職場の人間関係で悩んでいます
私は性格上、気を使いすぎてしまうところがあります。
本当は本音で、近い距離で人と話したいのですが、
相手を慮るあまりにいまひとつ踏み込めないでいます。
具体的に言いますと、職場には7,8歳年下の
いつも一緒にいる2人組の男性がいます。
彼らとの付き合いも1年ぐらいになります。
表面上は挨拶もしてくれるし、
話しかければ会話もしてくれるのですが、
どう考えても腹を割って喋ってくれている気がしません。
本当は嫌われているのかと思うと、
苦しくてストレスで潰れそうです。
一体どうしたらよいでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人に求める前に…。
きっと貴方はとても根が真面目なお方なのでしょう。
又、周りに対して様々な思いを巡らせ、相手を気にし過ぎ、気をつかい過ぎていらっしゃる様に感じます。
貴方の腹を割って話が出来ない=その人から嫌われているといった思考は恐らく、
人を気にし過ぎ、気をつかい過ぎる人特有の「被害妄想という名のロープ」で己の心を縛り付けていらっしゃるから、その様に思い悩むのでしょう…。
更に「要求という名の蜘蛛の巣」に己の心が引っ掛かっていらっしゃるから苦しいのでしょう…。
先ずは、その心に縛り付けたロープをほどき、蜘蛛の巣を取り除いて行く事が大切です。
貴方の人に対する「~かもしれない」「~だったらどうしよう」という妄想による不安、「もっと~したいのに」「もっと~してほしいのに」という求めてしてしまう気持ちを「~だったらいいなぁ」と
白黒ハッキリつけない大雑把な気持ちにチェンジする様心掛けて行けば、幾分か「楽」に人と接する事が出来るのではないでしょうか?
職場の男性お二人とは一年程の間柄…人間皆、他者に入り込まれても良い領域、そうでない領域を持っているものです。
又、相手との相性や、社交的な方、非社交的な方、個々の性質によっても違ってくるはずです。
しかも、貴方はお二人より歳上…彼ら自身、貴方に気をつかう事もあるでしょう。
つまり貴方の事が嫌いなのではなく、一年そこそこで、すぐに腹を割って話をする仲を築く事は比較的困難な事というだけの事です。
寧ろ関わりのある人全てと、腹を割って話をする必要はないと思います。
「本当」に腹を割って話が出来る人は1人か2人居れば充分なのではないでしょうか?
貴方にとってのその様な存在…誰が頭に思い浮かびますか…?
それは家族かも知れません。
友人かも知れません。
もしかすると
飼っているペットかも知れません。
人に求めてしまう前に今現在、腹を割って話が出来きる存在を大切にされて下さい。
もしそれでも貴方が腹を割って話が出来る人を求めるならば焦らずに、ゆっくりと人間関係を構築される事で自然と出来て行くものです。
人間関係という川の流れに身を任せましょう。
自分の心と行動は相手への不満や不安になる
女子プロレスラー&カウンセラー見習いの雫有希と申します。
大変苦しいですよね。
私も同じような経験をしたので気持ちがわかります。
腹を割って話してくれなさそうという不安も沢山あるかとは思いますが、それと同じくまたはそれ以上に「嫌われていたらどうしよう。」という不安で押し潰されそうになっている気がします。
なぜ不安に押し潰されそうになるのでしょうか?一緒に考えてみましょう(^^)
悩みって「過去の後悔」と「未来への不安」から作られます。
自営業S.S様は腹を割って話してくれなさそう、本当は嫌いなんじゃないか…つまり未来への不安ですね。
今ここに心はあるでしょうか?
起きるかどうか分からない事にとらわれてしまってるんですよね。
じゃあ何故とらわれてしまっているのでしょうか?
相手から言われたわけでもないのに不安で仕方ないのはそれはズバリ【自分】が自営業S.Sさんに教えてくれてるんだと思います。
私も反省の意味を兼ねて。
私だって、仏様ではないので万人と完璧な人間関係を作っているわけではありません。
だからと言って、毎回完璧な人間関係を作れてない人に面と向かって物申したりするわけではなく「表面的には挨拶をされたら返す」し、「話かけたら会話もする」んです。嫌いな人にも。
でも、自分の立場に置き換えたら、本当はあの人私を嫌っていたりしないかな…と不安になってしまう。
何で怖いの?
自分が人を嫌うから、仲良くしといて腹のなかでは嫌ってるからその負の感情を自分がよく知ってるんです。
☆人間誰しも持っている感情である
☆自分自身がやってるからこそ怖さが増してきてしまうこと
を頭に入れてみたらいかがでしょうか?
そしてそれは悪いことばかりじゃない。
嫌いだって思った瞬間喧嘩しあっていたら大変危険です。それこそ「おいお前ー」とマイクで相手にもの申して毎日プロレス状態ですよ!
いい面もありますよ。
どうか今の自分の心を見つめてください。
そのとき人は人に優しくなれると思います。
ちなみに距離感がまだまだ掴めなかった大好きなプロレスラーの先輩にある機会を設けて本当の自分の思いを手紙に書いたら、後日先輩にコスチュームのお下がりをいただきました。
これからずっと続く関係になれたと思います。
機会を設けて気持ちを表すのもいいですよ!
大丈夫、きっとうまく行きます。
大切なことは、相手に対して誠意をもって接すること。
亀山純史と申します。
あなたが相手に対して気を遣いすぎるならば、当然、相手もあなたに気を遣うのではありませんか。そうであれば、そこに本音で言える環境は生じないと思います。つまり、腹を割って喋ってくれないのは、相手があなたを嫌っているからではなく、環境がそうさせている、ということです。
でも、それはそれでいいではありませんか。
本音で言い合えることが必ずしも人を幸せにするとは限りません。それは、私たちは常に自己中心的なものの見方をする存在だからです。「隣の芝生は青い(The grass is always greener on the other side of the fence.の訳語)」という言葉があります。人のものは良く見えるということは、裏返せば、自分のものは相手のものよりももっといいものでありたい、という気持ちがあるということでしょう。ですから、もしも、会話の100%を本音で言っていたら、私たちは不幸になるだけ、と言っても過言ではないでしょう。
相手とのコミュニケーションにおいて大切なことは、本音で言えるかどうかよりも、相手に対して誠意をもって接すること、それに尽きるのではないでしょうか。
以上が私からの回答です。少しでも参考になれば幸いです。
自己開示ばかりが本音じゃない。
こんにちは。
質問文拝見しました。
仕事に就く理由は人それぞれですが、
離職の理由が人間関係であることが多いです。
S.S様と似た不安をお持ちの方、少なくないです。
ですが、そんな環境の中、自営で体張って長い間お仕事されていたんですね。
S.S様の職場って、どんなスタイルでしょうか。
個人個人がアピールと競争をすることで会社の成果をあげるスタイル。
この場合だと本音や自己開示が、自分の居場所を脅かす存在になりガードがキツくなりますね。
あるいは
個人の至らないところを互いに補い合いチームとしての成果をあげる。
この場合は個人の好き嫌いを判断の物差しにするんじゃなくて、
互いの大事にしているものを伝えあい分かち合うことで、チームを育てていく形になりますね。
それで、ご質問の「どうしたらよいでしょうか。」
以下のこと参考になるならご活用ください。
相手を慮るスタンスは大切にしてください。
「2人組」でなく「一人一人」と大事にしていることを共有したいと思ってください。
本音をネガティブなものと決めつけない。ひとつだと決めつけない。
嫌われるか、嫌われないかを拠り所としない。
好き嫌いや思い通りになる・ならないの世界は迷いやすいので
違う世界の価値観もたまには覗いていただけると、振り回されなくて済みます。
空気の本音、光の本音。木の本音。わかりますか。
僕は分からないです。
でも分からなくても、僕の好き嫌い関係なく、
空気は満たされ、光は注ぎ。花は咲く。
自然の本音は分からんけど、自然を仲立ちとして
職場の園児の本音。近所のおばちゃんの本音は聞けます。
「桜きれいだね」「そうだね」「春だね」「そうだね」
知らん、関係ないでなく、
会話のキャッチボールをしていいよという本音のサイン。
別に自己開示しなくても、同じ景色を見て、会話が成り立ちます。
何気ない毎日の挨拶に、例えば
「私のことをどう思ってるかは分からんけど、
昨日まで一緒に仕事できてよかったよ。
今日もよろしくという思いを添える」
そこからでいかがでしょうか。
本音はいつもネガティブな面を持つと仕立てなくてもよろしいかと考えます。
悩みやストレス。
潰す潰されるの関係でなく、味方作りのタネに。
なまんだぶつ。