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退職日まで心を強く持つには?

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去年の12月から、社長とわたしの2人だけの会社で働いているのですが、 無謀で一方的な業務の押し付けや、乱暴な言葉遣いが多く、少し違和感や不愉快な感情を感じていました。

そんななか先日、「これは間違いなくモラハラだ」と思うような「クソ、手抜き、阿呆、貧乏人」など汚い言葉が羅列されたLINEのメッセージが届きました。おそらく何かでイライラして私に当たってしまったのだと思います。

流石にこれは、、と思い。夫にもLINEを見せると、「これは人として異常なことだし、私が傷つくような環境には居てほしくないから、すぐ退職をしたほうが良い。」と言われ、わたしもその通りだなと思いました。

その2日後には、「会社の規則通り2ヶ月後に辞めます」という内容で退職届を出しました。
しかしながら、いかんせん2人だけの会社なので「2ヶ月で抜けられると困る。2ヶ月では新しい人は見つからないだろう」 と言われ受理してもらえませんでした。

社長の言い分はよくわかります。 しかし、わたしは日々のストレスによって食欲が無かったり、夜布団に入ると涙が出てきたり、鬱っぽさや体調の悪さを感じており、心療内科の抗不安剤を飲みながら正直ギリギリな状態で仕事をしています。

だから、会社の規則である2ヶ月以上は仕事をしたくありません。(法律に則った、至極真っ当な言い分ですよね?)

でも、状況が状況なので、働くしかありません。

(ここまで辛い気持ちを殺して毎日仕事ができてしまっている自分が嫌いです。)

退職の日まで何とか健康で頑張るには、どういった心構えでいるのがよいでしょうか? アドバイスいただけると嬉しいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ブラックな企業に所属し続ける必要はありません

あなたは人が良すぎること、お人よしすぎることが問題です。
そのお人よしを悪用されて自分の身心を薬を飲むほどのレベルになるまで我慢し続けるべきではありません。
悪意、悪党、ブラックダーク気質な相手にあなたのその善意を悪用されたらそれはあなたも悪いのです。騙されちゃダメ、絶対。
即日、3日、5日、一週間後に辞めるぐらいでイイのではないでしょうか。
ブラック企業はブラック企業が悪いのです。
ブラック企業は誰がブラック企業にさせるのですか?
その会社の人間。社長。上層部。現場の人間です。
刺激物に触れ続ければあなた刺激によってこちらがダメージを受けるのは当然です。
ストレス、差別、非人道的な態度を理由に一日も早くやめた方がいいでしょう。
辞めることを反対されたらラインの内容を公開すると突っぱねる。
旦那も一緒に来てもらうなどしてすぐに離職された方がいいでしょう。
合わない職場は合わない。あなたが病んだら旦那も病む。だから人を闇・病み・ヤミに向かわせる人間の悪意はアウト。関わらない。関わらなくていい権利がある。単純な話です。
おかしな人間性はおかしな人間性だから、かかわるべきではないのです。単純な話です。導ける力がある人が導く。そうでないと悪意につぶされる。某国のようなトップが合う徳独裁者の国を見てください。周りも悪意に加担するから巨大悪となってしまうのです。一対一でも同じです。悪意に加担しちゃぁダメ。あなたのスキルは善玉菌企業で活用すればいいので、ブラック企業に加担してはだめです。

👉(引用)
「しかしながら、いかんせん2人だけの会社なので「2ヶ月で抜けられると困る。2ヶ月では新しい人は見つからないだろう」 と言われ受理してもらえませんでした。」
いえいえ。これも受理されないなら会社に行かなければいいだけの話です。
芸能界やAV業界のような事実上の悪徳人身売買的な契約じゃァないのですから、やめると決めたからにはあなたが「何としてもやめる」。行かない、そこに近づかない。単純な話です。
心病むほどになるならばそれは病ませる方が問題なのです。
弱者の心の弱さに付け込んでくる悪意に屈してはなりません。退職代行を使ってでもやめるべきでしょう。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

丹下覚元様

大変パワーのある、ご丁寧なアドバイスをいただき有難うございました。

おかげさまで本日、2週間後に退職する旨を記した退職届を会社に送りました。
また、裏切りだの何だのブーブー言われると思いますが、自分の気持ちに自信を持って突き進んでいければと思います。

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