方ともう関わりがなく、謝罪もお礼ももうできません。
他にも、スピーチをしてくれた友人、余興を頼んでしてくれた友人にも同じような対応をしてしまい、みんな私の為に忙しい中、時間を割いて考えて準備してくれたのに、このような対応をしてしまい、申し訳ないです。
この事を考えていたら、結婚披露宴での自分の対応で次々に心配になることがでてきて、頭がいっぱいです。
もうどんなに後悔してもやってしまった事はどうにもならない事で、自分があの時にしっかり対応していればこんなに悩む事もなく、自業自得な事なのですが、この気持ちをどうにも消化できず、最近ずっと考えてしまいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご心配される「マナー」の根拠は、明らかですか?
マナーとは相対的なものです。ケースバイケースで考えるしかありません。
https://hasunoha.jp/questions/54127
葬儀に関するマナーに関して検索すると、たくさんの記事やサイトがヒットします。しかし、検索上位に表示されるのは、葬儀仲介業や葬儀社や墓地墓石仲介業者です。寺の住職の立場から見て、良く調べていると感心できる場合も多いです。しかし、明らかに間違った記事だったり根拠出典の不明な記事だったりする場合が多いんです。注意が必要です。葬儀に関して全国一律のマナーなんてありません。
結婚式や披露宴のマナーも同様です。地域性があるのです。今風に言えばローカルルールなのです。或る地域だけの、或る特定の職業だけの、或る特定の趣味のグループだけの中での通じる慣習としてのマナーも多いのです。
ところがネット情報に右往左往する場合が多いのです。ネットで結婚のマナーを検索すれば、ゼクシー等の婚活・結婚式サイトの運営記事が検索上位です。こういう記事は怪しいんです。日本全土の地域の慣習を探査せずに、マナー講師と呼ばれる方々が自己流の全国マナーをでっち上げている場合が多いんです。
例えば、ゼクシーのサイトに「披露宴の受付には、5000円程度の謝礼を差し上げる。」とあります。私は若い頃友人の披露宴の受付をかなり頼まれました。いろんな地域でいろんな友人の披露宴受付を手伝いました。でも、謝礼なんて一度もいただいたことはありません。其の当時でも「受付担当者にも謝礼。」というマナーがあったかもしれませんが、私の知る範囲では「受付担当者への謝礼金は必ずしも一般的ではなかった」のです。
御来賓の祝辞といっても、様々です。社長の御曹司の披露宴なら、大物政治家等ビッグな御来賓を呼んでます。ビッグな方にはお車代を出し政治献金を出すでしょう。でも身近な目上の方の場合なら、「絶対に謝礼を出さなければならない。」ということは無いですよ。新婚旅行のお土産か引出物のプラスアルファで十分だと思います。
まだ心配なら、あなたの親戚友人50人ぐらいに、「出しましたか?」とさりげなく聞いてみましょう。100%「謝礼を出す」という回答にならないと思います。
経験として取り入れる
ご相談ありがとうございます。
結論を先に言えば「もう過ぎたことなので、その後悔の念は次の成功に繋げてください」ということになります。
お祝いの場で頼まれ事をなさった側からすれば、それによる対価が支払われていないことに腹を立てるとか承知が悪いとか考えることもないと思いますよ。
むしろ「あぁやっと終わった疲れた緊張したぁ〜大役果たした!」程度の感想を持つのみで、過ぎてしまえばもう何も考えていないでしょう。
常識だとかマナーだとかの前に、貴女と先方との間柄がどのようなものだったのか、実際はそこが重要なポイントです。
「祝辞をお願いできる相手」なのですから、上司と部下の関係とは言えそこまでガチガチな上下関係でなないと察しました。
しかし今回の事にそのようにお気づきいただいたのは、ご自身の将来にとって大きな財産になると思います。是非とも教訓になさっていただきたく存じます。
多少の失敗は人生に付きものです。後々笑うか糧にするか、大らかに考えて人生を歩んで行きましょう。
どうしても気になるなら、
質問者からのお礼
TAIKEN様
ご回答ありがとうございます。
ご回答を読んで、心が軽くなりました。今回の事を教訓にこれからはしっかりとしていきたいと思います。
吉田様
ご回答ありがとうございます。
ご回答を読んで、心が軽くなりました。他の方への回答も読まさせていただきました。マナー、難しいですね。
ありがとうございました。
和田様
ご回答ありがとうございます。
お中元、頭に浮かびませんでした。ありがとうございました。