部活をやめたいのは甘えですか
2度目になります。私は都会で一人暮らし中の大学生で、前期は遠隔授業も経験しました。前回は寂しくてつらいという相談をさせていただきましたが、授業があると大分マシになることはわかりました。その節は本当にありがとうございました。
ただ、打ってかわって今は、遠隔授業中に選んだ部活が、つらくなってしまっています。
部活は「文芸部」と「交響楽団」です。つらいのは後者です。文芸部はゆるいのでまだ良いのですが、交響楽団は集団に責任があるので厳しいです。
8月にも練習、9月からは演奏会に向けて週3~4くらいの練習が始まります。合宿もあります。休めません。演奏会の練習が始まったら辞めることも迷惑になってしまいます。
現状は週1の練習があり、今日も1年生との交流会があるのですが…正直、仲良くなろうという感情があまり起こらないんです。むしろ、辞めたあとに気まずくなる顔として見てしまいます。自分が出せなくて、逃げ道ばかり探しています。
なんでそんなところ入ったんだ、そう言われても仕方ないのはわかっています。自分でもそう思うので…。当時は「熱中できるもの」をつくって大学にしがみつくことしか考えていなかったのだと思います。それで、高校で楽しかった文芸部と、興味のあったバイオリンをやるための交響楽団を選んでしまったんです。
交響楽団を辞めたら楽になれる気がします。お金も時間も浮きますし、バイトをしたり、別のサークルに入ったりすることを考えるのは、楽しいです。
しかし別のいいサークルが見つかる保証なんかないこと、バイオリンへの憧れはあるので後悔の可能性があること、高校時代の友達にも「似合うよ」「忙しいのも今だけ、慣れるよ」と言われていることから、決められないでいます。
月末までには腹を決めないと演奏会やお金に関わってくるのに…。
楽になりたいという思いから辞めるのはあまりにも甘いでしょうか。(自分で考えていて、甘ったれすぎて社会人になれないんじゃないかと思います)
今嫌でも頑張るべきでしょうか。他の可能性を捨てて大金を掛けて頑張らないといけないでしょうか。
長文すみませんでした。
過去を見て後悔する 未来を見て不安になる 根拠のない理想をつくりすぎる
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大学は様々な可能性を見つける場所
質問読ませていただきました。
大学生活ってなんなんでしょうか?
単純に手に職を付けるだけなら、専門学校や短期大学に行った方が資格も取れるでしょうし、役に立つでしょう。
もしくは、働いて「稼ぐ」というのであれば、高卒で就職して、ばりばりキャリアを積んでしっかり稼いでる人もいます。
大学に入ったからと言って、会社は以前の「学歴主義」よりも「能力主義」を取っているところも多く、いい大学だからといって必ず良い会社に就職できる時代ではありません。東大や京大卒でも、就職難に陥ってる人もたくさんいるのです。
じゃあ、何のために行くのか?私は、可能性を探しに行くのだと思っています。
部活は「文芸部」と「交響楽団」とのことですので、おそらく時間的に余裕のある4年生の大学に通われているのではないでしょうか。
大学では様々な人と出会い交流します。また、様々な授業を受講することができます。サークルや部活もたくさんあります。そういう開かれた社会の中で様々な経験をし、自分の好きなことや得意なことや興味の持てることを探しに行くのだと思っております。
人生の中で、これほど自由に恵まれた環境で様々なことにチャレンジできる期間というのはなかなかありません。
ですから、色んなことにチャレンジしてみたらいいんです。そして、自分に合わないな・・と思ったら、他のことを試してみたらいいんです。その中で1つでも自分にとって興味のあることが見つかれば、もしくは1人でも仲の良い友達を作ることが出来れば、そんなに素晴らしいことはないでしょう。
また、ひなさんは交響楽団の中で「居なくては困るほどの責任ある立場」なのでしょうか?もしそうなら、辞めるにしても色々果たさなければならない責任があります。
しかしそうでないなら、「一身上の都合」ということで辞めても、他の人も特に何も思わないでしょう。開かれた社会ということは、逆に言うなら「他人もそれほど自分のことを気にしてない」ということです。周りの人も、色々な出来事や出会いの中で、あまり深く関わりのない人のことを気にかける余裕なんてそれほどないんですから。
ご自身の可能性を見つけるために、色々チャレンジしてみてはいかがですか?
しかし、やるからには全力です。全力で取り組むことで見つかることも身につくこともあります。
何か少しでも参考にしてみてくださいね。
失敗を今後の教訓にすればいい
こんにちは。
「部活をやめたいのは甘えですか」とのお尋ねです。
まず、前提なのですが、「高校で楽しかった文芸部と、興味のあったバイオリンをやるための交響楽団を選ん」だとあります。これは、楽器未経験で、大学から「交響楽団」に入ったということでしょうか。それとも既に経験者、或いは高校吹奏楽で他の楽器をやっていて、その延長線上で今があるということでしょうか。
私は、全くの素人からサックスを始めました。
そこから音楽教室に通い、後に地元楽団に入りましたがすごく苦労しました。経験者の中に入ってく素人というのは、とかく肩身の狭いものです。
こういう意味でついていくのが難しいのであれば、「甘え」ではないと思います。特に「バイオリン」は修養にかなりの期間を要する楽器ですし、「交響楽団」ではハーモニーが重要視されますから、立場を変えて個人で楽しむのは良いと思います。「バイオリンへの憧れはある」のですから、個人的に修練を積めばいいでしょう。その方がのびのびと身につきます。
また、経験者であっても今のタイミングで辞めるのは賢明かと思います。定期演奏会前などだと迷惑をかけますが、今から練習の本格化という段階では楽団にも大きな影響は無いと思います。
抱えきれないことを整理する、という思い切りをつけることは、社会人として必要になります。また、分を知るという点で今後のためにもなります。今はまだ学生だから、今後の逃げグセにならないようには気をつけつつ、社会人に向けての準備期間として失敗を今後の教訓にすればいいのだと思います。
その点から、「甘え」かどうかよりも、今後「文芸部」に注力することを考えつつ、自分のキャパシティに見合った環境の構築を考えていく方向にシフトしていけばいいのだと感じました。
ここで答えは出せないけど
嫌かどうかという基準でいたら何事にも挑戦出来ない人になりますよ。勉強嫌だ。仕事嫌だ。汗かくの嫌だ。なんてやっていたらダメになります。
腹を決めてやるだけやる。石の上にも3年。ある程度慣れて周りが見えるまでは時間がかかるものです。やってみて変わることも沢山あります。
そして、僧侶の修行もそうですが仲間がいて乗り越えられることもあります。ひとりで坐禅するのは続かないかもしれないけれど、仲間がいるからできます。あの人もやってる、この人もやってる。できるはずだ、と思えることもあります。
乗り越えた先にある理想の自分像に近づくために、とことん挑戦してみてはどうですか。
ただ病んでしまうほどご自身を追い詰めてしまうなら、やめるしかないですが、やらなきゃわかりませんしね。
人目を気にして決めるよりあなた自身のことですから、どう思われてもあなたの生き方には影響ないですから、強くいきましょう。
質問者からのお礼
たくさんのアドバイスを頂いたのに、お礼が遅くなってしまいすみません。
>邦元様
仲間の話は大変参考になりました。あれからの交流会で、一人だけ似た境遇の同級生を見つけました。うまくいけばその子と助け合っていけるかもしれません。もちろん、辞めないとは言い切れませんが…
合奏が始まるまであと少しあるので、様子を見てみようと思います。ありがとうございます。
>釋悠水様
経験談がとても参考になりました。私は楽器未経験です。ですから、かなり過酷な道になりそうです…。ただ、バイオリン初心者で一人暮らしの人もいると知ったので、その子の話を聞きつつ、判断したいと思います。ありがとうございます。
>藤川誠海様
四年制大学です。確かに、大学ほど可能性に開かれた場所はないですよね…。いくつものことに少しずつ興味を抱えている割に、完璧を求めてしまうのが私の悪い所なんだと思います。
全力をしたくても、活動制限ばかりで判断のタイミングがわかりづらいですが…もう少し、ちゃんと練習に行きながら、判断したいと思います。ありがとうございます。