過去についた嘘の罪悪感に苦しみ続ける
私は過去についた嘘の罪悪感に悩み苦しみ、今も思い出しては死にたくなるほど悩みます。(そもそも嘘をついてしまった自分が撒いた種なのは分かっていますが。)
その嘘をついてしまったのは新卒で採用された会社に入社した時の頃です。
入社前に知り合った同期と入社時に懇親会をする企画をし、私もそこに携わりました。当日は入社式後に準備をする予定でしたが、別のグループの同期に懇親会まで一緒に時間をつぶすことを提案され私は準備をしなければいけない立場なのにそのまま準備をさぼって、その別のグループの同期とお茶をして過ごしました。
そして、懇親会は無事終わり、私は終わった後に「準備をすることをすっかり忘れていた」という趣旨の内容の嘘を懇親会の幹事のグループに連絡してしまったのです。
みんな嘘だとわかっていたと思います。
なんで、こんなダサい嘘と行動をとってしまったのか、本当に恥ずかしいです。
同期たちに申し訳ないです。
もう8年前くらいになるので今更謝ったところで相手は「?」となると思います。
今更謝る行為もただ、私がスッキリしたいだけな気がして謝ることはしなくていい、このままこの悩みを持ち続けて、もう2度と同じようなことをしないようにしようと思っています。
それでも、8年経った今でもほぼ毎日悩み苦しむことが辛いと思ってしまいます。
自分のついた嘘なのだから苦しむのは自業自得だと思います。ただ、心の持ちようでもう少し生きやすくならないかと初めて質問させていただきました。
拙い文章で申し訳ありません。
お返事いただけますと嬉しいです。
宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
苦しみを作っているのは自分自身です。ゆえに・・・
さこさんのお悩みお察し申し上げます。
一度ついてしまった噓は、覆水盆に返らずの諺通り、元には戻りません。そして、いつまでも自分の心の中でくすぶっています。
さて、どうしましょうか。
もう、充分に反省をしておられることは分かります。そして今さら謝っても、それ何?となり、意味がないこともご理解されています。
最終的には、自分自身でクリアしなくてはならない課題ですね。
まずは、こうして心のモヤモヤを吐き出されたことで一歩進みました。今日までどうしようかと悩んでおられたでしょうね。又、誰かに話をしたとしても気にすることないと一蹴されてしまうと思います。それでは意味がありません。
自分でどこかでけじめをつけて終わりにする、その方法があればと思います。
私のお寺では、こういう場合は懺悔文を一緒に読んで納得できた時点で解決をしていきますが、ここではそういう訳にはいきませんので、まずはご自身で、この件は忘れてください。
罪悪感は自分で作りあげているものですから、自分で消滅していくしかないのです。又、自分を責めても仕方ありません。二度とそのようなことがないようにと誓うことです。何度も繰り返し思い出すかもしれませんが、その都度、マイナスな思いは否定してください。最後は自分自身です。