懺悔文の読経の仕方を教えてください
私は過去に良いこともしましたが、悪いこともたくさんしました。例えば、人を傷つける言動をしたり、自分の思い出・過去を偽ったり…
今でもそのようなことをした報復が返ってくるのではないかととても恐怖を感じたり、「こんな自分が人から好かれて、家族や恋人に愛されて良いのか」と罪悪感を抱えて日々生きております。
このような気持ちに耐えきれず、先日はじめて私はこのサイトでつぶやきました。そして、私のつぶやきに対して「懺悔文を読みましょう」とアドバイスをくださったお坊さんがいました。
試しに懺悔文などを読経してみたら、なぜかとても心が落ち着きました。
心は落ち着かせることができましたが、罪を悔い改めるためどのような気持ち・心構えで懺悔文を読経すれば良いか、どなたか教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝読させて頂きました。
あなたがご自分のなさったことを心から見直して反省なさり、懺悔したいお気持ちとても尊いと思います。
私は毎朝6時に本堂でお勤めします。その最初のところで「懺悔偈」をおとなえします。その際には仏様や観音様・勢至菩薩・あまたの先祖様等諸精霊位や神様にも心を込めて手を合わせ向き合います。
そして昨日そして過去に自分が思ったことや言ったことや行ったことをゆっくりと振り返りながら…例えば「昨日あの人にあんなこと言ってしまって悪かったなぁ…そういえば過去あんな悪いことしてしまっていろんな人に迷惑かけてしまったなぁ…、あんなひどいことを考えてしまった」等々思い返してその全てを神仏やあまたの霊位にありのまま素直に告白して誠心誠意懺悔します。そして誠心誠意心から謝ります。そしてそのような悪い考えや悪い言葉や態度や悪い行いをしないようにと神仏や諸精霊位にお誓いします。
それは毎日です。
「懺悔偈」(さんげげ)は
我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)
皆由無始貪瞋痴(かいゆむしとんじんち)
従身語意之所生(じゅうしんごいししょしょう)
一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)です。
意味は
私がはるか昔より作ってきた悪いおこないは
遠い過去から離れない貪(むさぼり)瞋(いかり)痴(おろかさ)によるものです
身体と口と心から出たものです
それら一切の罪を今ここに懺悔します、です。
一言ひとことゆっくりと心を込めて神仏や諸精霊位に向かっておとなえ致します。
どうかあなたも心を込めて神仏やあなたのご先祖様方に手を合わせておとまえなさって下さいね。そしてあなたの思いをありのまま心からお伝えなさって下さいね。
お返事ありがとうございます。できる時に心を込めてゆっくりおとなえなさりながら神仏やご先祖様に向き合ってみて下さいね。必ず神仏やご先祖様はあなたの思いを受け止めて下さいますからね。
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azumaさん返信ありがとうございます。朝早い時間のお勤めを毎日されていること、とてもすごいなと感じました。毎日同じことを継続するのが苦手な私ですが、今の懺悔の気持ちを忘れずに勤めていこうと思います。
ご丁寧に返信してくださりありがとうございました。